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もう,実も無くなっているだろうと思って上を見上げるとポツポツとプラタナスの実が見え,もしや?と足元を探すと・・・ありました

いざ掲載と思い調べると
>プラタナスと呼ばれる木は,スズカケノキ(鈴懸の木),アメリカスズカケ
>ノキ(亜米利加鈴懸の木),モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)の三
>種類くらいあるようです。



しかたなく特徴を調べていくと
>モミジバスズカケノキの樹皮は、成木のうちはうろこ状によくはがれ、緑と
>白と茶色のまだら模様になるが、年数がたったものはうろこ状ではなくひび
>割れ状で茶色が主となる。モミジバスズカケノキの葉は、15センチ〜25
>センチ、分裂、互生、鋸歯で、3〜5つに裂けた大きな葉である。
樹皮はうろこで,枯れ葉の特徴が一致。
さらに
>日本でも最も多く街路樹などに植えられることのある,モミジバスズカケノ
>キ(カエデバスズカケノキ;楓葉鈴懸の木)のようです。スズカケノキとア
>メリカスズカケノキの雑種で,集合果が果軸に 2,3 個(まれに 1 個か 4
>個)つくので見分けることができます。
天空に残っている実の多くは2個セット

写真のものには,もう一個の実への柄でしょうか,枝のようなものがチョット付いています。
よって,推定モミジバスズカケノキとしました。
なお,お仲間の実の数は
>アメリカスズカケノキは果軸に 1 個ずつつきます。また,スズカケノキは果
>軸に 3 〜 5 個つきますが,日本には少ないそうです。
とありました。
このスズカケノキ属は美しい並木とされているようです。
>スズカケノキはきわめて古くからヨーロッパ各地で植栽されていた。現在、
>世界中の温帯・暖帯で街路樹、庭園樹に広く用いられている。美しい並木は
>パリを初め、ヨーロッパの都市に多い。スズカケノキ属は世界で最も広く、
>多く植栽されている街路樹と思われる。
そういえば,パリに美しいスズカケノキの巨木並木があったのを思い出しました。
日本での植栽割合も
>スズカケ属が最も多く(多くはモミジバスズカケ)、イチョウが小差でこれ
>につづき、ともに20%、三番目はシダレヤナギの10%で、以上の3樹種で街
>路樹全体の50%を占める。
日本の風景にも,欠かせない存在となっているようですね。もっとも寂しいかな
>スズカケノキは生長が早い。街路樹として植栽された場合には毎年幹だけに
>刈り込まれるので、幹の上部がコブコブになったものがよく見られたもので
>ある。生長が早すぎるためか、あるいは枝が横に張る傾向があるためか、近
>年は植栽されることが少なくなった。
やがて,首位を明け渡す運命なのでしょうか?

名の由来は
1 スズカケノキという名前は、丸い球状の果実が鈴のようにぶら下がっているところからきています。
2 スズカケノキの「スズカケ(篠懸)」とは、山伏が篠(しの)で傷つかぬように着る麻の衣のことである。篠(しの)とは、尖った細い竹などの総称である。「篠懸」には胸に鈴玉のような房がついていて、それに似た果実をつけることから、この名前がついた。
で,第2説が説得力有りですね

なお,
>漢字としては篠懸よりも「鈴懸」が一般的。
と当てる字は,変化しつつあるようですよ

名前の由来、そういうことだったんですね。
長野市に「すずかけ」というおもちゃ屋さんがあって、
病院に行った時などそこに連れて行ってもらうのが
楽しみでした。
お店の名前はその街路樹が「すずかけ」の木だからと
教えてもらったので
小学生ながら「すずかけ」の木を覚えました。
sakusakuさん 今晩は
街路樹に多いなとは思っていましたが,世界デビューについては,今回調べて初めて知りました。
でも,信州の場合,山も多く,山伏も沢山いたのでしょうから
>山伏が篠(しの)で傷つかぬように着る麻の衣のこと
>である。
宜しく,意外と山伏さん直営店が由来?
なんてことはないでしょうね
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