この村を通りかかった僧侶が「村の鎮守がそんなことをするわけない」と考え(もっともだ)祭の日に潜んでいると、怪物が現れて「信州信濃の光前寺、早太郎には知らせるな」と歌いながら娘をさらっていきました(この娘は犠牲になったのだな)。
信濃の光前寺に行くと、たしかに早太郎という山犬が飼われていました。寺から早太郎を借り受けて翌年の祭の日に怪物を待ち、早太郎は怪物を倒したけれど傷を負って死んでしまいました。という話。
駒ヶ根の光前寺には早太郎の墓があります。「早太郎温泉」という日帰り湯の名前にもなっています。また、このことをきっかけに、長野県駒ヶ根市と静岡県磐田市は友好都市になったそうです。
最大の疑問は、怪物であろうとなんであろうと、自分を倒すかもしれない敵の名を、わざわざ言いふらすだろうか?というもの。まぁ、昔話なので。
自分は「しっぺい太郎」で覚えていましたね、この話。
「うしおととら」のエピソードも「しっぺい太郎」で「早太郎」ではなかったし。
静岡では「しっぺい太郎」と呼ばれているらしいですよ。
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