初めての表銀座と常念山脈（合戦尾根↑燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳→大滝山↓冷沢）

2017年10月07日(土) 〜 2017年10月09日(月)

• GPS: 30:23
• 距離: 47.8km
• 登り: 3,718m
• 下り: 3,756m

コースタイム

2日目

• 山行: 3:38
• 休憩: 1:19
• 合計: 4:57

7:53 穂高神社、登山者Ｐ
8:55 中房温泉バス停
9:00 9:30 燕岳登山口
12:06 12:55 合戦小屋
13:52 燕山荘

3日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

6:14 燕山荘
6:44 6:44 燕岳
6:46 6:46 めがね岩
6:55 6:56 いるか岩
7:00 7:23 燕山荘
7:49 7:49 蛙岩
8:03 8:12 大下りの頭
9:24 9:24 小林喜作レリーフ
9:27 9:27 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
10:10 11:14 大天井ヒュッテ
11:59 12:22 大天荘
12:29 12:37 大天井岳
12:43 12:54 大天荘
13:39 13:39 東天井岳
15:08 17:22 常念小屋
17:24 常念小屋
5:03 常念小屋
5:55 6:45 常念岳
9:26 9:45 蝶槍
9:50 9:50 蝶ヶ岳三角点
9:55 9:56 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
10:21 11:05 蝶ヶ岳ヒュッテ
11:08 11:10 蝶ヶ岳
11:12 11:13 蝶ヶ岳ヒュッテ
11:14 11:14 蝶ヶ岳
11:51 12:02 崩沢山
12:51 12:51 大滝山北峰
12:56 12:56 大滝山荘
15:03 15:14 鍋冠山
16:17 16:24 冷沢登山口
17:09 17:20 三郷スカイライン展望台
18:24 一日市場駅

天候

10/7：曇りのち雨
10/8：晴れ
10/9：晴れ（ただし稜線は強風）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 自転車

○JR大糸線・穂高駅近くの登山者Pに駐車(無料)
○登山者Pから中房温泉まで、登山バス(￥1700)
　http://www.nan-an.co.jp/modules/bus/nakafusa/
●冷沢登山口の登山者Pにデポした自転車で、一日市場駅まで移動
●一日市場〜穂高駅(￥210)

コース状況／危険箇所等

○合戦尾根：整備が良く歩きやすい道です。1個所鎖場がありますが問題なし。
○表銀座、燕岳〜大天井岳：全体的に歩きやすいですが、大天井岳直下にハシゴと鎖場がありますが、高度感少なめでここも問題になることはないと思います。
○大天井岳北側分岐〜大天井ヒュッテ：鎖場、滑落危険個所あり。難易度は高くないですが、落ちると致命的な個所もあるので慎重に。
○常念山脈、大天井岳〜常念乗越：東大天井岳から横通岳への下りはガレ場・浮石による捻挫等に要注意です。
○常念乗越〜蝶槍下2462：岩場が続きます。難易度は高くありませんが踏み外しには要注意。
○蝶槍下2462〜蝶槍：ステップのない急坂、下りはスリップに要注意
○蝶槍〜大滝山：特に問題なし。ここから登山者がほとんど居なくなりますが、道は明瞭です。
○大滝山〜八丁ダルミ：道幅狭い＆落ち葉多いですが道は明瞭です。大滝山直下はステップのないザレ場の急坂でスリップに要注意です。
○鍋冠山：泥濘が多いです。坂で滑りやすい個所が若干あり転倒注意。

※今回のルート、山と高原地図に記載のコースタイムと実歩タイムがかなり合わない気がしました。平均的に同じ比率で合わないなら当たり前なのですが、区間によってその比率が大きく変わるようですと、初めて行くルートで計画が立てづらくなります(特に今回の3日目がそうだった）。参考になるか判りませんが、大きめの区間ごとにCT/実タイムの比率を算出して一覧表にしてみました。
----------区間-------コースタイム--実歩タイム--比率--コメント----------------------
燕岳登山口→第二ベンチ　　1:30　　　　0:51　　 0.57　現地指導標の中房温泉の位置が？
第二ベンチ→合戦小屋　　　1:20　　　　1:37　　 1.21　
合戦小屋→燕山荘　　　　　1:30　　　　0:57　　 0.63　
燕山荘→大下りノ頭　　　　 1:00　　　　0:39　　 0.65　
大下りノ頭→喜作レリーフ　 2:00　　　　1:17　　 0.64　
喜作レリーフ→大天井HT　　0:45　　　　0:44　　 0.98　滑落注意ポイントあり
大天井HT→大天荘　　　　　0:40　　　　0:52　　 1.30　登りがキツかった
大天荘→東天井岳　　　　　1:30　　　　0:44　　 0.49
東天井岳→常念乗越　　　　1:30　　　　1:14　　 0.82　下りガレ場注意
常念乗越→常念岳　　　　　1:10　　　　0:48　　 0.69　登りガレ急坂
常念岳→2498m地点　　　　 0:45　　　　1:15　　 1.67　下りガレ急坂
2498m地点→2591m地点　　1:00　　　　0:35　　 0.58　
2591m地点→蝶槍　　　　　 1:30　　　　1:00　　 0.67　ステップのない蝶槍急登にヤラれました
蝶槍→蝶ヶ岳　　　　　　　 0:50　　　　0:36　　 0.72　
蝶ヶ岳→大滝山北峰　　　　1:45　　　　1:33　　 0.89　
大滝山北峰→鍋冠山　　　　3:00　　　　1:50　　 0.61　
鍋冠山→冷沢登山口　　　　1:20　　　　1:01　　 0.76　
冷沢登山口→展望台　　　　0:40　　　　0:46　　 1.15　林道・舗装路はどこもCTやたら速いなぁ
※小屋や区間端等の大休止の時間は除いています。写真撮影や1分以内の小休止は含んでいます。

その他周辺情報

翌日、安曇野でお蕎麦をいただきました。平日でも開店時間には石がうまって30分待ちになっていましたので、少し早めに行くのが良さそうです。
＞そば処　時遊庵　あさかわ
http://www.i-turn.jp/sobadokoro-jiyuan-asakawa-ajisai-teien.html

写真

今回の周回コースの全体地図です。予め下山口の展望台に自転車をデポ、穂高駅の登山者Pで仮眠して、登山バスで中房温泉に向かいました。

10/7 0:00

【前日深夜編】三郷スカイラインの展望台から真夜中0時の松本市内。下山時に備えて、自転車をデポしてきました。と書きつつ、この時点ではまだここに下山するか徳沢へ下山するか迷っていました(^^;

10/7 7:55

【1日目】穂高駅近くの登山者（も使える）Pのバス停です。ここから中房温泉行き定期バスで登山口へ。当初は4:53の一番バスで行く予定だったのですが…雨が朝8時に上がる予報になったのと、燕岳山頂は明日に廻して時間に余裕があるので二番バスにしました。このバス停でほぼ満員になりましたが、次の穂高駅バス停には2台目のバスが出ていました(^^;

10/7 9:08

燕岳登山口です。当初は1日雨だったのが午前8時には上がる予報。実際、雨はごくごく霧雨程度。ガスはかかっていますが、この三大急登をカッパを着ずに上がれるのはとても幸いです！！

10/7 9:30

登山口のお社にご挨拶して出発です。

10/7 9:30

登山口の湧き水♪

10/7 9:30

燕岳登山口。ここからスタートです！

10/7 9:34

スタートしていきなり階段ですが、整備は良いし、段差もだいたい歩きやすくなっていて…さすが超人気コースですね（＾＾）

10/7 9:44

森の中に差し込む光に癒やされる(^^)

10/7 9:57

第1ベンチ、1.0km通過

10/7 10:21

第2ベンチ、1.7km通過

10/7 10:27

第2ベンチ手前の大きな苔の木♪

10/7 10:57

第3ベンチ、2.7km通過

10/7 11:30

富士見ベンチ、3.1km通過

10/7 11:41

森の苔も、雨の後で元気そう（´ω｀）

10/7 11:51

丸い花崗岩が現れ始めたら、すぐに…

10/7 12:06

合戦小屋に到着です、3.8km通過。。。ってあれあれ？　ヤマプラでは登山口から合戦小屋まで2.3kmと出ていて、1.5kmもズレてる？？？　少し下の有明荘、あるいは少し上の中房温泉が起点としてもズレ過ぎてるし、一体どちらが正しい？？？（地形図からは2.3kmが正しそうですが）

10/7 12:07

合戦小屋、地名の由来

10/7 12:12

合戦小屋の荷揚げケーブル終点。少し雲がとれてきて、向かいの有明山が見えてきました。

10/7 12:15

記念撮影用グッズwww

10/7 12:15

ここに北鎌尾根の注意書きが（大天井ヒュッテだけかと）

10/7 12:16

さすがに、もうスイカは無いですよね。ここでお汁粉を頂きました。疲れた身体に糖分が美味しい〜（＾＾）

10/7 12:39

手前の実を撮ろうとして、奥のトイレにピントがorz　古そうなトイレですがなんと洋式でキレイです！

10/7 12:56

合戦小屋のテント場。てっきり、ここでは一切の宿泊ダメなのだと思っていました。

10/7 13:11

合戦小屋から少し上がって2488ピークの三角点

10/7 13:13

2488ピークの先は、しばらく三大急登もお休み〜

10/7 13:17

合戦尾根を振り返って。雲が多いですが…雨に降られなかっただけで大感謝です。

10/7 13:21

左手のほうに怪しい形の木の枝が・・・　この枝、燕山荘で売ってる写真集にも載ってました＾＾；

10/7 13:26

振り返ると、花崗岩と有明山

10/7 13:33

合戦尾根ルートで唯一の鎖場でした。難しくないので鎖を持たなくても通れます…が、念のため鎖をしっかり持っておきました

10/7 13:46

燕山荘がちらっと見えてきて…　最後の階段を登って、燕山荘まであと少し┏(〃´Д`)┛

10/7 13:52

燕山荘に到着〜♪

10/7 13:52

有名な、山男の顔…らしい。その奥にはテント場。今日は天気が悪いためか連休初日にしては少なめ？

10/7 16:16

このあと燕岳に行こうかと思っていたら、なんとそこそこ本降りの雨が降り出してきて…今日はもう小屋の中散策モードですw　鈴木ともこ本(サイン入り)が売られているのをハケーン（´▽｀）

10/7 16:20

玄関には￥100で充電できるコンセントが。さらにWi-Fiまで。さすが今風のサービスですね。ほかにも少ないですが更衣室、そして立派な乾燥ルーム（巨大乾燥機）があって便利でした♪

10/7 17:55

今夜の夕食♪

10/7 18:22

食事に併せて、山の注意点、雷鳥や自然への対応など、オーナーさんのユーモアを交えた復習の時間。さらにアルプホルン♪

10/7 18:28

とっぷりの夜は更けて…　（って、まだ18時半前ですが）　ちなみに連休初日で布団1枚に1.3〜1.6人の混雑度でした。ただ、奇跡的？廻りに若手が多かったのかイビキがほとんど聞こえず、ぐっすり快適に寝られました♪

10/8 5:18

【2日目】東側松本方面は、キレイな朝焼けです（≧ω≦）

10/8 5:18

北側には、燕岳のシルエットも♪

10/8 5:23

そして南西方向には、槍ヶ岳！！

10/8 5:26

こちらは南東方向。八ヶ岳と南アルプスでしょうか。その中間には…

10/8 5:26

富士山ー！！　今日は「見え過ぎちゃって困るのー」www

10/8 6:08

そして日の出です。絶景に感謝ー☆

10/8 6:14

槍ヶ岳、裏銀座の山々にもモルゲンロート♪

10/8 6:14

さて、昨日行けなかった燕岳へGo-！

10/8 6:18

早速、花崗岩の奇岩がいっぱい

10/8 6:21

これが有名なイルカ岩ですね、槍と一緒にパチリ！

10/8 6:31

メガネ岩

10/8 6:34

振り返って、燕山荘と白くて美しい登山道♪

10/8 6:39

燕岳に到着〜　すぐ奥に北燕岳。その奥には立山〜！！

10/8 7:02

燕山荘まで戻ってきました。小屋の前は出発する人々、記念撮影する人々でイパーイヽ(´ー`)ノ

10/8 7:19

燕岳をバックにして、またパチリw　標識の下の谷間には、湯俣温泉の噴泉塔があるはずですが…ここからは見えないなぁ

10/8 7:20

槍ヶ岳もクッキリ、ハッキリ

10/8 7:21

そしてこれから向かう表銀座の縦走路。結構アップダウンあるんですね、そして正面の大天井岳の登りがキツそー(*_*;

10/8 7:31

燕山荘の直下にある岩、勝手に雷鳥岩と命名w

10/8 7:32

表銀座、歩きやすいし奇岩がたくさん楽しい道です♪

10/8 7:32

ちりめんじゃこ？

10/8 7:47

おっと、ここにもメタボの門が。でもココはユルユルですねw　と思ったら奥に狭いのがもう一つ？　大丈夫です、あっちは通りませんw

10/8 7:48

ニョキニョキ岩とハイマツの中を抜けて…

10/8 7:59

かなり平らで、、、

10/8 8:09

槍ヶ岳を眺めながら進める、快適すぎる縦走路です♪

10/8 8:09

と、大下りノ頭に到着。えぇぇ、大下りって、下っちゃうの−？！

10/8 8:10

大天井岳の標識が、ちゃんと大天井岳を指してますw

10/8 8:11

あぁぁ、ホントに大下りして…　その先、大登りしてるorz　諦めて出発〜

10/8 8:14

立ちはだかるように大きな大天井岳の山体。yの字型に登山道が延びてますね。

10/8 8:16

ちょっとガレ気味の大下り道。

10/8 8:18

左手に昨日の合戦尾根、正面に有明山、そして県道327の谷筋が深いなあ

10/8 8:19

振り返って合戦尾根。一番上には燕山荘が建ってますね。

10/8 8:44

大下り、大登りして再び快適縦走路〜ヽ（´ー｀）ノ

10/8 8:54

振り返って、先ほどの大下りノ頭

10/8 9:03

大天井岳に近付くと、大きな岩が目立ってきて…

10/8 9:12

と、ここでホシガラス発見

10/8 9:12

飛んでるところを辛うじて撮影成功w

10/8 9:17

大天井岳が目前。ですが写真中央にちょっとしたギャップが（汗　

10/8 9:20

下の丸いものはなんでしょう？

10/8 9:21

この先、鎖場とハシゴがあります。そこの鞍部をこう呼びたいと思います、「大登りノ真下（コル）」w

10/8 9:24

振り返って、鎖場とハシゴ。特に難しくはありません。

10/8 9:27

常念岳（左）と喜作新道（右）への分岐。。。喜作新道って…あ、喜作レリーフ見るの忘れた！！orz

10/8 9:32

ここまでの表銀座縦走路を振り返って。燕山荘がもう遠いなぁー　と、この時点で9時半。燕山荘からここまでCT3:00ですが、実際は2:05でした。

10/8 9:37

予定よりだいぶ早く来れたのに気を良くして、喜作新道＆大天井ヒュッテへ寄り道して見ることにしました(^^;　この先、大天井岳の北側を巻く喜作新道は、ちょっと滑落注意なポイントが何カ所かあります。

10/8 9:41

岩を眺めたり、

10/8 9:52

大天井岳を見上げたりしながら、

10/8 9:53

時々、こうした滑落注意ポイントが現れて、

10/8 10:08

大天井ヒュッテに上に出たー　先の喜作新道〜西岳〜東鎌尾根が。ちなみに喜作新道、最初の鞍部の辺りが「貧乏沢」への降下ポイントでしょうか（北鎌尾根には一生行けないですがw）

10/8 10:08

そして南側には、上高地・梓川から二ノ俣沢を駆け上ってくる谷。

10/8 10:11

大天井ヒュッテ上、大天井岳西分岐。この区間はCT通りの0:45で通過。

10/8 10:20

なにげに急坂をおりて（後でまた登るのかー；汗）、

10/8 10:20

大天井ヒュッテに到着。ここでポカリ(500)を1本購入してがぶ飲みw

10/8 10:21

洋風な標識

10/8 10:29

せっかく大天井ヒュッテまできたら…牛首展望台に寄らないわけには？！
牛首に登る途中で振り返って大天井岳です。

10/8 10:42

ヒュッテからから15分ほどで牛首展望台に到着

10/8 10:35

ちょっと歩きにくい急坂を登って、牛首展望台に到着〜　おぉ、槍が…
それにしても北鎌尾根は激しいなぁ

10/8 10:36

牛首展望台から望遠で。槍がとっても近いです！！　

10/8 10:37

誰も居ない＆重量ケチって三脚を用意しなかったのでちょっと苦労しながら、槍をバックにパチリw

10/8 10:40

北側には黒部湖！　その真っ先にあるのは裏銀座の先の舟窪岳でしょうか。

10/8 10:40

牛首展望台からの二ノ俣谷・上高地方面。右手の尾根沿いに喜作新道、その先に奥穂高〜吊り尾根〜前穂高岳、左端にはちらっと常念岳

10/8 10:54

大天井ヒュッテに戻ってデポしておいたザックを取ろうとしたら、上高地からの風がイヤーンw

10/8 11:16

ヒュッテからの急坂を登って西分岐。ここを右手へ。大天井岳に向かいます。

10/8 11:56

キツい登りが終わって尾根筋へ。ようやく大天荘（の冬季小屋）が見えたー！！　CT0:40の登りに0:45ほどかかって…キツかったなぁ(+_+)

10/8 12:00

大天荘です。

10/8 12:05

ここでお昼〜　いちおう食料も持ってきてるんですが、面倒がってカレーを注文w

10/8 12:33

大天井岳の山頂で槍と一緒にパチリ♪　ここの全天球写真はこちら＞http://j.mp/2gbPxnq

10/8 12:37

三角点〜　傾いてる。

10/8 12:39

南側、大天荘とこれから進む縦走路。すぐ先のトンガリは中天井岳のピークですね。

10/8 12:54

先ほど登ってきた分岐を今度は左手の常念岳方面へ。

10/8 12:59

ここも絶景快適縦走路！！　振り返って、大天井岳と大天荘でs。

10/8 13:01

上高地の奥・横尾、右手には奥穂〜前穂と涸沢カールが奥まで♪

10/8 13:01

涸沢カールの中をよく見ると、涸沢ヒュッテが見えます。4年前に行った所で、懐かしいなぁ

10/8 13:02

常念岳に向かって、快適縦走路を進みます♪

10/8 13:03

松本の町が見えます。ちょっと雲が出てきたかな。

10/8 13:30

この石積みは旧二俣小屋跡だそうです。

10/8 13:35

東大天井岳の方に到着。ここで縦走路は大きく左手に折れたあと、大きく右手の横通岳へと廻っていきます。うーん、ドコからドコまでも絶景・快適〜！！

10/8 14:14

東大天井岳を下った鞍部から振り返って。ここの下りはちょっと急でかつ登山道がガレているので、浮き石に要注意です。この時、近くを歩かれていたご夫婦の奥様が捻挫されて…登山再開して4年間、ずっと寝装備だった鎮痛消炎テープ・テーピング用のキネテープを使うことに。幸い携帯が通じて良かったのですが、単独行の多いうちも充分に気を付けねばと(´・ω・`)

10/8 14:24

横通の近く、なんだかウキウキする岩々の横を抜けて…

10/8 14:47

常念小屋が見えたー　しかし、ここから小屋まで200mの大下りです。そして目前の明日行く常念岳は407mの急登(??? )

10/8 14:50

おぉ、テント場もいっぱい〜

10/8 15:07

槍を眺めながらのテン泊も良いですね。

10/8 16:05

常念乗越に到着〜♪

10/8 15:09

東側には、一ノ沢へ降りる登山道。

10/8 16:03

ここからの松本市内(^_^)

10/8 16:02

常念小屋と槍ヶ岳、こちらにも雲がかかってきました。

10/8 16:11

あっという間に、どんどん雲が〜

10/8 16:07

常念岳の急登(>_<)　ジグザグの登山道が…　左手中腹に巻き道が見えますが…整備不良で通行禁止だと。

10/8 15:58

ここにも￥100充電サービス♪（携帯のみですが充電器も用意されています）

10/8 17:56

今日の夕食は5:50から。ハンバーグが美味しかったですねー(^o^)

10/9 4:49

【3日目】今日は長いコースになるので、宿朝食は諦めて早めに4:50の出発です。まだ暗いですが、槍ヶ岳のシルエットが♪

10/9 5:17

常念岳、急登中。槍の肩にも小屋の灯り。

10/9 5:17

常念小屋から常念岳へもヘッデンの列が続いています。

10/9 5:17

東の空が明るくなってきました。　

10/9 5:48

上高地〜横尾〜槍沢は雲の下

10/9 5:49

常念岳、山頂直下の分岐。あとCT5分？　いえいえ10分はかかりました。

10/9 5:56

常念岳でご来光〜(´▽`)

10/9 5:58

槍ヶ岳〜南岳にモルゲンロート！！

10/9 5:59

常念岳山頂の山座同定盤は地球儀のような〜

10/9 6:13

雲海の上にニョッキリ、朝日に照らされた前穂高〜奥穂高。いいなー♪

10/9 6:32

ニョッキリをアップで（´ω｀）

10/9 6:20

だいぶ日が昇ってきました。常念岳の影と槍ヶ岳。ちなみに山頂で手を振ってみましたが…常念岳の影に変化なしw　ちょっと寒いので紅茶を飲んで暖まります♪

10/9 6:39

常念岳の山頂でパチリ♪

10/9 6:11

これから向かう蝶槍、蝶ヶ岳。雲は刻々と大きく変化していきます。

10/9 6:41

朝日に照らされる松本市内

10/9 6:42

常念岳の山頂はこんなカンジ

10/9 6:50

ここからガレがレの急坂を降りていきます。

10/9 7:10

ドンドン降りていって、常念乗越と同じ標高まで…　早朝の苦労した急登分を全部吐き出しちゃったーorz

10/9 7:10

双耳峰じゃなくて、双耳岩♪　常念乗越から蝶槍手前のピークまでは大きな岩のガレ場が続きます。

10/9 7:17

クッキリ見える槍ヶ岳の稜線とお月様。　

10/9 7:52

八ヶ岳〜南アルプスが、今日も雲海の上に〜

10/9 7:19

そして富士山も♪

10/9 8:27

蝶槍の手前のピーク辺りから樹林帯に入ります。苔々〜♪　北アは全部ガレガレだと思っていましたw

10/9 8:28

木々の中を過ぎて、2592ピークが現れます♪

10/9 8:29

蝶ヶ岳ヒュッテまであと3km。ですが！　この先、130m下って、202m登らないと〜(??? )

10/9 8:38

鞍部には池があって、木々と空がキレイに映ってます。

10/9 8:42

蝶槍のピーク（うへー

10/9 8:44

苔々の樹林帯のなかを進むと…

10/9 8:45

なんか、ふさふさした岩が（羨ましい？w

10/9 8:48

蝶槍手前の最低鞍部。ここから蝶槍への急坂が始まるのですが…　ステップがなくて急斜面になっているので、ここを反対方向に下るときはスリップに要注意ですね。

10/9 9:24

蝶槍まであと少し！！

10/9 9:16

振り返って、樹林帯と常念岳

10/9 9:15

すっかり雲がとれて、今日も槍ヶ岳〜北穂高岳がクッキリスッキリ絶景です♪

10/9 9:11

ザイテングラードの上の鞍部に、穂高岳山荘も見えました。ここから見ると、良くあんな急な所を登れたなぁと思ってしまいます(^^;

10/9 9:30

蝶槍から蝶ヶ岳〜　ちなみに常念岳から蝶槍はCT3:15、実2:45でした。

10/9 9:42

ここでまたパチリ。風が強くなってきて、髪がボサボサーw　でもって全天球写真＞http://j.mp/2gc0oh3

10/9 9:44

風は強いですが、荷揚げ日和なのか何機もヘリが飛んでいきます。

10/9 9:44

って、アップで撮ったら長野県警のへりでした。大事でなければ良いのですが…

10/9 9:48

旧蝶ヶ岳(2664m)から蝶槍を振り返って。蝶ヶ岳って山頂が移動したんですかー

10/9 9:50

広くて開けた快適尾根道♪

10/9 9:51

正面、梓川の上に立ちふさがるのは六百山(2450m)と霞沢岳(2646m)ですね。なにげに”山”といっても2千m越えなのが、さすが北アルプルです。

10/9 9:55

横尾へ降下する分岐に到着

10/9 10:09

ハイマツ帯のなかを抜ける快適縦走路ですが…

10/9 10:10

この生え方が、風雪の厳しさを物語ってますね

10/9 10:18

奥に焼岳が見えたー♪

10/9 10:19

焼岳アップ。つい先日8/10に空振＆地震があったばかりですが…その後は落ち着いているようです。

10/9 10:20

避雷針と蝶ヶ岳ヒュッテ

10/9 10:41

風がかなり出てきたので、ハイマツの影に座って、カップ牛飯で手抜きお昼ご飯。牛と言いつつ牛肉ではなく大豆肉が入ってますw　最近、これやカレー飯の方が、従来のアルファ米パックより美味しい気がします。カップがかさばるので、パックに移して持ってくるようにしようか思案中。

10/9 11:08

蝶ヶ岳から振り返ってヒュッテ、常念岳〜　ずいぶん歩いてきたなぁー

10/9 11:10

蝶ヶ岳の山頂でパチリw

10/9 11:13

ヒュッテ近くの分岐を、三俣・大滝山方面へ

10/9 11:18

程なくして、三俣と大滝山の分岐。ここを大滝山方面へ。ここまではワリと登りの方とすれ違ったのですが、ここから先はパタリと誰とも会わなくなって(;_;)

10/9 11:21

鄙びた感じの道ですが、この雰囲気好きです♪

10/9 11:35

鞍部に池

10/9 11:52

そしてふさふさ苔♪

10/9 12:01

池塘っぽい池に、空と木が映っています♪　ここで写真を撮りたくてカメラを木に掛けたりと苦労するも上手く行かず。どうしたものかと思案していると、偶然にも向こうから登りの方が来られて…撮ってもらえました♪　聞けば冷沢から蝶ヶ岳のテン場を目指されてるのだそうです。

10/9 12:09

大滝山への緩やかな登り。緩やかだけど疲れた足にキクーw

10/9 12:20

空が青い（´ω｀）ノ

10/9 12:25

尾根にでると、そこは天空の登山道♪

10/9 12:26

目前に大滝山

10/9 12:45

大滝山の分岐に到着〜

10/9 12:47

上高地のバスターミナルまでは見えないけど、小梨平は見えてる？

10/9 12:48

これから降りる尾根と、鍋冠山

10/9 12:48

南峰と大滝山荘に寄ってみます。（実はここが南峰だと勘違いしていた）

10/9 12:53

大滝山荘。営業期間が1ヶ月→2ヶ月に延びたそうなんですが、今日はもう小屋閉めの後。

10/9 12:53

熊がこわいー

10/9 12:53

この先へ進むと徳本峠へ。とココで引き返してしまったんですが、実は南峰はこの先にあったんですね。南峰と大滝山荘の位置関係を逆に覚えていたことに気付いたのは、八丁ダルミまで降りた後…もはやどうしようもなくorz

10/9 12:59

大滝山の北峰のにちょうど良い岩があって、今日歩いてきた常念岳・蝶ヶ岳のルートをしばし眺めて…　うぅぅ、降りちゃうの名残惜しいなぁ（T_T)

10/9 13:16

大滝山からの下りはいきなりステップのないザレ気味の急坂です。スリップ注意、注意。道は、細くて落ち葉が溜まってますが明瞭です。

10/9 14:33

540mぐらいを一気に延々と下っていきます。歩くに従って森のカンジがどんどん変わっていくのが何気に楽しいです。そして八丁ダルミを過ぎると、この標識。えっ、あと0.1km？！ってぬか喜び。あち1kmですね。

10/9 15:02

木々と苔々イイ感じ

10/9 15:03

ようやく鍋冠山に到着〜　木々に囲まれて見通しはありません。それにしても疲れたー。゜(゜´Д｀゜)゜。　どのくらい疲れたかというと…

10/9 15:05

このぐらいwww
そしてここから冷沢まで470mをまたドンドン降ります。

10/9 15:38

小鳥が多い森です。あと泥濘が多めです。完全に泥濘んでるところよりも、斜面で密かに泥濘んでるところが、スリップしやすくて危険（1回尻餅ついてしまったw）

10/9 15:45

倒木が何カ所か。。。登山道に被さる形なのはココだけです。

10/9 16:16

無事、冷沢登山口に到着〜♪

10/9 16:20

中には登山ノートがあって…　通りかかった人が書き込まれてます(^^)

10/9 16:16

近くの祠に無事の下山のお礼をして、隣の冷沢用水の由来をば。

10/9 16:23

祠の右の坂を登ると林道に出ます。そこでイキナリ写真を撮られたっぽい。あぁぁ、こんな格好（セーラー服）なのに〜w

10/9 16:24

さっきの祠の左手に行けば良かったのかー　ここから3.2km、ひたすら林道歩き。CTは0:40ですが…それはキツくない？

10/9 16:54

ゲートを通過。って「歩行者の通行も禁止」と今更言われても〜⁉

10/9 16:59

鉄塔巡視路の入口ハケーン

10/9 17:06

展望台の目印の鉄塔が見えてきて…　あと少し！！

10/9 17:09

林道を歩ききりました！　いやー、CT0:40はキツいなぁ

10/9 17:11

自転車にジュース♪　一昨日のワシ、エラい！

10/9 17:17

ここから一日市場駅まで自転車でダウンヒルします♪

10/9 17:21

一昨日は気付かなかったんですが、展望台が立っていたんですね

10/9 17:22

展望台から、夕方の灯がと始めた松本市内。

10/9 17:23

登山道の案内板。下にデポ自転車が繋いであって…うちと同じ様に縦走してここに下山する方が今山歩きされてると思うと嬉しかったり(^_^)

10/9 17:23

登山届と装備を注意する看板。長野県の主要な登山口にはみんな立ってますね(^_^)ゞ

10/9 17:24

こちらは立派なトイレ（洋

10/9 18:35

この時間、電車は30分おき。余韻（足の筋肉痛もw）に浸りつつ、しばしホームで待ちます…

10/9 18:45

一日市場駅に電車が到着

10/9 18:58

穂高駅のホームには山の案内板が。あぁぁ昨日のことだけど、もう懐かしいぃ〜

10/9 18:59

穂岳駅の改札口

10/9 19:00

JR穂高駅

10/9 19:06

無事、穂高の登山者Pに周回して戻ってこれました♪

10/10 11:21

同じく翌日に安曇野の国道（の1本隣）から見た北アルプス。あの稜線を歩いてきたんだなぁヽ(^o^)丿

10/10 11:50

翌日、安曇野のそば処あさかわに寄りました。蕎麦の味も堅さも、ツユの味も良くて大満足♪　平日でも開店時間には満席になる人気店でした(^_^)ゞ

撮影機器：

EOS 70D CANON

Xperia XZ SOV34 au SONY

装備

MYアイテム

としみず

重量：12.01kg

個人装備

ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

としみず

　北アルプスはこれまでに奥穂高岳、双六〜三俣蓮華に行ったのみでしたので、今年は一度は有名な表銀座に行きたいと計画しました。当初はこの夏休みに行く予定だったのですが、生憎の台風接近による天候不順・天気予報ころころ変わる状態・稜線で雷注意報と重なって断念、今回の10月連休で改めて計画してみました。
　2泊以上の縦走でテント泊にするか悩んだのですが、10月で寒くなり防寒装備で重くなる、合戦尾根は北ア三大急登、コースタイムから最終日に一気に下山できるか不確か…等々を考慮して1年ぶりに小屋泊で行ってきました。
　1日目こそ雨予報でしたが幸い登攀中に降られることはなく、2日目・3日目と晴天、絶好の登山日和！　北アルプスの絶景と快適な縦走路を楽しむことができましたლ(╹⌣╹✰)
【1日目】3.8km、13330歩
【2日目】13.2km、31488歩
【3日目】18.6km、41153歩
【合計】38.6km、8.6万歩 ＋ 自転車14.5km
【今回の失敗】
　・喜作レリーフを見るの忘れた
　・大滝山荘で引き返して、大滝山南峰を踏み損ねた（位置関係を勘違いしていた）

コメント

universalm32

山での御礼
TOSHIMIZU7566　様
先日(10/8)東大天井岳より常念への下りで足を捻挫した夫婦の夫です
その節は大変ありがとうございました。
好天に恵まれたハイマツの絶景の下りでもう少しで底部につき休憩をしようと思つた矢先にガレに足を取滑り動けなくなりました。
その節はアドバイスを頂き,また、再度戻られ消炎テープとテープを頂き，ありがとうございました,その後安曇野署との話の上ヘリを要請しました。
症状は関節脱臼骨折３ケ所折れてました。金曜日に無事手術も終わりましたがあと1ケ月は入院とのこと。
山小屋の方にも言われたのですが今回は不幸中の幸いで、まず電波が通じた事、風も雲もなかつた事など、前日の天気だと野宿も覚悟しなければ、装備なども考えさせられます。
この度は本当にありがとうございました.貴方様の親切に心より御礼申しあげます.これからも、お気をつけて山旅をお楽しみください。
兵庫県の夫婦より

としみず

Re: 山での御礼
　universalm32様
　こちらこそ大したことが出来たわけではありませんのに、ご丁寧に連絡を頂きまして恐縮です。
　あのあと15時頃に小屋に着きましたところ、ちょうどヘルメットを被った小屋の方お二人が出発されて、小屋でも電話対応されているところでした。地形的に携帯が通じないのをまず心配したのですが無事に通じて、また夕方日が落ちるまで時間の余裕があったのも、まさに不幸中の幸いだと思いました。（小屋まで急げば1時間ぐらい？尾根を越えて松本側に出ればなんとか通じる？等々考えておりました）
　4年ほど前に妻が両足首捻挫で数ヶ月間お互いに苦労したり、私自身も下山中に捻挫したことがありまして、無理やり下山したところ完治するまで1年ぐらいかかったことがありました。そのため人ごとでないのは有ったのですが、思っていた以上に重傷だったとお聞きして、本当に気休めにしかならなかったと反省しきりです。濡れタオルで冷やす方が良かったのでは？　ほかには？　知識の不足も痛感しました。今回は単独行でしたが妻と同行することも良くありますので、万一の際にどうすべきか、こちらも改めて考えて装備・知識につなげたいと思っています。
　しばらくは生活全般にわたって何かと大変と思いますが早くご回復されますことを、さらにリハビリされて落ち着かれましたらぜひまたご夫婦で山歩きを楽しまれることを心よりご祈念申し上げます。