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小さなイチイの木に,もう実が。と思って近づいてみると,木の雰囲気にチョッと違和感を覚えました。
調べてみると,
>キャラボクはイチイの変種であり、両者はよく似ているが葉の付き方
>や樹形が違うため見分けられる。
とあり,
>キャラボクの葉が四方八方へ螺旋状に発生するのに対し、イチイは二
>列に水平に並ぶ。
とありましたが,イチイは,
>ただし枝先にある葉は螺旋状になる。
とあり,小さい木になるとなかなか難しいもののようです。よって,推定キャラボク。
もっとも,大きくなると,
>キャラボクは放置すると樹形がクネクネと乱れるが、イチイはスッキ
>リと端正な姿を保つ。
により,もっと区別が易しくなりそうです。
この赤い実については,
>キャラボクは雌雄異株であ、果実は赤く熟し、果肉(仮種皮)は食べ
>られるが種子は有毒。
とあり,仮種皮?
ありました「仮種皮」
>種子の表面をおおっている付属物。種衣(しゅい)とも呼ばれる。花
>の珠柄(しゅへい)または胎座(たいざ)が発達して種子の外側を覆
>い種皮のようにみえる構造。一般的な植物の果肉は子房壁に由来する
>果皮が多肉化して形成されるが、仮種皮を果肉として発達させる果実
>も存在する。
上記に「仮種皮を果肉として発達させる果実」とある一方,
>裸子植物であるから果実はない。果肉のような朱色の部分は,肥大化
>した仮種皮である。中はねっとりとして甘みがあるが,種子は有毒で
>ある。
と果実を否定。
表現も見分け方同様,なかなか難しいようですね。
名の由来は,
>材に微かな香りがあり、それがインドの香木「伽羅」に似ていること
>からキャラボクと名付けられた。
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