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2025年05月01日 10:02博物館、展示会、美術館など全体に公開

4月30日(水)坂戸山から鈴木牧之記念館へ

ここ4か月あまり、様々な用事があり多忙で、かつ膝痛の心配もあり、山に行けなかった。今回2022年に坂戸山を登った時は、急登、急下降ではあってもそこまで足に来た感じではなかったが、今回は運動不足、年齢からくる体力低下で、足に来てしまった。痙攣こそ最後まで起きなかったが、ぎりぎりに近かった。家に帰ってからは寝ると攣り、七転八倒の痛さだった。
 坂戸山から下山し、桜と坂戸城の遺構の一部を撮影し、一目散に駅に向かった。15時15分頃、何とか駅前に出て、自治体運航の塩沢方面行バスに乗り、塩沢郵便局で下車、鈴木牧之記念館に向かう。前回は来ていなかった。次の上越線塩沢駅出発が16時31分、記念館に到着したのが16時50分、25分くらいした時間がない。とりあえず、ざっと展示を見て撮影し、二階に上がって展示を見る。
 鈴木牧之の「北越雪譜」は江戸時代のベストセラーで、私は中学生のころ一度読んだ覚えがある。詳しい内容の多くは忘れてしまったが、その本に刺激されて、苗場山から秋山郷(村)周辺や鳥甲山などを歩いたことがあった。
 今回短時間ではあったが、改めて鈴木牧之の仕事、業績、生き方の一端を垣間見ることができた。家業を継ぎ、かつ文人、画家、紀行文作家など多彩な活動活躍を行い、活躍した牧之の生涯に改めて感銘を受けた。中でも稼業の一つだった越後上布、越後縮に関しては、その原料が「苧麻」であることを改めて知った。苧麻は縄文時代から使われており、越後上布にも利用されていることに感動した。二階にはその原料から糸を取り出し、それを織って布や着物を作る工程を残された民俗資料を含め展示しており、またいつか、時間をとってじっくり見てみたいと思った。
 また牧之の文章と達者な挿絵にも感心し、当時山東京伝や十返舎一九など多くの文人墨客との交流があったことも知ることができた。
 
鈴木牧之に関する動画資料も少し見て、同館製作の資料を数冊購入し、塩沢駅に向かう。
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