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紅葉の見事さで,その存在は周知の樹。でも,花は見たことがありません。そこで,今年こそと通い詰め,遂に撮影成功! と思ったのも束の間,ネットで調べると,雰囲気が違う花「雄花(写真右)」が掲載されていました。
その時に雌雄異株と分かる,植物に疎いものの為せるお粗末でした

振り出しに戻り,花探し。1本1本見つける毎に確認すると,咲いていないものもありましたが,咲いているものは全て雌花。もう1本しか見当たらない状況となり,諦め半分で近づくと,雌花とは何か様子が違っているようです。
これは,と思ったのですが・・・下は篠藪。意を決し篠の根本を踏んで道を作り,高い枝にやっとの思いで手を伸ばし,引き寄せたところ,雄花でした

この形状の花については,
>4〜5月ごろ葉に先立って花弁もがくもない雄しべだけ、雌しべだけの
>花をつけます。写真がないのですが、WEBで探せばありますので、興
>味がある方は探してみてください。
>こういう花を持つのは、カツラが植物の進化系統上原始的な種であるこ
>とをあらわしています。
とあり,古代の森林には,このような花が多かったのでしょうね。
また,葉にも特徴があるようです。
>葉は2回に分けて展開する。最初に、長枝に2枚(対生)の葉を、短枝
>に1枚の葉が開葉する。その葉形は木では珍しいハート型をしており、
>春葉という。その後に開葉する葉はハートの凹みがないおむすびのよう
>な形をしており、夏葉という。葉を順次展開していくため、開葉期間は
>長い。
新緑が良く目につくなとは思っていたのですが,新葉を2回「展開


http://elekitel.jp/elekitel/nature/2003/nt_13_katsura.htm
名の由来は
>黄葉からお香を作ったことから「香出(かづ)ら」が転訛したものであ
>るというのが通説です。
>漢字名の「桂」は、平安時代前後に、中国で香木の総称であったものが
>あてられたもののようです。
や
>「香りが出る=香出(かづ)」から、次第に「かつら」になったといわ
>れる。
何れも香が関係あるようです。
そんな訳で香を調べてみると
>香り好きな私もこのカツラについては大変不思議な香りがしますので、
>気になっております。
>「POINT図鑑 香りの植物(山と渓谷社)」という図書によると、カ
>ツラの香りは「醤油せんべいの香り」と表現してあります。果たして、
>どのような匂いなのか?興味がある方は、カツラの落葉をかいでみてく
>ださい。新しい葉では、醤油せんべいの香りが目立たないようです。
>落葉は醤油せんべいの香りに少々の甘い香りがあります。
皆さんもお試しあれ!
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