涸沢〜北穂〜奥穂〜ジャンダルム〜岳沢
- GPS
- 51:07
- 距離
- 32.8km
- 登り
- 3,235m
- 下り
- 3,234m
コースタイム
7日 07:54涸沢ー10:10北穂高岳ー12:08涸沢岳ー14:16涸沢
8日 07:00涸沢ー09:35奥穂高岳ー10:49ジャンダルムー11:57天狗のコルー15:00上高地
天候 | 6日晴れ、夜雪、7日曇りのち晴れ、8日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3連休の混雑を避け、ちょっと早めに涸沢に行ってきました。
初日は涸沢までの移動のみ。涸沢は曇り。紅葉もくすんで見えた。しかし、もともと今年の紅葉はあまりきれいではないようだ。テントの受付をしてまだそれほど混んでいないテント場にテントを張る。
(ちなみに、写真の中で色が鮮やかなものはフィルターを使ってます。色がくすんでいるのがそのままな感じです。)
夜にテントをたたく音。雨にしては音が変だなーと思っていたら、翌朝起きたら雪だった。涸沢では今年の初雪との声が聞こえた。
二日目は北穂高岳から涸沢岳への稜線が目標であるが、山頂はガスの中だし、雪が心配だし、どうしようかと。まあ、北穂高山荘でコーヒーでも飲むかと登り始める。標高が上がると寒いし、雪も多い。山荘についてコーヒーを飲んでほっとする。さて、涸沢岳へのルートだが、雪の足跡を見ると数名は行っている見たいなので、安心して踏み込む。ペンキが雪で隠れて見えづらいが、代わりに足跡があるのでそれほど迷う心配はない。といっても何度かルートを外したが。。
最初の下りの鎖場。鎖を持ったがツルツル滑ってほとんど役に立たない。足場とホールドがそれなりにあったので、なんとか降りる。この後、何カ所か鎖場があったがすべてフリーで登る。
結局涸沢岳まで展望は全くなし。どこを歩いたか全くわからないが、とりあえず無事涸沢岳に到着し、涸沢に降りた。さすがにこの寒さで穂高山荘でのテント泊は考えられない。
午後からいい天気になったので、写真を撮ったり、ビールを飲んだりのんびり過ごす。
三日目は奥穂〜西穂縦走が目標であるが、この雪じゃ無理かとあきらめ気味。
ところが三日目は朝から快晴。気温もそれほど低く無いのでこれは行けると思って、テントを畳んで出発。
奥穂まで登り返す。山頂は大勢の人で賑わっている。ジャンダルムを見ると人影が見える。先行者がいて安心なので決行する。ちなみにこのルートは初めて歩く。
最初の難関馬ノ背、たしかにちょっと怖い。がホールド、スタンスはあるので恐怖心さえ克服すればOKな感じ。一旦ロバの耳への鞍部に降りる。一見ルートがわからない。手前のピークの岩場にロープが残置してあって、「まさかあそこを。。。」と思ったが、近づくとペンキがあってそれほど困難ではない鎖が張られたルートがあった。ここを登ればジャンダルムへはすぐ。基部を回り込んで山頂へ。大展望を楽しんだ。
ジャンダルムからは天狗のコルへ急な下りが続く。岳沢から登ってきた人と次々とすれ違う。
天狗のコルに到着して時間を見ると12時。これから西穂に登って上高地に下るとバスの時間に間に合いそうも無い。重荷で足も疲れているので、岳沢に下山を決定。残りのルートは来年の宿題とする。
岳沢への下りは岩のガレで落石を起こさずに下るのは難しい。下に人がいないのを確認しながら降りる。といっても上部で3人に会っただけだったが。岳沢ヒュッテまでの長い下りでくだびれ、さらに上高地までのダラダラ下りで消耗してヘロヘロになって下山した。
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