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Yamareco

記録ID: 214698
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙塩尾根から雪投沢・池ノ沢経由白峰三山

2012年08月04日(土) 〜 2012年08月11日(土)
 - 拍手
GPS
60:13
距離
62.7km
登り
6,385m
下り
6,272m

コースタイム

8/4(土):中野425〓513高尾514〓551大月554〓643甲府646〓803岡谷843〓927伊那市941≡1017長谷村簡易水道柏木配水池(登山者用駐車場有、孝行猿碑入口)1023―1125休(Co1400m)1135―1222休(Co1620m)1232―1334休(Co1870m)1346―1417休(Co1940m)1423―1506休(松峰巻道、Co1980m)1520―1556松峰小屋分岐―1602松峰小屋(無人小屋宿泊)

8/5(日):松峰小屋437―445松峰小屋分岐452―533休(Co2220m)539―606地蔵岳東側コル―648休(Co2420m)656―丸山谷の頭東側肩703―752休(Co2560m)802―929馬ノ背分岐―948仙丈ヶ岳1001―1032大仙丈ヶ岳1038―1114休(Co2760m)1125―1215苳ノ平手前お花畑(Co2570m)1225―1302伊那荒倉岳―1309高望池1329―1407岩峰2499m1417―1455横川岳1513―1534野呂川越1544―1620両俣小屋(幕営)

8/6(月):両俣小屋550―659野呂川越713―717三角点(2315.0m)―802休(Co2460m)―817小ピーク(2488m)―900休(Co2580m)910―935小ピーク(2699m)―1000休(Co2750m)1010―1056休(Co2940m)1107―1115三峰岳直下分岐(⇔1156間ノ岳1209)1242―1246三峰岳1258―1340三国平1350―1412井川越―1419熊ノ平小屋(幕営)

8/7(火):熊ノ平小屋520―600安倍荒倉岳602―645竜尾見晴653―711巻道途中(⇔717新蛇抜山723)727―755コル(2542m)810―855北荒川岳902―910北荒川岳キャンプ場跡―955雪投沢分岐1000―1031北俣岳分岐―1100塩見岳(東峰⇔西峰)1120―1135北俣岳分岐―1208雪投沢分岐1218―1300休(Co2460m)1310―1340休(Co2350m)1350―1423休(Co2230m)1430―1450休(Co2140m)1456―1518休(Co2050m)1525―1551大井川(渡渉)1600―1605池ノ沢小屋付近の大井川河原(幕営)

8/8(水):停滞(休養日)

8/9(木):大井川河原(池ノ沢小屋付近)520―602休(Co2020m)608―652休(Co2140m)658―725休(Co2210m)731―748休(Co2260m)754―818池ノ沢池842―911最後の水場(Co2420m)945―1023休(Co2540m)1029―1056休(Co2650m)1102―1129池ノ沢源頭・白峰南嶺稜線1137―1219広河内岳1242―1305広河内岳南二重山稜の平地(2802m脇)(幕営)

8/10(金):広河内岳南二重山稜(2802m脇)536―606広河内岳613―645大門沢下降点652―749農鳥岳801―843西農鳥岳850―938農鳥小屋945―1000三国平分岐―1040休(Co2980m)1054―1132間ノ岳1205―1302中白根山1310―1335北岳山荘(幕営)

8/11(土):北岳山荘543―600八本歯のコル(水平道)分岐―639八本歯のコル分岐(⇔659北岳720)738―752北岳山荘(水平道)分岐――812八本歯のコル(広河原分岐)―828八本歯の頭―935ボーコン沢の頭953―1100城峰―稜線から離れる1106―1134池山御池小屋1135―1138池山御池畔(道標)1153―1251休(Co1640m)1303―1336あるき沢橋1413=1450奈良田1620=1729下部温泉1804〓1911甲府1944〓2033大月2049〓2215中野
天候 8/4(土):晴れ
8/5(日):晴れ
8/6(月):雨のち曇り
8/7(火):晴れ
8/8(水):晴れ
8/9(木):晴れ
8/10(金):曇り
8/11(土):曇り時々晴れのち一時雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
入山:市野瀬の北側斜面にある柏木集落の上の仙丈ヶ岳登山口までタクシー利用(伊那市駅から8,500円、高遠まで定期バスを利用すれば半額程度と思われます)。長谷村簡易水道施設があるが、「孝行猿」の入口と言った方が通じるようだ。また、ここには篤志家が準備してくれた登山者用の駐車場があり、3台程度駐車可能。
下山:「あるき沢橋」バス停が奈良田〜広河原間のバス路線上にある。奈良田まで運賃800円(100円の協力金を含む)。奈良田からは身延行きの定期バスがあり、下部温泉駅でJRに乗換えることができる。下部温泉まで運賃1,000円(荷物代200円含む)。
コース状況/
危険箇所等
(1)地蔵尾根(柏木集落〜仙丈ヶ岳):林道と4回ほど交差するところが分かりにくい。その先は、しっかりした登山道となり、樹林帯は南アルプスならではの苔の雰囲気が楽しめる。松峰小屋は登山道から南へ数分下った斜面にあり、しっかりしている(エアリアルマップでは「少し荒れている」と表現されているが、ドアも閉まる)。水場も小屋下の沢筋を数分下ると流水が得られる。その先、仙丈ヶ岳までも歩きやすい登山道。馬ノ背分岐からは一気に人が増える。
(2) 仙塩尾根:特に危険個所はなし。高望池は涸れていて荒れた印象(鹿のヌタ場状態)。
(3) 雪投沢:かつて道はあったのかも知れないが見当たらなかった。沢筋を下ったが、一部は荒れた(大きな流木など)印象。滝場やへつりなどの難所はなし。原始的な雰囲気をとどめていて、北海道の沢を歩いているような感覚。
(4) 池ノ沢:下の方は荒れた沢筋だが、池に近くなると良い雰囲気になってくる。右岸に廃道化しつつある道がある。特に標高2000m付近から池ノ沢池までは比較的明瞭。ところどころは高巻きに近いイメージで沢筋から離れている。足回りを準備して、沢筋を沢登りした方が楽しいかもしれない。池から先はほぼ沢筋を辿る。水は標高2420m付近(左岸から支流が入る)で無くなる。その後は、ハイマツ混じりのガレを登り、最後はお花畑に出て、白峰南嶺の稜線に緩やかに達する。
(5) 池山吊尾根:八本歯の頭まではとても明瞭。この先、ボーコン沢の頭までは、尾根が広い上、ところどころ踏み跡が輻輳しているので、霧の日は要注意。その先は想像以上にしっかりした良い道。夏にももっともっと利用されてしかるべきルート。白峰三山、鳳凰三山〜早川尾根〜甲斐駒などの中心にあって、とにかく展望が素晴らしい。
【8/4】今回の入山口。篤志家が登山者用駐車場を確保して下さっている。駐車しているのは自転車野郎二人組の車。
2012年08月04日 10:23撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/4 10:23
【8/4】今回の入山口。篤志家が登山者用駐車場を確保して下さっている。駐車しているのは自転車野郎二人組の車。
登山者用駐車場のすぐ上には、簡易水道施設。これが目印だが、「孝行猿」入口と言った方が地元の人(タクシーの運転手さん)には通じやすいようだ。
2012年08月04日 10:24撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/4 10:24
登山者用駐車場のすぐ上には、簡易水道施設。これが目印だが、「孝行猿」入口と言った方が地元の人(タクシーの運転手さん)には通じやすいようだ。
尾根歩きが始まると、樹林帯はこのような南アルプスらしい雰囲気に。
2012年08月04日 14:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/4 14:22
尾根歩きが始まると、樹林帯はこのような南アルプスらしい雰囲気に。
松峰小屋は縦走路から右手(南)へ少し下ります。
2012年08月12日 08:08撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/12 8:08
松峰小屋は縦走路から右手(南)へ少し下ります。
思っていたよりもずっとしっかりした松峰小屋。一晩お世話になりました。水場も近くにあって、利用価値高い(はず)。
2012年08月04日 16:38撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/4 16:38
思っていたよりもずっとしっかりした松峰小屋。一晩お世話になりました。水場も近くにあって、利用価値高い(はず)。
【ここから8/5】森林帯を抜けると、展望が開けてきます。左手奥は、今回の山行のひとつのポイントでもある塩見岳。
2012年08月05日 06:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
1
8/5 6:22
【ここから8/5】森林帯を抜けると、展望が開けてきます。左手奥は、今回の山行のひとつのポイントでもある塩見岳。
地蔵岳と、その向こうには中央アルプス。
2012年08月05日 06:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 6:22
地蔵岳と、その向こうには中央アルプス。
木々の間から望む、鋸岳。
2012年08月05日 06:49撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 6:49
木々の間から望む、鋸岳。
行く手に仙丈ヶ岳が近づいてきました。
2012年08月05日 08:36撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 8:36
行く手に仙丈ヶ岳が近づいてきました。
雷鳥に出会いました。この時は一羽。
2012年08月05日 08:56撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 8:56
雷鳥に出会いました。この時は一羽。
アルプスっぽくなってきた。
2012年08月05日 08:58撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 8:58
アルプスっぽくなってきた。
またまた雷鳥。ぜんぜん逃げません。ちょっと通して下さいな。
2012年08月05日 09:04撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 9:04
またまた雷鳥。ぜんぜん逃げません。ちょっと通して下さいな。
馬ノ背の奥に甲斐駒。鋸岳のさらに奥には八ヶ岳連峰。夏山だ〜。
2012年08月05日 09:08撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 9:08
馬ノ背の奥に甲斐駒。鋸岳のさらに奥には八ヶ岳連峰。夏山だ〜。
こんどは親子の雷鳥。やっと通して貰いました。
2012年08月05日 09:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 9:22
こんどは親子の雷鳥。やっと通して貰いました。
馬ノ背からの道に合流。馬ノ背ヒュッテがすぐ下に。奥は甲斐駒。
2012年08月12日 08:12撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/12 8:12
馬ノ背からの道に合流。馬ノ背ヒュッテがすぐ下に。奥は甲斐駒。
仙丈ヶ岳に到着〜。北岳と間ノ岳をバックに、ミニトマトの一枚目。ちなみに、仙丈ヶ岳は私が最初に登った3000m峰でして、それ以来、なんと36年ぶり2回目の登頂。
2012年08月05日 09:54撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 9:54
仙丈ヶ岳に到着〜。北岳と間ノ岳をバックに、ミニトマトの一枚目。ちなみに、仙丈ヶ岳は私が最初に登った3000m峰でして、それ以来、なんと36年ぶり2回目の登頂。
仙丈ヶ岳山頂から馬ノ背ヒュッテを越えて、甲斐駒〜鋸岳方面。
2012年08月05日 09:57撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
1
8/5 9:57
仙丈ヶ岳山頂から馬ノ背ヒュッテを越えて、甲斐駒〜鋸岳方面。
登山者で賑わう夏の仙丈ヶ岳山頂。
2012年08月05日 10:02撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 10:02
登山者で賑わう夏の仙丈ヶ岳山頂。
大仙丈ヶ岳を目指します。
2012年08月05日 10:06撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 10:06
大仙丈ヶ岳を目指します。
大仙丈ヶ岳からふりかえる:大仙丈沢カールが美しい仙丈ヶ岳南東面。
2012年08月05日 10:32撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 10:32
大仙丈ヶ岳からふりかえる:大仙丈沢カールが美しい仙丈ヶ岳南東面。
伊那荒倉岳の三角点。数え方にもよるでしょうが、日本の山標高第149位。
2012年08月05日 13:02撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 13:02
伊那荒倉岳の三角点。数え方にもよるでしょうが、日本の山標高第149位。
高望池(跡)。水は涸れてしまっていて、鹿のヌタ場のような状態でした。
2012年08月05日 13:09撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 13:09
高望池(跡)。水は涸れてしまっていて、鹿のヌタ場のような状態でした。
横川岳。
2012年08月05日 14:54撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 14:54
横川岳。
野呂川越。ここから左(東)へ両俣小屋へと一旦下ります。
2012年08月12日 08:16撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/12 8:16
野呂川越。ここから左(東)へ両俣小屋へと一旦下ります。
両俣小屋のテントサイトに張ったマイテント。
2012年08月05日 17:00撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/5 17:00
両俣小屋のテントサイトに張ったマイテント。
こちらが両俣小屋。結構にぎわっていました。
2012年08月05日 17:09撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/5 17:09
こちらが両俣小屋。結構にぎわっていました。
【ここから8/6】翌日は雨の中、仙塩尾根の南下を続けます。
2012年08月06日 10:17撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/6 10:17
【ここから8/6】翌日は雨の中、仙塩尾根の南下を続けます。
お天気の悪い日は、お花の鑑賞日より。
2012年08月06日 11:31撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/6 11:31
お天気の悪い日は、お花の鑑賞日より。
三峰岳への登りがだんだんきつくなってきました。昨日の後半から行程が同じでお友達(?)になったどこかの大学のパーティさんが先行しますが、ペースが上がりません。
2012年08月06日 11:37撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/6 11:37
三峰岳への登りがだんだんきつくなってきました。昨日の後半から行程が同じでお友達(?)になったどこかの大学のパーティさんが先行しますが、ペースが上がりません。
三峰岳直下の分岐にザックをデポして、間ノ岳ピストン。ちょっと道を間違えて、岩場を直登してしまいましたが、このころから天気が回復。
2012年08月06日 11:47撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/6 11:47
三峰岳直下の分岐にザックをデポして、間ノ岳ピストン。ちょっと道を間違えて、岩場を直登してしまいましたが、このころから天気が回復。
間ノ岳山頂の三等三角点「相ノ岳」。
2012年08月06日 11:57撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/6 11:57
間ノ岳山頂の三等三角点「相ノ岳」。
北岳山頂も顔をのぞかせました。〔望遠〕
2012年08月06日 12:06撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/6 12:06
北岳山頂も顔をのぞかせました。〔望遠〕
行く手の塩見岳も。〔望遠〕
2012年08月06日 12:07撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/6 12:07
行く手の塩見岳も。〔望遠〕
三峰岳に戻って、間ノ岳を振り返る。ちなみに、三峰岳は、長野県・静岡県・山梨県の三県境(三国境)です。でもって、日本に48ある三県境の中で、ここが最も標高が高いのです。
2012年08月06日 12:46撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/6 12:46
三峰岳に戻って、間ノ岳を振り返る。ちなみに、三峰岳は、長野県・静岡県・山梨県の三県境(三国境)です。でもって、日本に48ある三県境の中で、ここが最も標高が高いのです。
今日のお宿の熊ノ平が見えてきました。手前は井川越。
2012年08月06日 14:09撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/6 14:09
今日のお宿の熊ノ平が見えてきました。手前は井川越。
井川越の北側は、おどろおどろしいガレでした。
2012年08月06日 14:12撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/6 14:12
井川越の北側は、おどろおどろしいガレでした。
市営「熊の平小屋」。小屋番の方もとても感じの良い小屋で気に入りました。
2012年08月06日 14:19撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/6 14:19
市営「熊の平小屋」。小屋番の方もとても感じの良い小屋で気に入りました。
熊ノ平のマイテント。空いていました。
2012年08月06日 17:36撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/6 17:36
熊ノ平のマイテント。空いていました。
【ここから8/7】翌日も仙塩尾根の南下を続けます。塩見岳の存在感が!
2012年08月07日 05:45撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
5
8/7 5:45
【ここから8/7】翌日も仙塩尾根の南下を続けます。塩見岳の存在感が!
安倍荒倉岳。縦走路からほんの少し西側にずれたところに三角点があります。日本の山標高第93位は、鋸岳より上です。
2012年08月12日 08:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/12 8:22
安倍荒倉岳。縦走路からほんの少し西側にずれたところに三角点があります。日本の山標高第93位は、鋸岳より上です。
新蛇抜山は、さらに縦走路から外れていますので、足を延ばす必要があります。こちらは、日本の山標高第100位。
2012年08月07日 07:16撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/7 7:16
新蛇抜山は、さらに縦走路から外れていますので、足を延ばす必要があります。こちらは、日本の山標高第100位。
大井川上流から下流部を俯瞰します。いずれ横断する予定。
2012年08月07日 07:29撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
1
8/7 7:29
大井川上流から下流部を俯瞰します。いずれ横断する予定。
振り返れば、間ノ岳(左)と西農鳥岳(右)。
2012年08月07日 08:28撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
1
8/7 8:28
振り返れば、間ノ岳(左)と西農鳥岳(右)。
北荒川岳から望む塩見岳。だいぶ近づいてきました。
2012年08月07日 08:50撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
5
8/7 8:50
北荒川岳から望む塩見岳。だいぶ近づいてきました。
北荒川岳キャンプ場跡地のすぐ南にあるお花畑。バックはもちろん塩見岳。
2012年08月07日 09:10撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
2
8/7 9:10
北荒川岳キャンプ場跡地のすぐ南にあるお花畑。バックはもちろん塩見岳。
しつこく塩見岳。左手は雪投沢源頭部。
2012年08月07日 09:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
3
8/7 9:44
しつこく塩見岳。左手は雪投沢源頭部。
塩見岳(東峰=最高峰)にてミニトマト。
2012年08月12日 08:24撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/12 8:24
塩見岳(東峰=最高峰)にてミニトマト。
塩見岳山頂より荒川三山方面。
2012年08月07日 11:01撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/7 11:01
塩見岳山頂より荒川三山方面。
こちらは蝙蝠岳。今回は割愛します。
2012年08月07日 11:07撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/7 11:07
こちらは蝙蝠岳。今回は割愛します。
西峰(三角点峰)でも、ミニトマト。
2012年08月12日 08:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/12 8:25
西峰(三角点峰)でも、ミニトマト。
塩見岳山頂付近のお花。
2012年08月07日 11:25撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
1
8/7 11:25
塩見岳山頂付近のお花。
塩見岳山頂付近のお花。
2012年08月07日 11:27撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/7 11:27
塩見岳山頂付近のお花。
辿ってきた仙塩尾根を振り返りつつ、少し戻ります。
2012年08月07日 12:01撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
3
8/7 12:01
辿ってきた仙塩尾根を振り返りつつ、少し戻ります。
いよいよ雪投沢に向かいます。2009年の夏に悪天候と日程不足であきらめた思い入れのコース。
2012年08月07日 12:18撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
3
8/7 12:18
いよいよ雪投沢に向かいます。2009年の夏に悪天候と日程不足であきらめた思い入れのコース。
雪投沢の沢筋は比較的広く、上部は少し荒れた印象。
2012年08月07日 12:32撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/7 12:32
雪投沢の沢筋は比較的広く、上部は少し荒れた印象。
大井川に降りつきました。
2012年08月07日 15:51撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/7 15:51
大井川に降りつきました。
池ノ沢小屋はかなり広い小屋でした。手前(沢より)の入口は開けにくかったですが、裏手の入口はすんなり開きました。が、ちょっと陰湿な印象なので、河原にテントを張ることにします。
2012年08月07日 16:29撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/7 16:29
池ノ沢小屋はかなり広い小屋でした。手前(沢より)の入口は開けにくかったですが、裏手の入口はすんなり開きました。が、ちょっと陰湿な印象なので、河原にテントを張ることにします。
大井川河原のマイテント。
2012年08月08日 06:19撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/8 6:19
大井川河原のマイテント。
【ここから8/8】翌8/8は大事をとって休養日にしました(雪投沢を下っているときに少し左ひざに違和感を感じたため)。とても天気の良い日に、とかげです。誰も来ないかと思っていたら、上流から外人さん2名がやってきて、なんでも北岳からやってきて、ゴムボートで大井川を下ろうとしたが、穴が開いてしまった、とぼやきつつも楽しそうに下って行きました。
2012年08月08日 11:12撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/8 11:12
【ここから8/8】翌8/8は大事をとって休養日にしました(雪投沢を下っているときに少し左ひざに違和感を感じたため)。とても天気の良い日に、とかげです。誰も来ないかと思っていたら、上流から外人さん2名がやってきて、なんでも北岳からやってきて、ゴムボートで大井川を下ろうとしたが、穴が開いてしまった、とぼやきつつも楽しそうに下って行きました。
休養日の夕食は、中華丼。ワインのおともはきゅうり(味噌付)。
2012年08月08日 17:01撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/8 17:01
休養日の夕食は、中華丼。ワインのおともはきゅうり(味噌付)。
流木を集めて、焚火なんぞで暇つぶしも。
2012年08月08日 17:22撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/8 17:22
流木を集めて、焚火なんぞで暇つぶしも。
【ここから8/9】池ノ沢は下流部は、雪投沢同様の荒れた印象でしたが、中流部になると、苔のついた岩の間を清流が流れるようないい感じのところも。
2012年08月09日 08:09撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 8:09
【ここから8/9】池ノ沢は下流部は、雪投沢同様の荒れた印象でしたが、中流部になると、苔のついた岩の間を清流が流れるようないい感じのところも。
ケルンにも苔が。
2012年08月09日 08:09撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 8:09
ケルンにも苔が。
池ノ沢池。思ったよりも広かったですが、埋まりつつあるように思われます。
2012年08月09日 08:34撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 8:34
池ノ沢池。思ったよりも広かったですが、埋まりつつあるように思われます。
源頭部が見えてきました。空が青い。
2012年08月09日 09:49撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 9:49
源頭部が見えてきました。空が青い。
ハイマツとゴーロの境あたりを歩きます。
2012年08月09日 10:24撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 10:24
ハイマツとゴーロの境あたりを歩きます。
池ノ沢を見下ろしたところ。
2012年08月09日 10:58撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 10:58
池ノ沢を見下ろしたところ。
いよいよ残り僅か。
2012年08月09日 11:20撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 11:20
いよいよ残り僅か。
最後はお花畑が迎えてくれました。
2012年08月09日 11:20撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/9 11:20
最後はお花畑が迎えてくれました。
白峰南嶺の稜線に辿りつきました。2007年夏以来の場所。ここから広河内岳を目指します。
2012年08月09日 11:29撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 11:29
白峰南嶺の稜線に辿りつきました。2007年夏以来の場所。ここから広河内岳を目指します。
あたりはお花。
2012年08月09日 11:39撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 11:39
あたりはお花。
そして、お花。
2012年08月09日 11:47撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/9 11:47
そして、お花。
広河内岳につきました。農鳥岳方面は少し雲がかかっていました。
2012年08月09日 12:19撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/9 12:19
広河内岳につきました。農鳥岳方面は少し雲がかかっていました。
塩見岳をバックにミニトマト。
2012年08月09日 12:30撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 12:30
塩見岳をバックにミニトマト。
広河内岳から南に延びるのびやかな尾根。2007年夏に白峰南嶺を歩いた時から、目をつけていたところです。
2012年08月09日 12:33撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/9 12:33
広河内岳から南に延びるのびやかな尾根。2007年夏に白峰南嶺を歩いた時から、目をつけていたところです。
こんな雰囲気。
2012年08月09日 14:38撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 14:38
こんな雰囲気。
でもって、マイテント。五一ワインも日程消化に合わせた良いペースで愛でています。バックは広河内岳。
2012年08月09日 15:40撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 15:40
でもって、マイテント。五一ワインも日程消化に合わせた良いペースで愛でています。バックは広河内岳。
夕暮れ時、塩見岳山頂が雲の上から顔を出しました。至福のひととき。
2012年08月09日 18:47撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/9 18:47
夕暮れ時、塩見岳山頂が雲の上から顔を出しました。至福のひととき。
【ここから8/10】おはよう、富士山。
2012年08月10日 05:37撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/10 5:37
【ここから8/10】おはよう、富士山。
荒川三山方面。悪沢岳(東岳)の右手から、赤石岳も見えます。手前は蝙蝠岳。すべて、2009年夏に歩いたところ。〔望遠〕
2012年08月10日 05:38撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 5:38
荒川三山方面。悪沢岳(東岳)の右手から、赤石岳も見えます。手前は蝙蝠岳。すべて、2009年夏に歩いたところ。〔望遠〕
塩見岳も入れるとこんなアングル。
2012年08月10日 05:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 5:44
塩見岳も入れるとこんなアングル。
広河内岳から農鳥岳方面。今日も良い天気で嬉しい限り。
2012年08月10日 06:06撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 6:06
広河内岳から農鳥岳方面。今日も良い天気で嬉しい限り。
広河内岳から、テントサイトを振り返る。奥には荒川三山や蝙蝠岳・塩見岳。
2012年08月10日 06:07撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 6:07
広河内岳から、テントサイトを振り返る。奥には荒川三山や蝙蝠岳・塩見岳。
この景色、次はいつ見れるかな。
2012年08月10日 06:11撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/10 6:11
この景色、次はいつ見れるかな。
大門沢下降点手前(南)から農鳥岳。ここから銀座コースですので、また人が増えます。
2012年08月10日 06:39撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 6:39
大門沢下降点手前(南)から農鳥岳。ここから銀座コースですので、また人が増えます。
この日の雷鳥は親鳥1羽に子が4羽という大家族でした。親と子が離れないように誘導しつつ、通して貰いました。
2012年08月10日 07:40撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/10 7:40
この日の雷鳥は親鳥1羽に子が4羽という大家族でした。親と子が離れないように誘導しつつ、通して貰いました。
農鳥岳山頂につきました。
2012年08月10日 07:50撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/10 7:50
農鳥岳山頂につきました。
間ノ岳と北岳をバックにミニトマト。
2012年08月10日 07:54撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 7:54
間ノ岳と北岳をバックにミニトマト。
富士山も今日は登山者多いかな。
2012年08月10日 07:55撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 7:55
富士山も今日は登山者多いかな。
農鳥岳からの西農鳥岳。
2012年08月10日 08:04撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 8:04
農鳥岳からの西農鳥岳。
西農鳥岳からの間ノ岳と北岳。こちらからだと北岳の存在感が少し目減りしてしまいます。
2012年08月10日 08:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 8:43
西農鳥岳からの間ノ岳と北岳。こちらからだと北岳の存在感が少し目減りしてしまいます。
西農鳥岳から振り返る農鳥岳。ちょうど富士山が一直線上の先に。
2012年08月10日 08:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 8:43
西農鳥岳から振り返る農鳥岳。ちょうど富士山が一直線上の先に。
大井川をはさんで、荒川三山や塩見岳。
2012年08月10日 08:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 8:43
大井川をはさんで、荒川三山や塩見岳。
農鳥小屋からの西農鳥岳。小屋のおっさん(説教親爺)は、あいかわらずの口調で登山者をからかっていました。
2012年08月10日 09:38撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 9:38
農鳥小屋からの西農鳥岳。小屋のおっさん(説教親爺)は、あいかわらずの口調で登山者をからかっていました。
約96時間ぶりの間ノ岳。
2012年08月10日 11:54撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/10 11:54
約96時間ぶりの間ノ岳。
間ノ岳山頂から北岳をバックにミニトマト。ミニトマトも残りが僅かになってきました。
2012年08月10日 11:34撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 11:34
間ノ岳山頂から北岳をバックにミニトマト。ミニトマトも残りが僅かになってきました。
北岳山荘付近のマイテント。
2012年08月10日 14:54撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/10 14:54
北岳山荘付近のマイテント。
五一ワインも今日で完飲の予定です。バックは北岳。
2012年08月10日 15:10撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/10 15:10
五一ワインも今日で完飲の予定です。バックは北岳。
【ここから8/10】北岳への登山道から振り返る北岳山荘。バックは中白根山と左奥に間ノ岳。
2012年08月11日 05:58撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 5:58
【ここから8/10】北岳への登山道から振り返る北岳山荘。バックは中白根山と左奥に間ノ岳。
北岳はやっぱり花の百名山ですね。
2012年08月11日 06:23撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 6:23
北岳はやっぱり花の百名山ですね。
北岳山頂の三等三角点「白根岳」。
2012年08月12日 08:42撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/12 8:42
北岳山頂の三等三角点「白根岳」。
最後のミニトマト。
2012年08月12日 08:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/12 8:43
最後のミニトマト。
2012年08月11日 07:39撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 7:39
2012年08月11日 07:39撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 7:39
2012年08月12日 08:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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2012年08月11日 07:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 7:44
2012年08月11日 07:45撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 7:45
2012年08月12日 08:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/12 8:44
北岳のお花畑を堪能してから、池山吊尾根を目指します。八本歯のコルを越えて、八本歯の頭が存在感。
2012年08月11日 08:09撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 8:09
北岳のお花畑を堪能してから、池山吊尾根を目指します。八本歯のコルを越えて、八本歯の頭が存在感。
八本歯のコルから大樺沢を見下ろす。
2012年08月12日 08:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/12 8:44
八本歯のコルから大樺沢を見下ろす。
2012年08月11日 08:16撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 8:16
北岳バットレスの最下部。上部はなかなかガスが晴れません。
2012年08月11日 08:18撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 8:18
北岳バットレスの最下部。上部はなかなかガスが晴れません。
大樺沢の雪渓。〔望遠〕
2012年08月11日 08:29撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 8:29
大樺沢の雪渓。〔望遠〕
のびやかな池山吊尾根の上部。
2012年08月11日 08:45撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 8:45
のびやかな池山吊尾根の上部。
バットレスのガスがもうすこし晴れてほしい・・・
2012年08月11日 08:58撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 8:58
バットレスのガスがもうすこし晴れてほしい・・・
ボーコン沢の頭からの甲斐駒。
2012年08月11日 09:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 9:43
ボーコン沢の頭からの甲斐駒。
ボーコン沢の頭からの農鳥岳(左)と間ノ岳(中央やや右)。
2012年08月11日 09:43撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 9:43
ボーコン沢の頭からの農鳥岳(左)と間ノ岳(中央やや右)。
ボーコン沢の頭からの間ノ岳。〔望遠〕
2012年08月11日 09:44撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 9:44
ボーコン沢の頭からの間ノ岳。〔望遠〕
ボーコン沢の頭からの北岳バットレス。〔望遠〕
2012年08月11日 09:51撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 9:51
ボーコン沢の頭からの北岳バットレス。〔望遠〕
池山吊尾根の標高2,600m付近からの鳳凰三山。
2012年08月11日 10:17撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
1
8/11 10:17
池山吊尾根の標高2,600m付近からの鳳凰三山。
池山御池小屋。扉も非常にしっかりしていて、前室もついた(冬山仕様)とても頑丈で比較的新しそう。
2012年08月11日 11:34撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 11:34
池山御池小屋。扉も非常にしっかりしていて、前室もついた(冬山仕様)とても頑丈で比較的新しそう。
池は草原と化していました。
2012年08月11日 11:37撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 11:37
池は草原と化していました。
気分の良い樹林帯の中の道。この後、吊尾根も急降下しますが。
2012年08月11日 12:03撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 12:03
気分の良い樹林帯の中の道。この後、吊尾根も急降下しますが。
あるき沢橋のバス停について全行程終了。
2012年08月12日 08:48撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/12 8:48
あるき沢橋のバス停について全行程終了。
一週間分の汗を奈良田温泉で流します。もちろん、湯上りには反省会(ビールで乾杯)。
2012年08月11日 14:57撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
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8/11 14:57
一週間分の汗を奈良田温泉で流します。もちろん、湯上りには反省会(ビールで乾杯)。
下部温泉駅から帰りも「青春18きっぷ」を活用。
2012年08月11日 17:41撮影 by  FinePix AX300, FUJIFILM
8/11 17:41
下部温泉駅から帰りも「青春18きっぷ」を活用。

感想

・2012年の夏休みは週末から週末までの9日間を自由に使えることになり、良い作品(=山行)を作ろうと、計画段階からエンジョイ。2009年夏( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106395.html )に雨と日程不足で最後に断念した雪投(ゆきなで)沢〜池ノ沢ルートをベースにする。となると塩見岳に入る必要があるが、であれば、仙塩尾根をその名の通り仙丈ヶ岳から塩見岳まで縦走することにして、これが前半。後半は、月並みではあるが、南アルプス北部のハイライトコース、白峰三山を北に縦走することに。また、入山は地蔵尾根を、そして、下山は池山吊尾根をとることで、アクセントをつけてみました。

・ところで、昭和48年に山と渓谷社から発行された「アルパインガイド30 南アルプス」が私の南アルプスへの指南書でした。著者は白籏史朗氏です。この中でコース(44)に「池ノ沢と雪投沢」がありまして、最初に読んだ時から強烈な印象を受けました。「いったん稜線から谷底まで下って、またそれを登り返す・・・(中略)・・・展望も沢に入ってしまえば失われるから、まったく何を好きこのんで、といわれそうだが、そのひと気のなさが、南アルプス通によろこばれるのか、昔から有名なコースである」と紹介されています。農鳥岳のところでは、「相変わらずの展望であるが、そのたびごとに感激するのも不思議なことだ」とあり、池ノ沢の池については、「以前よりは埋まったとはいえ周囲のムードにマッチした静寂は、何か妖精でも棲んでいそうな感じさえする」、また、大井川については、「飛び出た大井川の河原は、大きくひろがって、さすが天下に名だたる大井川だ、と妙なところに感心する」云々。

・計画段階では、さらに両俣小屋から野呂川左俣経由での北岳のピストンも含めていましたが、これは結果的に雨の日だったので割愛して、宿題にとっておきました。また、雪投沢を下っているときに、左ひざに違和感を覚えたので、中間ポイントである大井川河原(池ノ沢小屋付近)で連泊(停滞)し、休養日を一日入れました。ですので、雪投沢下降から先のコースタイムは、前半に比べると、1〜2割くらいゆっくり目になっていると思います。白峰南嶺の稜線に出たところは、2007年夏( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-98659.html )で目をつけていたところでして、お気に入りの天空の楽園。

・夏山シーズンまっさかりなので、メインルート(銀座)には人が大勢いましたが、中高年パーティばかりでなく、大学生や高校生のパーティもみかけることができたのは、頼もしくて嬉しい気がしました。また、お花畑の美しさは、とても筆舌に尽くせません。写真もたくさん撮りましたが、もちろんごく一部のみを掲載しました。

・停滞している日(大井川河原)に、外国人2人組みが北岳から南下してきて、大井川をゴムボートで下るつもりが、穴が開いてしまった、とぼやきつつも楽しそうにしていました。ザックにくくりつけた大きめのオールが楽しかったぁ。

・続いて、川崎在住とかの男性単独行者がやってきて、近くに幕営されたので、少しお話を伺いました。昨夏以来、大井川源流部をくまなく歩くことをされているそうで、この日は熊ノ平から発する乗越沢を上からピストンした後、新蛇抜山からの尾根筋の廃道を辿って来たとのこと。明日、雪投沢、明後日に池ノ沢をピストンした後、白根沢から広河内岳に抜けて今夏は締めくくるそうでした。

・また、時間は前後しますが、熊ノ平に泊まった日に、フランス人の単独行者(まだ若そうなお兄さん)ともお話しました。3週間日本に滞在するそうで、1週間が東京観光、1週間が京都でビジネス、残り1週間を使って山に登るということで、まずは富士山、次に北岳〜間ノ岳〜塩見岳、とのこと。じゃぁ、つぎは標高第3位の穂高も登らないと、と水を向けると、今回は時間切れなので次回に、ということです。フランスこそ良いアルプスがあるじゃない、というと、この夏もモンブランに登ってきた、って乗りで、なかなかの行動派ですね。

・北岳山頂には、お地蔵さんもあるのですが、その写真をとっているときに、「北岳 200回 塩沢」と記載された標識があるのに何気なくも気付きました。するとその数分後に、山頂にきたある男性が「北岳山頂のみなさん、これから大声を出しますがどうかお許しください」と前置きしたあと、さらに「私、塩沢、北岳登頂198回目です」と高らかに宣言されたのです。これをきっかけに、山頂にいた何人かの人とその方は談笑されていましたが、わたしも少し会話をしました。神奈川県藤沢市に在住の方だそうでして、200回目になったら、例の看板に『祝』の字を追加するつもりなのだ、などなど。

・ロンドン五輪もこの夏ならではの大イベントでした。映像はお預けでしたが、ラジオでそれなりに楽しみました: 女子卓球団体、女子バレー、なでしこ(女子サッカー)、女子レスリング、男子サッカー、などなど、彼の地で大いに活躍してくれたようで、私も力を貰って最後まで歩き通しました。

(おまけ)写真にところどころで登場する「ミニトマト」ですが、その由来(?)については、2009年夏の記録( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106395.html )をご参照ください(笑)。

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コメント

こんにちは〜。
池ノ沢出合でお会いした川崎在住の者です。

いやぁ。
記録を拝見すると長い縦走だったんですね。
それだけ長い縦走はしたことがないので羨ましいです。

あの日は結局、雪投沢をピストンした後、
荷物を担いで池ノ沢池まで上がりました。
池ノ沢池での幕営をかなり楽しみにしていましたので。
その時、上にいらしたんですね〜。

ちょっとお話した去年の東俣の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128524.html

ヤマレコはバックアップ的にしかやっていないので
雑な記録ですが良かったら見てみて下さい〜。

では、またどこかで。
2012/8/13 16:23
お世話さまでした。
koujouchouさん、コメントありがとうございました。

そちらの記録、そして、素晴らしいブログの方も拝見させて頂きました。ブログには、山仲間らしい方たちからのコメントが多数寄せられているし、充実しているようですね、パチパチ・・・

私の方は子育ても卒業してしまっているので、家族(家内)サービスのためにも、なるべく長い山行が良いとされている環境です

それではまたお会いする日まで、腰をお大事に〜
2012/8/13 18:23
南アルプス
はじめまして

素晴らしいコースに感じ入りました。不便だけれど古風で趣のある、登山が始まった当時の地形的に必然のある線をつなげてらっしゃいます。

まことに大切な登り方だと思いました。

池山吊尾根は小生も大好きです。
2012/9/9 14:13
Re: 南アルプス
jinzaemonさん、コメント(過分なメッセージ)ありがとうございました。

地蔵尾根も池山吊尾根コースも初めて歩きました。本格的な冬山はできませんが、一度、ボーコン沢の頭あたりから、雪化粧の北岳を見てみたいです。

ひとつひとつの山行を大事にし始めたのは、まだつい数年前からのことです。そうしてみると、ルート選びや宿泊地などについてもあれやこれやと計画段階からとても楽しみが増えた感じがしています。

私がまだ出来ていないのは、山をみて、その骨格を読み取ることです。なんでも、山の骨格が読み取れるようになると、その山のことがもっともっと身近になるようなことを聞いた覚えがあります。
2012/9/9 23:52
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