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以前,近くの建物脇に堂々と生えていたが,あまりの大型のためか,何年もの波状の草刈りに晒され,遂に姿を消した。もう,二十数年前のことである。
その後,復活を見ることも無く,もうこの界隈で見ることは無いと思っていたところ,かなり離れた散歩道で,この植物の小群落に出会うことが出来た。
クララについての多くの掲載も,やはりその名のユニークさから始まっていが,この名の命名者についての考察掲載が見つかった。
>最初に名前を聞いた時に「名前からすると外来種みたいだけどれっき
>とした在来種だよ」 と言われたが、普通ならクラクサとかクラクラグ
>サになるだろうに、クララとしたのはかなりしゃれっ気のある命名者
>と思う。
同感である。ついでに,名の由来に触れる。
>根汁をなめると頭がくらくらするほど苦いので眩草(くららぐさ)が
>クララになったとする説が有力で、牧野富太郎博士の説である。別名
>をクサエンジュと呼ばれ、槐(エンジュ)の木に似ている事から来て
>いる。
名の由来となった、根汁については,
>漢方では根を苦参(くじん)といい健胃、解熱、 駆虫剤に用いたので
>多くの古い書物にもその名があるという。
とあったが,
>この苦味の原因はこの植物に含まれるマトリン等のアルカロイド系の
>有毒物質で、これにより害虫の呼吸神経や運動神経を麻痺させたり、
>あるいは鎮痛剤として用いられてきたと考えられるが、毒性が強く、
>素人療法は危険である。
と,結構危険な植物のようである。
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