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土合駅に集合し土合山の家にチェックイン、不要な荷物を部屋に置いて、11時前に出発、最初、谷川岳ロープウエイ付近の慰霊碑や山岳資料館で谷川岳・一ノ倉沢などにおけるクライミングと遭難の歴史を簡単に紹介、長谷川恒男氏に関する資料は今後、八ヶ岳に新設される長谷川氏の記念館にまとめられるそうだーー。資料館を見学したあと、旧道を歩いて一ノ倉沢出会い。一ノ倉沢の概要の説明の後、幽ノ沢に向かう。ここでスラブの沢を登り、沢が北側に湾曲する手前のスラブの滝で最初のロープワーク講習。スラブの岩場と右側の樹林帯の際にフィックスロープ(補助)を張り、登降する練習。確保用のロープにはダブルエイトノット、ヒックスにはカラビナにガースヒッチで結んだスリングの先で別のカラビナでロープに接続、数か所に設置したヒックスロープ固定用のスリングの場所でカラビナをかけなおし、登降するというもの。なれないとロープをつかんでしまうが、極力ロープをつかまずに登降するのが基本で特に確保用ロープは掴まないこと。当然のことでも初心者には恐怖感も伴うので簡単ではない。幽ノ沢の入口はスラブの美しい沢で上流に行くほど傾斜がきつくなるようだ。見晴台、中央壁、奥壁など幽ノ沢の概要の簡単な説明もあった。今日は時間切れでここまでで、一ノ倉沢出合手前から新道経由で宿に戻る。
二日目は幽ノ沢からさらに湯桧曽川をさかのぼり、武能沢から湯桧曽川に下降し、魚留ノ滝まで遡行する。途中、ひざ下までの渡渉で靴はびしょ濡れ。スラブの廊下の短いへつりもあるが、なんとか全員落ちずに通過。魚留の滝の前でもう一度渡渉。もう水の中は恐れないーー??十字峡まで時間があれば足を延ばす予定らしかったが、時間が迫り、この魚留ノ滝でロープでの登降の練習。サブリーダーが右に回り込む滑りやすい岩場をするすると進み、フィックス設置。さらに確保用ロープを垂らして、全員登るが、回り込む箇所とその上の岩場の登りはスタンスやホールドが滑りやすく、距離もあり、結構手ごわかった。全員登り終えるのに1時間半、下るのに30分近くかかった。この後、魚留ノ滝から武能沢手前の河原で昼食をとり、3時までに宿に戻り解散となった。
自宅に向かい、駅を出ると夏の盆踊りの最中だった。
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