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※ゴボウとは、クサリやロープをつかんで登下降する技術。
鎖場で、いかにムダな力を使わないようにするかが、ポイントだろう。
写真1は、表妙義で下降をしているケースだが、ここで腕プルプルになるようでは、そもそも登山者のレベルに到達していないので、危険。
※というより、そもそも登山の技術があれば、表妙義縦走程度の岩場で、腕がプルプルになるなど、有り得ない。
足にしっかり乗れるので、腕に力を入れる必要がない。
写真2は、鹿沼岩山の猿岩。足に乗れないので、腕を伸ばして、体重をかけて、足裏全体でフリクションを求めるのが、正解。(クサリに体重を乗せるのは、自己責任。)
※鹿沼岩山の猿岩は、一般登山道では最難関。表妙縦走路や、剱岳よりは難しい。
確かに、懸垂下降が必要なバリエーションなども存在するが、そもそも、表妙義縦走程度の岩場では、登山の技術があれば、懸垂下降は不要。
懸垂下降をするにも、状況により、クライムダウン、ゴボウの方が早い場合は、積極的に使うべき。滑落する場合には、使わないのは当たり前の話であり、その判断が正確にできないなら、そもそも自己責任は成り立たない。
【動画】鎖場で使えるゴボウのテクニック
https://www.youtube.com/watch?v=qj1dKSh_uDs
【参考】
●2020年04月11日(土) 表妙義縦走4回目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2299033.html
●表妙義で滑落しないためには 1 「腕を伸ばす」
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-200408
●表妙義で滑落しないためには 2 「グーパートレーニング」
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-200897
●表妙義で滑落しないためには 3 「セルフビレイ」
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-201846
●クサリを絶対離すな!
https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-148509