ジャン、大キレット縦走


- GPS
- 24:38
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 3,442m
- 下り
- 3,573m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 8:00
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 8:07
天候 | 晴れ 夜は氷点下、寒かった! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
その他周辺情報 | ひらゆの森 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
シルバーウィークのチャンスに念願のジャンに。
ついでに2年ぶり2回目の大キレットとお初ルートの涸沢岳〜北穂高間の難路もトッピングして。
体力、気力充実。他に行きたい山行募集もあがってなし。ジャンへのモチベが上がってる今回を逃すとまたいつ行けるか?だれ誘うこともなく一人で行くというのが決断に従っていけるチャンスを逃さないという感じ。実は「一人でジャンは怖い」という感情が強かったが、先輩とかに話してるうちに「行ける」という自信がムクムクと出てきたので決断した。
悪天候にも対応できるよう計画にも融通を持たせ、年休も2日取得しとく。
実際結果的には、一日前倒しで3日間好天に恵まれ、最高の体験となった。やはり俺持ってるね笑。
土曜日、会の先輩に誘われた泊まりエンクラ予定の佐久志賀の岩場から、日帰りとなったので、その夜、新穂に入り、車中泊。
残念ながら下の無料駐車場は満車につき鍋平駐車場に回された。
翌朝、シラカバ平は8時45分始発のはずが1時間前倒しのスタート。ラッキー。
西穂山荘で水を2L調達して西穂高〜間ノ岳〜天狗の頭経由して、天狗のコルでビバークする計画。だれか先着者がいると場所取り苦労するかなとも思ったが結果的には誰も来ず独占状態。北アルプスで単独ビバーグも初体験。経験値を上げた。
夜はシェルターの中で4度まで下がった。防寒対策バッチリしてきてよかった。
2日目はいよいよジャンに。岩場をドンドン突っ込んでいきあっけなくジャンまで到着。途中、慣れない高度感にビビる場面はあったが、一歩一手を確実においていけばしっかり固い岩では大丈夫。だが、浮石、ルートファインディング、滑落には気を付けて慎重に来た。
ジャンにしばらく滞在し絶景を楽しんだ。ホントいい天気!
今回で3回目の奥穂は撮影待ちの人があふれていてまるで観光地。
記念写真は最低限に押さえ、さっさと奥穂高山荘に退散。ジャンTシャツとラーメンいただき、涸沢岳に。。山頂に同期のaさんがいた、笑。会えると思って待っていたと。再会を祝して逆方向にお互い別れた。
確かに奥穂〜涸沢岳〜北穂高はかなり難ルートの印象を持った。
個人的には間ノ岳と涸沢岳の方がジャンとか馬の背、逆層スラブより怖い感じ。
北穂のテンバではとても寒く18時にはシュラフに潜り込み朝6時まで12時間シュラフから出なかった。夜中には外は氷点下になったと思われる。
3日目最後の北アの朝をゆっくり北穂小屋テラスで朝食に北穂ブレンドコーヒーで堪能し、大キレットを眺めた。今日も快晴。絶景。
2年前に比べるとやはり危なげなく長谷川ピークまでサクサクとたどり着き、2年間の成長を自分なりに確認できた。高度感が怖くてビビるのは仕方ないけどね。。。体が硬直するのはいかんな。リラックスと言い聞かせ着実に進んだ。
大キレットを後にして南岳で大休憩。その後は高速下山するだけ。かなり時間を巻いて降り、2時間くらいは予定より早く下山できた。
自分史山歴のひとつのトピックス的な山行目標を自分的記念年の今年達成できたこと、また、それを一人でできたことにとても意味があった。十分満足である。
今後はバリ、沢、本チャン、フリーなど新たな目標を持ちながら山の幅を広げていき山を楽しみたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する