写真の準備に約1年かかってしまった。
と言うのも,昨年写した写真はピンボケが多く,掲載を諦めたからである。今日掲載の左側がその一枚で,残り2枚が取り直し分。やっと古い未処理データのフォルダーを削除することができた。
この植物もスミレ同様,春に同定し易いものの一つである。
>ヨーロッパ原産の多年生草本であり、ヨーロッパ・シベリアの原産。明治時
>代に牧草として導入された。路傍や草地に生育している。株になって生育
>し、春になると特徴ある花穂を形成するのでその存在がわかるが、春以外で
>は確認は難しい。
とあるが,花穂よりも際立った特徴がある。
>標本にすると甘い、よい香りがする。花の咲いていない時期では、この香り
>が唯一の同定ポイントといっても良い。
念の為に採り置くと,甘い香が漂い心地よい。
この香については
>葉を触ったり、乾燥させたりすると桜餅のような匂い(クマリン臭)がします。
そして「クマリン」は,
>マメ科、セリ科などの植物に含まれる芳香族化合物。干し草や塩漬けの桜の
>葉の香りの本体で、香料原料に用いられる。
とあり,分子式C9H6O2の香料の原料である。道理で良い香のはずである。
名の由来は
>春茅の意味で、これはVernal grass という呼び名にもとずいている。
とあった。由来が英語とは,流石である。
そこで,英和辞書の力を借り,Vernalは「春の(ような); 春に起こる,春咲きの」。そして,grassは「イネ科に属する草」と分かる。
直訳 であろうか?
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