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別名:レンギョウウツギ(連翹空木:枝の中が空洞なことと、「トモエソウ」との区別をするために、呼称した。)
古名:イタチグサ(鼬草:奈良時代に書かれた「和名抄(わみょうしょう)によると「イタチグサ」の名前で生薬として売られていた。)
春の庭園や生垣でいち早く咲くこの花は,良く目立ちますね。
そして,短い期間に散ってしまいます。桜などもそうですが,春の花の宿命なのでしょうか?
他の花を掲載している間に,写した生垣のものは,殆ど緑になってしまいました。
色々な品種があるようです。
>ふつうの「連翹」と、「支那連翹(しなれんぎょう)」、「朝鮮連翹(ちょ
>うせんれんぎょう)」の3種類がよく知られている。
>(見分け方は難しそうです)。
>「連翹」 → 丸っこい花びら。
>「支那連翹」 → 細長い花びら。
>「朝鮮連翹」 → 細長い花びら。枝が湾曲する。
や
>レンギョウ:芽の出る部分以外は中空。枝葉は弓なりに長く延びて下垂。花
>が咲いた後に葉が開く。花色は仲間の中では最も黄金色。花弁は卵型。母種
>は「シナレンギョウ」
>チョウセンレンギョウ:シナレンギョウの変種。レンギョウに比べて、花が
>少し大きく細長い。
>シナレンギョウ:花が下向き。枝が上に直立。
>ヤマトレンギョウ:一部の石灰岩地に自生している。花期が遅い。「ショウ
>ドシマレンギョウ」も日本原産種。
>園芸では枝の特性から「シダレレンギョウ(ツルレンギョウ)」・「キダチ
>レンギョウ」と呼ばれることもある。
はたして,掲載したものは何か?
「連翹」のネットの写真を見ると,かなり短い花びらなので除外。
「支那




しかし,小さいながらも曲がった枝が見受けられ,推定「朝鮮連翹」としました。
もっとも,「ヤマトレンギョウ」以外は,「母種は「シナレンギョウ」」や「シナレンギョウの変種」とシナレンギョウが元のようですから当たらずとも遠からず


和名の「レンギョウ(連翹)」については
>「翹」が鳥の尾羽を意味し、花序の様子から小鳥たちの黄色い尾羽を連想
>し、それが連なるという意味の「連」からだそうです。
と,さらに漢名について
>音読みで「いならぶ花に翹出(ぎょうしゅつ)する」という意だそうで、連
>翹が飛びぬけて美しいから付けられたとされます。
と次ぎのサイトにありました。
http://www.teych.com/3ghana-22.html
一方
>「連翹」の「連」は枝に実が並んで付いていることを表し、「翹」はキジが
>尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した字で、ここでは茎が高く直立してい
>ることを表している。
とあり,微妙な違いですね

名前の由来は
>漢名の「連翹」を音読みしたものである。
とあり,次に続いていました。
>しかし、連翹は誤用である。中国で連翹と言えば、「トモエソウ」もしくは
>「オトギリソウ」のことであり、日本の連翹のことは「黄寿丹」というらし
>い。どちらの実も薬草として売られており、日本で売られる時に間違って
>「連翹」として売ったため、いつの間にか「連翹」として認識されてしまっ
>た。「連」は連なる。「翹」は、鳥の尾の長く突っ立った毛。
前記の「微妙な違い」は,この文末にもありますね

古名の「イタチグサ」や,上記薬効が書かれていたので調べてみると
>成熟した果実を蒸して乾燥させる。解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤として
>利用される。
とありました


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