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別名:ドクダメ(毒溜め)
ギョセイソウ(魚腥草)
ギョリンソウ(魚鱗草)
ジゴクソバ(地獄蕎麦)
ジュウヤク(十薬・重薬)
この時期,日陰の中に白いものが目立ってきたので,やはりと思った。
我家の庭にも,少し出没している。段々増えてきていたので,先日,根を掘り起こし駆除したが,そのうちにまたじわじわと出没してくる一寸厄介ものである。
掲載にあたり,漢字を見てビックリした。「蕺」???
>蕺草とは、なんと難しい漢字を書くものかな。・・・
>毒痛みとか毒溜めとか、その程度だろうと軽く見ていたところ、広辞苑でこの漢字以外の表記がない。
>つまり、他のものは当て字だろう、と思われる・・・
とあった。何と発音するのかとしらべてみたら,蜻蛉日記なるものが現われた。その解説の中
>道綱母の悲しみをひとまず静めたしふきという野菜は何だったのでしょうか。
>しふきは漢字では蕺と書きますが・・・
>この字はしぶきとも発音します。蕺はドクダミの古名ともギシギシの古名ともいわれます。
>けれど、ドクダミの葉は悪臭があってすぐには食べられません。・・・
>ですから、この道綱母が石山寺で食べたのはギシギシだったでしょう。
とあり,漢語別名には
>蕺(シュウ,ji)
ともあった。
名の由来は,
1 「毒」を「矯め(ため。収める、の意味)」る、即ち、毒を止める効能があるところからの命名。
2 独特の臭いがあり、何か毒でも入ってるのではないか?ということからドクダメ(毒溜め)がドクダミへと変化してこの名がついたと言われている。
などがあったが,上記「しぶき」を含めての由来を考察したサイトがあったので,紹介する。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/torituyakuyou/tagyou/dokudami.html
別名の「ギョセイソウ」及び「ギョリンソウ」については,中国名とあったが,由来は見つからない。ただ,
>魚腥草という名だと生臭いイメージがつきまといますが、独特の匂いのせいですね。
とあり,匂いが候補に挙げられていた。
「ジゴクソバ」については,
>浅い土の下で地下茎が盛り蕎麦状に張られているからだそうです。
とあったが,凄い名前を付けられたものだ。なお,同名の蕎麦メニューを出している店が見つかった。蕎麦好きの身としては,そのうち,極めねばならない。
最後の「ジュウヤク」については
>様々な薬効があり,民間薬として腫れ物,皮膚病などに利用され,漢方で「十薬」と呼ばれる。
とあった。なお,
>江戸時代に貝原益軒(かいばらえきけん)著の「大和本草」の中に「十種の薬の能ありて十薬となす」と記されています。
とあり,さらに
>十種だけではなく、もっと多くの効能をもている。
と付記書きされている。
この効能,「どくだみ」と「効能」あたりで検索をすると山のような結果が出る。それだけ,有用な植物であるので,興味のある方は,検索されたい。
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