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別名:リュウキュウハゼ(琉球櫨)
この種の実は,皆同じに見えるので,特定するのがとても大変でした


最終的な決め手は,実にあらず樹皮

念のため撮っておいたんですよ


でも,これが返って難解のもと?
イヤ,無かったら特定不能ですから,正解だったんですかね?

実が似ているものは幾つかみつかりまあしたが,樹皮が同じものは全然ない

調べること暫しで,次のページを見つけました。
「大阪自然ホーム:ハゼノキ」
http://www.geocities.jp/conservation7area/hazenoki/hazenoki.htm
樹皮は,樹齢(幹の太さ?)と共に変化

これが原因でした。やっと,一致の一枚の写真を見つけ,ハゼノキとしました

この木は非常に有用なようで,
>日本への渡来は安土桃山時代末の1591年(天正19年)に筑前の貿易商人 神屋
>宗湛や島井宗室らによって中国南部から種子が輸入され、当時需要が高まり
>つつあったろうそくの蝋を採取する目的で栽培された
と一次導入後
>江戸時代中期に入って中国〜沖縄を経由して、薩摩でも栽培が本格的に広ま
>った。薩摩藩は後に1867年(慶応3年)年のパリ万国博覧会にはこのハゼノキ
>から採った木蝋(もくろう)を出品している。
と二次導入。なかなかの人気です。
この実は,
>中果皮は粗い繊維質で、その間に高融点の脂肪を含んだ顆粒が充満してい
>る。冬になると、カラスやキツツキなどの鳥類が高カロリーの餌として好ん
>で摂取し、種子散布に寄与する。
とあり,その結果と思われる記載が
>ハゼノキは元々あったものか植栽されたものが野生化したものか不明です
>が、鎌倉では野山にも、寺社の境内にも、住宅地にも普通に生えています。
>晩秋でも紅葉する木が少ない鎌倉ですが、ハゼノキの赤は目立ちます。
とありました。今では,秋には欠かせない景色をなしているようですね。
名前の由来は
>古語「ハジ」のなまったものとされています。
や
>ハゼは古語ハジの転訛。別名のリュウキュウハゼは昔琉球から伝来したこと
>から。
がありましたが,
>白井光太郎著「樹木和名考」(1932)に「我邦古代にありては・・・
と続く説明が次ぎのサイトにありました。
http://www.mis.ne.jp/~matsui-1/hazenoki/hazenoki.html
このサイト,ハゼノキの四方山話満載です

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