2019年3月1日（金）鳥取の旅1）米子城址

2019年03月04日 09:24史跡ウォーク全体に公開

写真1）米子城址の入り口にある旧小原家長屋門ー市内に残る唯一の武家建築
写真2）鉄御門跡
写真3）天守跡付近から見下ろす中海

前日の2月38日第４木曜日考古学の同好会の定例会と飲み会に参加したあと自宅に荷物の一部を置いて東京駅鍛冶橋高速バス停から出雲大社行バスに乗り米子駅で下車。すぐにタクシーで米子城址に向かい7時26分、急ぎ足で本丸ら頂上まで登る。内膳丸分岐を経て、鉄御門跡に出る。天守（頂上）まではあと一息ー7時40分、登山口から15分で上部に出ると東屋があり、天守そのものは失われているも、その遺構はよく残されている。
流石に本丸跡からは日本海が一望でき、海上交通の要衝を抑えた米子の豪族・武士たちの往時の姿を偲んだ。近世はじめに米子城を完成させるもお家騒動で廃絶、その後紆余曲折の上、鳥取藩に統合されたらしい。

　米子城に関して、米子市のHPでは、
「西伯耆の拠点的な城であった米子城は、山陰で最初に築かれた近世初期の城郭です。
天守のあった標高90メートルの湊山は、北側に丸山、東側に飯山、さらに南西側には中海という天然の要衝を擁する地で、この城山を内堀で囲み、さらに外郭に武家屋敷を配し、外堀を巡らせるという、典型的な平山城の特色を備えていました。

湊山頂上には、四層五重の天守閣と四重櫓という大小2つの天守が、華麗に連なっていました。
江戸時代に発布された「一国一城令」の下、例外として存続を許された「支城」と呼ばれる城のなかで、このような天守をそなえたものは全国でも稀です。
城の建物は、ほとんど姿を変えることなく、明治にいたるまでその偉容を誇りました。

その城の建物は残っていませんが、石垣や礎石などは城郭の形態をよくとどめ、その構造を知ることができる城跡として重要です。また、米子城に関する文献・絵図資料なども数多く、良好な状態で伝えられています。
そのため、平成18年1月26日、米子城跡は国史跡に指定されました。

現在、内堀から内部は、飯山と湊山の一部を除き、「湊山公園」となっています。
また、城山一帯には、市街地に残る数少ない貴重な自然が保護されており、多くの動植物に接することができます。
城山はウォーキングコースとしても市民に親しまれ、ふもとから約15分の頂上から望む大山、日本海、島根半島、中海は絶景です。」

とある。今朝は日差しが弱く、もやがかかってはいたが、素晴らしい眺望であることは理解できた。7時46分、下山を開始し、7時55分に内膳丸を見学、今は建物こそ残されていないが周囲の石垣がきれいに残っている。8時、枡形まで戻り、米子市役所前にある吉野家で朝食、8時15分、予約していたタクシーに乗り、福市史跡公園に移動した。

2019-02-25 2019年2月24日（日）横浜

2019-03-04 2019年3月1日、米子から鳥

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