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秋に咲くナワシログミは何度かお目にかかっていたが,春先にグミ?
じっくり見るが,やはりグミ。もしやアキグミ?
散歩道では,初めての対面であった。
このグミは,
>根に共生菌類を持ち、空中窒素を固定する能力があるので、貧栄養な
>荒れ地でも生育できる。この能力に注目され、法面などの緑化に使わ
>れることもある。
と,有益な植物。更に調べると,
>中国地方ではアキグミをアサドリと言い、初夏に新葉を摘んでアサド
>リ茶にするという。民間薬にも利用したり、材を道具の柄やいろりの
>自在鉤に利用してきたのもこの樹が人里の近くに多かったからであろ
>う。
とあったので,薬効について調べてみると,
「薬草・耳寄り養生術 - アキグミ」なるサイトを見つけた。
http://www.isyokudougen.com/m_akigumi.html
生薬名については,
>★薬効★咳、下痢。生薬名は「牛ダイ子(ぎゅうだいし)」。赤く熟した
>果実を日干しで乾燥させたもの。
なお,
>市場で和山茱萸(わさんしゅゆ)というものを見かけることがありま
>すが、これはアキグミなどの果実を乾燥したもので山茱萸(さんしゅ
>ゆ)の偽物ですから注意が必要です。
と,サンシュユ似の実が転用されることもあるようである。
名の由来は,
>秋に熟す、グミから、秋茱萸(あきぐみ)と名がついたという
>グミ(茱萸)の名の由来は「和訓栞(わくんのしおり/1777〜
>1887)には、江戸時代初期「藻塩草(もしおぐさ)」には果実の良く
>熟したものを茱萸(ぐみ)と呼ぶと書いてある。と説明している
>また、茱萸(グミ・シュユ)とは、ミカン科の呉茱萸(ゴシュユ)を
>意味するという、サンシュユ(山茱萸)も果実は赤熟しアキグミに似
>る
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