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毎年実はめにするのだが,目立たぬ花については覚えがない。
>春〜初夏に4枚の花びらを持つ緑白色の小さな花を咲かせますが、果実ほど
>も目立ちません。秋に淡い紅色に熟した果実が4つに裂け、中から赤いタネ
>が現れます。枝にぶら下がるように実った鈴なりの果実は非常に可愛らし
>く、秋〜晩秋にかけての鑑賞価値は高い。また、同じ時期に色づく葉も美し
>いです。
と,誰しも同じであった。
実を見付け,場所と木は目星がが付いているが,花となると,やはり通い続けることが必要であった。
その甲斐あってか,なんとかファイル(カメラ

ところが,
>雌雄異株(しゆういしゅ)で果実は雌株にしか成りませんが、一本でも結実し
>一般に出回っているものもほとんど雌株のようです。
とあった。
実がなるところで写したので,当然雌花

雌花もあるはずである。
結果,再探査


名の由来は
>漢字で「真弓」と書き、この木が昔、弓を作るのに用いられたところに由来
>します。
由来記載の片隅に次の記載があった。
>マユミは実付きの善し悪しや、果実の色の濃淡などの個体差が大きいです。
>また、葉型の変異が多く、本種以外に葉が大きいオオバマユミ、エゾオオバ
>マユミや葉が細く5枚の花びらを持つ暗い紫色の花を咲かせるムラサキマユ
>ミ、実が黄色がかった白色のシロミノマユミ、濃い紅色のアカミマユミなど
>もあります。



※20120521 マユミの確認
>雌雄異株(しゆういしゅ)で果実は雌株にしか成りませんが、一本でも結実し
>一般に出回っているものもほとんど雌株のようです。
3本のマユミの木の花を,確認に行きました。
どの木も雄花と思われる花が付いている。
しかし,実が生っている(どの木かは確認していません。)のも確認している。
どの木も,花の中心に雌蕊がツンと伸びた雌花のような花が混じっている。
そんな訳で,ネットを調べると
>雄株は殆ど見かけない。雄株を見かけないのに雌株だけで見事に果実を生ら
>せるので、雌株の花は両性花かも知れない。果実を生らせる個体の鉢植を2
>鉢用意し、花期にひとつのビニール袋で密閉する。すると雄株の花粉を受粉
>することはない。それで結実すれば貧相な雄花は生殖能力があり、両性花と
>いうことになる。写真の短花柱ばかりつけている個体は結実しない。この個
>体は雄株であり、花は雌蕊が退化した雄花である。従ってマユミは少なくと
>も雌雄同株ではない。
とあり,雄株は検証されている。
残る株が両性株であれば「雄性両性異株」,雌株と両性株であれば「三性異株又は不完全雌雄異株(仮約とありました。)」となるようですが,そこまで記載したものは今のところ見つかりませんでした。
しかし,両性株はありそうですので,掲載写真のものは,両性株か雌株のようですね。(雄しべぽい花があるので,推定両性株でしょうか?)
これについての記載は,次のアドレス等で話題にされていました。
http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/back0211/604/604.html
http://log.engeisoudan.com/lng/200907/09070009.html
なかなか,奥が深いですね

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