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大型の植物です。
変わった穂を見つけたのは昨年であるが,掲載時期を逸してしまった。
今年こそと訪れると,見事な竹篦(しっぺい)がそここにニョキニョキである。
名の由来にも共通するが,竹篦を調べると
>禅家の用いる法具の一種。弓を半分に切ったような,竹製の〈へ〉の字形の
>もので,握りの部分に籐(とう)を巻き,多く漆塗りにする。〈しっぺい〉
>は漆篦の宋音とされる。一般に〈しっぺい〉と呼ぶのは,食指と中指をそろ
>えて相手の手首や甲を打つ遊戯で,〈指しっぺい〉ともいう。簡単な賭事
>(かけごと)をして勝者が敗者に対して行ったり,交互に手をさし出して打
>たせ,手を引いて空を打たせて興ずるなどの遊び方がある。この遊びから出
>たことわざが〈しっぺい返し〉で,仕返しをすること,すぐにそれを行うこ
>とをいう。
よけい難しくなってしまたかもしれない。
http://kotobank.jp/word/%E7%AB%B9%E7%AF%A6
ゆえに,「牛の竹篦」は,牛を叩くムチに見立てたことに由来するとあった。
ところで,このムチのような部分の先が折れ,丸い穴を見せているものがあった。
興味をそそられ,悪いとは思ったが1本折ってみたところ,非常に脆い。
節々でポキポキ折れる。とてもムチとしては利用できそうにないものであった。
写真右はそのクローズアップである。
右側の穴のある方が元の方で,左側の出っ張たものが見える方が上になる。その穴に,出っ張りが差し込まれる形でつながる。
もっとも,一度折れたものは,差し込んでも元には戻らなかった。

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