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別名:ノダフジ(野田藤)
見事な花の房は,遠くからも目に付く。林の縁にあり,長年なんとなくヤマフジだろうと決め付けていて,確認を怠っていた。掲載を期に蔓の巻き方(右の写真:右巻)を調べ,ノダフジと判った。花や風体で判断できない同定力のなさに

>ノダフジは、約600年前(南北朝時代)からその美しさで知られ、「吉野の桜」「高雄の紅葉」
>とともに三大名所と言われ、野田の藤見物が盛んでした。
とのことである。その後,
>江戸時代には、野田村の「藤之宮」と呼ばれた春日社(玉川2丁目)周辺が、藤の名所であったことは
>「摂津名所図会」に「野田藤春日の林中にあり、昔より紫藤名高くして」と紹介されています。
>また、足利義詮将軍、豊臣秀吉らがフジ見物におとずれたことが記録されています。
そして
>ノダフジ(野田藤)の名は、この種が植物学者の牧野富太郎により命名されるきっかけとなった、
>フジの名所であった大阪市福島区野田にちなんでいる。(同区玉川の春日神社には、
>野田の藤跡碑が建立されている)
と,現代に続く。
野田の藤。歴史もあり興味をそそられる。今だお目にかかったとが無いので,折を見て見に行かねばなるまい。と思い調べてみると
>住宅地の一角に春日神社という小さなお宮さんが鎮座しており、ここが「ノダフジ」
>の発祥の地であるとのことだが、現在では境内に小さな藤棚があるのみで、残念ながら
>かっての面影を伝えるものは無い。
とあった。残念である。
フジの名の由来は
1 中国のシナフジを紫藤(ふじ)というところからきていますが、藤は「つる」の意味があって、植物のつるになる性質から由来したものです。
2 花が風に散る姿の「風散(ふぢ)」に由来するとも「吹き散る」という意味に由来するともいわれる。
などがあった。
>民間では種子を緩下剤などに用いられていました。
ともあった。花はメンタルケア,実は薬効。他の植物を締め付けて枯らすこともあるが,有用な植物でもあるようだ。
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