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綺麗な黄色味を帯びた赤が,散歩道を彩っています。
傍らの名札には「ヒボケ」。ボケは品種が多く特定が出来かねますが,ありがたい名札です。
緋色は最近余り聞きませんが,「緋毛氈(ひもうせん)」と言うと,最近の雛祭りなどで思い起こされる方が多いのではないでしょうか。そして,最近聞かなくなった理由は次の管位の説明の中に記されていました。
>色名の一つ。やや黄色みのある鮮やかな赤で、平安時代から用いられた伝統
>色名。『延喜式えんぎしき』では茜あかねと紫根しこんで染めた色を深こき
>緋とし、紫に次ぐ官位に用いた。その次の官位が茜だけで染めた浅うす緋と
>なる。また茜染の薄い色を纁そひといい、これは浅緋よりも下の官位に用い
>られた。一方、茜だけで染めた色には茜色もある。JISの色彩規格ではこの茜
>色を「こい赤」とし、緋色は採用していない。一般的に、それぞれを区別す
>る場合は茜色を「やや暗い赤」のイメージ、緋色を「鮮やかな赤」のイメー
>ジとする。
「緋


名の由来は,古来の表現にのっとり
>花の色が緋色なのでヒボケ(緋木瓜)と呼ばれている。
とありました。
学名についての説明には
>属名の「Chaenomeles(カエノメレス)」は、ギリシャ語の「chaino(開ける)」
>と「melon(リンゴ)」が 語源で、「裂けたリンゴ」の意味にちなみ、種名の
>「speciosa」は、「美しい、華やかな」を意味している。
とあり,漢字の「木瓜」は,果実の形が瓜(ウリ)の形によく似ているところからとありました。
学名と漢字


>樹高は3mに達する。幹は束になって付いていることや株立ちしている束
>生。若枝に褐色の毛があるが、後には滑らかで灰黒色となる。刺状の小枝が
>ある。花は早春、クサボケ(草木瓜)と同じ様に、葉より先に前年の枝に数個
>の花が集まって咲くが、花径は2.5〜5cmくらいになる。
とありましたが,傍らのものはせいぜい1m。刈り込みの様子も伺えないのですが,成長には年月を要するのかも知れませんね。
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