![]() |
![]() |
![]() |
久し振りに小さな花の撮影練習と,見つけたノミノツヅリを写し,出来栄えをチェックしていると,腺毛を見つけた。
そんなのあったかなと以前の写真を見たが,毛はあっても,明らかな繊毛は見つからなかった。
ネットで仲間を調べると,
>茎、葉、萼など全体に腺毛があるものを、変種としてネバリノミノツ
>ヅリという。最近道路の路面間隙雑草として分布を広げているよう
>で、帰化植物ではないかと疑われている。花期は3〜6月
とあった。
ノミノツヅリの日記にて,ノミノツヅリは,
>変異はあるもののこの種がヨーロッパからアジア、日本まで同一種で
>あること、アメリカ、アフリカなどへはおそらく古い時代にヨーロッ
>パから入ったのであろう・・・
との引用を掲載したが,今回のネバリノミノツヅリも,「帰化植物ではないかと疑われている。」とある。
この手の小さな植物は,出所・侵入等の経緯


※2010年12月09日の「ノミノツヅリ」の日記
https://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-15420
当日記では,今回,「ネバリ」とそうでないものを分けて掲載したが,
>腺毛のないものとあるものが混生することもあり、近年、在来種と帰
>化したものとが混生するのではないかともされている。ただし、ノミ
>ノツヅリは世界に広く分布し、外国でも腺毛のあるものとないものが
>あり、腺毛では変種に分けないのが一般的である。北アメリカやオー
>ストラリアにも帰化している。
との意見も!
さらに,
>最近、愛知県で見られるものはノミノツヅリではなく、いつの間にか
>毛が多いものに変わってきているという話があります。 普通、ネバリ
>ノミノツヅリはネバリの名が示すように、毛は腺毛で粘り気がありま
>すが、今見られるものは粘り気がありません。 これは愛知県だけのこ
>とではないようですが、どのくらいの範囲でこのような状態なのかは
>わかりません。 この粘らない毛のあるものは外来種の可能性も指摘さ
>れており(田中,2001)、 そうだとすると知らず知らずのうちに在
>来種から外来種にいつの間にか入れかわっているということになりま
>す。 この他、ネバリノミノツヅリの粘り気のないタイプの在来種の可
>能性もあるため、研究が進展するのを待っているところです。 とりあ
>えず、今回は粘り気のないタイプのネバリノミノツヅリとして紹介し
>ておきます。
ネバリか否か,粘り強い研究の成果に期待である。
名の由来は,
>綴りというのは粗末な衣服のこと。茎の上の方で向かい合っている葉
>は、 小さいのでノミの衣服に丁度良い。ということで付いた。
そして,
>腺毛があ り、触るとねばねばしているのを「ネバリノミノツヅリ」と
>言います。
とあったが,今回見つけたものは「粘り気のないタイプのネバリノミノツヅリ」であった。
粘るネバリ種についても,粘り強い探査が必要か・・・
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する