ヒゲコスミレ

2011年12月09日 23:36折々の花 2011全体に公開

髭小菫：スミレ科スミレ属

　この季節にスミレ？
　近づくとヤハリスミレである。

　柱頭が平たいので，タチツボスミレでは無いとは分かったが，ハテ何？

　検索してみると，この時期では無い３～５月に咲くコスミレに近い。
　花弁にヒゲが見える（写真左）ので，ヒゲコスミレと推定したが，間違いとお気づきの方があったら，お教しえ願いたい。

　調べた中には
>やはり同定には難儀だった。同じ品種でも、場所や、株、環境の違いで是だ
>け差が有るという事も勉強にはなった。ついつい、一種類の特徴だけで同定
>をしようとして行き詰ることを反省もする。
>しかし、少し窪みの有る物、ギザギザの物、余計に判らなく成ってしまう。
>苞葉だろうと思うが全く図鑑には記載が無いのも参った。細い針形の苞葉で、
>是はどれも共通していた。
>結局は、柱頭の形で同定に至った。春の草本との比較が楽しみ。
　とあり，同じく柱頭が決め手であった。

　その外の記載にも
>　花の色、形態に変化が多い。
　は多く見受けられ，中にはお尋ね写真について
>近くにスミレに詳しい人がいるので，勝手にお尋ねしてみました。
>「…葉と花からコスミレです。葉と花は非常に変化が広く、身近なすみれの
>割には同定の難しい種です…」ということです。何でも正確な同定は難しい
>ものですね。
　との回答を寄せているものもあり，この種の同定の難しさを痛感する。
　そして，
>地域によってかなり変異が多く同定に悩むことがある。特に西日本での変異
>が大きい。
　とあった。東日本であったことに感謝

　名の由来は
>スミレと比べてあまり草丈が伸びないところからつけられたコスミレ
　とあり
>だが、小型とは限らない。葉はやや丸みのある長三角形～長卵形で、長さは
>２～６cm。表面は粉をふいたように白く濁った緑色。花は直径１．５～２㎝
>で、淡紫色のものが多い。
>葉の形や花の色に変化が多く、同定が難しいスミレの一つ。　
　やはり，同定難で結ばれている。

>出ましたヒゲコスミレ！
>この他にも咲き始めたばかりのスミレ（地上茎のないタイプ）とたくさん出会いました
　と３月のブログに掲げられていた。
　今は12月であるから，最速開花か・・・？
　それとも，最遅開花？
　同定以上に難問である。