白峰三山縦走 北岳・間ノ岳・農鳥岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 3,144m
天候 | 10日濃霧 11日快晴 稜線上強風 午後にわか雨 12日雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
・バスにて広河原へ。 ・帰りは奈良田まで歩き、そこからバスで広河原へ。 ・その後、広河原から芦安へバス。連休から本数が増える予定のようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白駒小屋からのコースでは白駒池のすぐ上に気にならない程度の雪渓・小太郎山分岐にも小さな雪渓があるだけです。 農鳥岳から大門沢への下りに数箇所雪渓あります。 アイゼンが必要なほど長く急なところはありません。 慣れていない方は怖いと思うくらいの雪渓ですが、せいぜい20mくらい。 ただ雪渓がコースを覆っているので、その先のコースの見落としに注意! 雪渓上の足跡はすぐに消えてしまうようです。 コースのマーキングは全体的に薄く見ずらいです。 大門沢は雨の日は絶対にお勧めしません。 丸太橋は滑るし、橋が架かってないところは増水で結構ヤバイです。 石も滑ります。 農鳥小屋の親父にも降りることを強く勧められたけど力尽きて大門沢小屋に泊まり、翌日かなり後悔しました。 |
写真
感想
3000mを超える稜線歩きを楽しみに行ったのですが、稜線上は身の危険を感じる程の強風。時々よろけたりと舐めてはいけない3000m
まあ風の件は置いといて快晴の3000m稜線歩きは展望に恵まれ遠くまで見通せる充実な山となりました。
北岳山荘からの展望は富士山が真正面に来て最高です。
お花畑は先日行った平標山・仙の倉山の規模とは違い、色とりどりで圧巻でした。
一応キタダケソウも見れました。
北岳登頂後、山頂にいた人が言っていた八本歯方面へ。
200mくらい離れたところに数名の人影っぽいのが見えたので「きっと撮影でもしている」と思い荷物をデポして行ってみると猿です。3000mオーバーで猿を見るとは・・・
以前、戸隠の蟻の渡りを猿がわたっているのを見た以来の衝撃でした。
北岳草らしいのは見れましたが・・・。
期待している人ごめんなさい。
私の感想は
うん はっきりいってハクサンイチゲとほとんど変わらない。
見たい人は群生の場所と葉っぱの形をしっかり覚えていかないと見落としますよ。
肩の小屋方面のコースにはありません。
ただ、間ノ岳からの縦走は慣れた方と行ったほうが良いと思います。
コースの目印が薄い・雪渓の下降やら・途切れたコースやら、そこそこ山の勘が必要かもしれません。
雪渓は雪が緩んでいるのでアイゼンは使いませんでしたが、長いところでも せいぜい30mほどをトラバースしたりするくらいです。
それと大門沢は雨の日は増水しますし、丸太橋が異常なほど滑る滑る。
一回 石で滑って川に片足落としました。
橋がないところもありました。
増水したら靴を脱いで渡る必要があるかもしれません。
ちょうど増水中で結構悲惨な帰り道となりました。
大門沢付近はコマドリがたくさんいます。
こんなたくさんのコマドリの鳴き声を聞いたのは初めてでしたが、一枚も写真が取れませんでした。
気温ですが、北岳山荘は太陽が沈むと一ケタ台です。
大門沢小屋は雨さえ降らなければ一日中半そでで大丈夫かもしれません。
行きの乗り合いタクシーでは、半袖しかないとか雪があることに驚いたりとか、ちょっと危険な感じなグループもいました。
縦走には長袖と防風着は欠かせないようです。
私の行った日は半袖だったら命の危険もありそうな強風でした。
農鳥小屋のワンコは可愛かったですよ
それとバスのおばちゃんはやり手でした(^ω^)
バスには料金回収におばちゃんが乗ってます。
いまどき珍しい。
奈良田でバスに乗ったところ芦安に行くといったら、広河原に停まるがその先芦安行きになるということで先に料金回収されました。
あれ?広河原からはタクシーあるんじゃない?と気がついたときにはすでに遅し。
やり手のおばちゃんでした。
でもバスの待ち時間に広河原のインフォメーションセンターで、山と渓谷・岳人のとても古いものや、山岳写真家の白旗さんの写真集など読めて本当によかった。さらに芦安の温泉を聞いたら温泉ロッジの前を勧められた。
バス会社関係の経営場所でした(笑
meteoさん、
初めまして、C-chanと申します
白峰三山の縦走、いいですね、素敵な写真がたくさん並んでいます・・・いつか私も歩きたいルートです
29番目の富士山の写真、私は実は同じ雲を鳳凰三山の観音岳から撮影しました。
あの時、たしか、白峰三山方面に黒っぽい雲が出始めていました。
私がその日降られたのはその4〜5時間くらい後でしたからきっと白峰三山で先に降ったのですね
metaoさん、makasioの記録にコメントありがとうございました。
良いお写真ですね。特に富士と稜線の写真。
僕たち、良くやりましたね。本当に。
キタダケソウ!
北岳はキタダケになってしまいましたが、
なかなか手の届かない高嶺の花が、
あってもいいような気もします。
でも、うらやましいなあ。来年こそ、は!
通常ルートでやろうかな。
>C-chanさん
鳳凰からみたら雲が黒くなってましたか
あの雲をみてから森林に入ってしまいましたが、1時間も経たずに雨が降り始め一気にガスに突入しました。
やはり富士山の雲はいい指標になるんですね。
ホームコースが鳳凰なんてうらやましい。
群馬は低い山しかないから夏場は暑くて地獄のようです。
>makasioさん
北岳にキタダケ!
うまい!!
キタダケソウは運良く見れちゃいましたが、今回登ってみて高山植物を見るためだけにもう一度ゆっくり登りたいと思いました。
運良く見れた理由も猿がいたからという、これまた不思議な運でした。
猿撮るのにしゃがんだらそこにキタダケ草
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