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Yamareco

記録ID: 336734
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

室堂〜薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高 単独テント5泊6日

2013年08月13日(火) 〜 2013年08月18日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
51.3km
登り
3,789m
下り
5,107m

コースタイム

【13日】
室堂0945…富山大立山研究所1130…獅子岳1313…ザラ峠1400…五色ヶ原山荘1456
【14日】
五色ヶ原キャンプ場0605…鳶山0712…越中沢岳0846…スゴの頭1001…スゴ乗越1119…1207スゴ乗越小屋
【15日】
スゴ乗越小屋0517…間山0618…北薬師岳0803…0902薬師岳(ラジオタイム)0924…0950薬師岳山荘(トイレタイム)1021…1114薬師峠キャンプ場
【16日】
薬師峠キャンプ場0412…太郎平小屋0434…北ノ俣岳0624…赤木岳0655…中俣乗越0734…黒部五郎岳の肩0919…黒部五郎岳0934…1140黒部五郎小舎
【17日】
黒部五郎小舎0539…三俣蓮華岳0721…双六岳0836…0925双六池キャンプ場
【18日】
双六池キャンプ場0418…弓折乗越0517…0552鏡平山荘0617…秩父沢0716…登山口0752…わさび平小屋0814…0905新穂高温泉
天候 6日間とも晴れ。(薬師峠キャンプ場で1時間ほど雨に降られました)
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】(12日発)
新宿駅西口22:30=(富山地方鉄道高速バス)=5:30富山駅6:30=(富山地方鉄道室堂線)=9:00室堂
【復路】
新穂高ロープウェイバス停11:30=(濃飛バス)=13:30松本駅13:56=(スーパーあずさ52号)=16:10八王子
コース状況/
危険箇所等
鬼岳の雪渓は、一部トレースが下り方向に誤って付いています。
正しくは、雪の溶けた部分も使いながら真横に真っ直ぐ歩くのがいいようです。

越中沢岳を越えたあとの下りで、5メートルほどのトラロープの岩場の下降があります。
2段になっています、前半はお尻で滑るように降りたあと、ロープを掴んで正対で下ると降りやすいと思います。
降りた先の登山道は狭く、着地でバランスを崩すと谷側に落ちる可能性があるので、
荷物の大きい場合は注意が必要だと思います。

赤木岳周辺は熊の出没地だそうです。
(ちなみに、双六小屋の前に熊出没の看板がありました)


今回利用した幕営地は、五色ヶ原キャンプ場、スゴ乗越小屋、薬師峠キャンプ場、黒部五郎小舎、双六池キャンプ場です。
どの幕営地も1人500円です。
薬師峠キャンプ場は太郎平小屋が管理していますが、小屋とキャンプ場は片道20分ほど離れています。
今回は12時頃小屋番さんがやってきて、13時半から受付を開始していました。
キャンプ場でもビールを売っていると聞いたのですが、売り切れてしまった後補充をしなくて、この盆休みは売っていないとの事でした。
太郎平小屋まで買いに行かなくてはいけません。

下山後、新穂高ロープウェイ乗り場から200mほど坂道を下ったところにある「中崎山荘 奥飛騨の湯」に立ち寄りました。
http://shinhotaka.com/nakazaki.html
800円です。露天もあって、硫黄の香り満天の快適な温泉でした。
8時から開いているそうです。

なお、今回の山行の食事で使用した乾燥野菜類はこちらでゲットしました↓
http://item.rakuten.co.jp/asuzacfoods/c/0000000103/
結構おいしいです。軽量化したい方にオススメです。
予約できる山小屋
立山室堂山荘
観光客わんさか混む室堂。
観光客わんさか混む室堂。
青空のもと、観光客を書き分けながらスタート!
青空のもと、観光客を書き分けながらスタート!
でも、五色ヶ原方面の分岐を曲がると全然人がいないという…。
でも、五色ヶ原方面の分岐を曲がると全然人がいないという…。
振り返ると、みくりが池が見える。
振り返ると、みくりが池が見える。
浄土山方面、ちょと雪あります。アイゼン不要。
浄土山方面、ちょと雪あります。アイゼン不要。
急にガスが上がってきたッ。
急にガスが上がってきたッ。
日露戦争で亡くなられた富山県出身の軍人さんを奉ってるんですって。
日露戦争で亡くなられた富山県出身の軍人さんを奉ってるんですって。
雄山どーん!!ぶらっと観光に来てあれだけ登って帰るのもいいなぁ。
雄山どーん!!ぶらっと観光に来てあれだけ登って帰るのもいいなぁ。
名前が分かりませんがとってもキレイです。
名前が分かりませんがとってもキレイです。
雷鳥に接近!カメラがあんなに近づいても逃げない。
雷鳥に接近!カメラがあんなに近づいても逃げない。
親子で砂遊びしておりました。
親子で砂遊びしておりました。
またガスってきたー。石の上は歩きづらいなぁ。
またガスってきたー。石の上は歩きづらいなぁ。
また名前分からん(笑)。高山植物ってキレイやなー。
また名前分からん(笑)。高山植物ってキレイやなー。
鬼岳東面と書いてあります。山頂は巻くんだって。
鬼岳東面と書いてあります。山頂は巻くんだって。
えっ!ハシゴ!!??
えっ!ハシゴ!!??
と思ったらそんなに長くありませんでした。
と思ったらそんなに長くありませんでした。
他の方のレコにもあった、残雪ですね。アイゼンなくても歩けました。
他の方のレコにもあった、残雪ですね。アイゼンなくても歩けました。
残雪を渡り終わって、振り返ったところ。途中雪が溶けて石が露出した部分がありますが、あそこを通ります。
残雪を渡り終わって、振り返ったところ。途中雪が溶けて石が露出した部分がありますが、あそこを通ります。
誤って下降方向にトレースがついてるの見えますか?私も間違って進入し、滑りそうになってえらい目に遭いました。
誤って下降方向にトレースがついてるの見えますか?私も間違って進入し、滑りそうになってえらい目に遭いました。
遠目で見ると、一直線に真っ直ぐトレースが伸びています。あの通り歩けば問題ありません。
遠目で見ると、一直線に真っ直ぐトレースが伸びています。あの通り歩けば問題ありません。
これは分かる、トリカブト!奥多摩でもよく咲くんです。
これは分かる、トリカブト!奥多摩でもよく咲くんです。
この辺りもコバイケイソウが大盛況。
この辺りもコバイケイソウが大盛況。
クルマユリ!初めて見ました!かなり小ぶりなんだねー。
クルマユリ!初めて見ました!かなり小ぶりなんだねー。
黒部湖が見えた!!
黒部湖が見えた!!
向こうの尾根にトレースが見える。多分、一の越山荘からロッジくろよんを目指す道かと。
向こうの尾根にトレースが見える。多分、一の越山荘からロッジくろよんを目指す道かと。
獅子岳到着!今回ちゃんと踏んだ山頂、第一座です。
獅子岳到着!今回ちゃんと踏んだ山頂、第一座です。
チングルマはもう綿毛の季節です。
チングルマはもう綿毛の季節です。
あ、黒部湖にお船が浮いてるー!いいなぁ、乗りたいなぁ。
あ、黒部湖にお船が浮いてるー!いいなぁ、乗りたいなぁ。
チングルマのお花畑♪
チングルマのお花畑♪
クルマユリとおじさんのコラボ(笑)。
クルマユリとおじさんのコラボ(笑)。
こんな高い場所にもちゃんと虫がいるんだね。
こんな高い場所にもちゃんと虫がいるんだね。
立山連峰とお花畑。
立山連峰とお花畑。
昭文社の地図に載っている「ハシゴ」とはこれのことのようです。決して難しくはありません。
昭文社の地図に載っている「ハシゴ」とはこれのことのようです。決して難しくはありません。
ザラ峠付近の山肌。本当にザラザラ。登山道もザラザラで、私も一度派手に滑ってコケました…。
ザラ峠付近の山肌。本当にザラザラ。登山道もザラザラで、私も一度派手に滑ってコケました…。
木道が現れたら、五色ヶ原はもう近く!!
木道が現れたら、五色ヶ原はもう近く!!
がんばります↑
現在、五色ヶ原周辺の木道は補修工事中。木のいい匂いがします。
現在、五色ヶ原周辺の木道は補修工事中。木のいい匂いがします。
で、小屋到着!まずここで幕営料を払います。テン場まで遠いので、ビールも買っておきます。500mlのロング缶800円。
で、小屋到着!まずここで幕営料を払います。テン場まで遠いので、ビールも買っておきます。500mlのロング缶800円。
うーんいい天気だー。今日はラッキーだったな。
うーんいい天気だー。今日はラッキーだったな。
テントが張れました、所要30分。
テントが張れました、所要30分。
テントからの眺め。この右側奥に、トイレと水場があります。
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テントからの眺め。この右側奥に、トイレと水場があります。
お湯を沸かしながら一杯。
お湯を沸かしながら一杯。
1日目の晩ご飯はナポリタンパスタ。乾燥きのこを追加してボリューミーに♪これがマジでうまいのだ!!
1日目の晩ご飯はナポリタンパスタ。乾燥きのこを追加してボリューミーに♪これがマジでうまいのだ!!
副菜としてごぼうサラダ。ただマヨネーズで和えただけだけど、マヨの酸味がうまいんだなー☆
副菜としてごぼうサラダ。ただマヨネーズで和えただけだけど、マヨの酸味がうまいんだなー☆
私のテントの周りに咲いていた花、その1。
私のテントの周りに咲いていた花、その1。
その2。どちらも名前が分かりません。
その2。どちらも名前が分かりません。
2日目の朝。おはよう、お日様。今日もよろしくね。
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2日目の朝。おはよう、お日様。今日もよろしくね。
快晴です!!目の前のトレースは黒部湖方面へ降りる道です。
快晴です!!目の前のトレースは黒部湖方面へ降りる道です。
槍ヶ岳が見えた!
槍ヶ岳が見えた!
緑が豊富でいい眺めだ♪
緑が豊富でいい眺めだ♪
ハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ。
多分、シナノキンバイ。
多分、シナノキンバイ。
この辺のコバイケイソウはまだ色がキレイでした。
この辺のコバイケイソウはまだ色がキレイでした。
地図に「三日月池」と書いてあるのはこの辺かな?
地図に「三日月池」と書いてあるのはこの辺かな?
鷲岳が見えます。地図にはコースが載ってませんが登れそうでした。
鷲岳が見えます。地図にはコースが載ってませんが登れそうでした。
朝イチでこの段差は堪えるなー。
朝イチでこの段差は堪えるなー。
野いちご!!食べてみたかったけど勇気がなかった。
野いちご!!食べてみたかったけど勇気がなかった。
鳶山(とんびやま)到着!
鳶山(とんびやま)到着!
今日歩く稜線が見えます。
今日歩く稜線が見えます。
シラビソの樹林帯。木道があって歩きやすい。
シラビソの樹林帯。木道があって歩きやすい。
天気がいいのはいいんですが、風が全然なくって、直射日光でとにかく暑い。
天気がいいのはいいんですが、風が全然なくって、直射日光でとにかく暑い。
前回の表銀座でハマった、無印良品のバナナバウムを今回も持参。うまうまー♪
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前回の表銀座でハマった、無印良品のバナナバウムを今回も持参。うまうまー♪
まっつぁおです。暑いです。
まっつぁおです。暑いです。
ジリジリ……ほんっと暑い…。
ジリジリ……ほんっと暑い…。
木挽山が見えます。「濃霧時注意」と地図にあるように、ここの分岐は広くなっていて、逆方向(下り)は確かにうっかり入ってしまいそうでした。
木挽山が見えます。「濃霧時注意」と地図にあるように、ここの分岐は広くなっていて、逆方向(下り)は確かにうっかり入ってしまいそうでした。
「剣岳 点の記」にも出てきた、越中沢岳に到着。
「剣岳 点の記」にも出てきた、越中沢岳に到着。
右下に赤い屋根が見えます、スゴ乗越小屋です。
右下に赤い屋根が見えます、スゴ乗越小屋です。
ニッコウキスゲ。
ニッコウキスゲ。
げっ!トラロープ!!下を覗き込むと、結構な高度差が…。ここで10分ほど悩む。
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げっ!トラロープ!!下を覗き込むと、結構な高度差が…。ここで10分ほど悩む。
意を決して下りて、見上げて見ると大したことなかった。でも、ここ多分ちょっと危ないです。下りた先の登山道も狭いので、うっかり落ちるとそのまま谷です。
意を決して下りて、見上げて見ると大したことなかった。でも、ここ多分ちょっと危ないです。下りた先の登山道も狭いので、うっかり落ちるとそのまま谷です。
あんな斜面にもニッコウキスゲがいっぱい!
あんな斜面にもニッコウキスゲがいっぱい!
あんなに近くに見えるスゴ乗越小屋ですが、このあとアップダウンが結構あります。この時、9時半くらい。
あんなに近くに見えるスゴ乗越小屋ですが、このあとアップダウンが結構あります。この時、9時半くらい。
スゴの頭に着きました。特に頭に興味はないのであそこは踏まず。
スゴの頭に着きました。特に頭に興味はないのであそこは踏まず。
バナナバウムの残りをモグモグ♪
バナナバウムの残りをモグモグ♪
まつぼっくりが真っ黒!!ナニコレ!?
まつぼっくりが真っ黒!!ナニコレ!?
スゴ乗越までやってきました。
スゴ乗越までやってきました。
そこから更にひと登りすれば小屋です!
そこから更にひと登りすれば小屋です!
小屋近くの沼…夜うっかり落ちたくはない…。
小屋近くの沼…夜うっかり落ちたくはない…。
微妙な位置に張られた2日目の宿(笑)。
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微妙な位置に張られた2日目の宿(笑)。
午後、積乱雲が発生。でも特に雨や雷はありませんでした。
午後、積乱雲が発生。でも特に雨や雷はありませんでした。
2日目の晩ご飯、副菜は海草サラダ。酸味の利いたドレッシングが美味!!
2日目の晩ご飯、副菜は海草サラダ。酸味の利いたドレッシングが美味!!
主食はインスタントのおそば。乾燥油揚げ・ネギ・きのこをブチ込んで豪華に。
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主食はインスタントのおそば。乾燥油揚げ・ネギ・きのこをブチ込んで豪華に。
3日目の朝を迎えました。いつもなら3日目で下山なんだけど、今回はまだまだ先が長いです。
3日目の朝を迎えました。いつもなら3日目で下山なんだけど、今回はまだまだ先が長いです。
薬師岳が笠を被ってる。
薬師岳が笠を被ってる。
おはよう、お日様。今日も無事に旅が終えられますように…。
おはよう、お日様。今日も無事に旅が終えられますように…。
朝日に萌えるニッコウキスゲたち。
朝日に萌えるニッコウキスゲたち。
ドライマンゴーみたい(ぇ)。
ドライマンゴーみたい(ぇ)。
確かに、過去に幕営に使われたような形跡がありました。今は小さな花がいろいろ咲いてるので、やはり指定地外は避けたいです。
確かに、過去に幕営に使われたような形跡がありました。今は小さな花がいろいろ咲いてるので、やはり指定地外は避けたいです。
間山到着。
ここにも三角点が。
ここにも三角点が。
本日の旅路が見えます。
本日の旅路が見えます。
浮石が多くてちょっと歩きにくいです。
浮石が多くてちょっと歩きにくいです。
ペンキマークがついていてコース取りはラクチン。
ペンキマークがついていてコース取りはラクチン。
太郎平小屋が見えた!折立へ下りるトレースも見えます。
太郎平小屋が見えた!折立へ下りるトレースも見えます。
北薬師岳のビミョーな道標。
北薬師岳のビミョーな道標。
薬師岳を目指します。こんなに日当たりいいのになんであんなに雪が残ってるんだろう?
薬師岳を目指します。こんなに日当たりいいのになんであんなに雪が残ってるんだろう?
山頂の観音様を納めた建物が見えます。
山頂の観音様を納めた建物が見えます。
薬師岳に向かって高度を上げると、やがて薬師岳山荘が目視できるように。
薬師岳に向かって高度を上げると、やがて薬師岳山荘が目視できるように。
で、今日も無印のバウム。3日目はスイートポテトバウムです。
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で、今日も無印のバウム。3日目はスイートポテトバウムです。
薬師岳到着!さすが百名山だけあって、山頂は賑わっていました。
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薬師岳到着!さすが百名山だけあって、山頂は賑わっていました。
山頂で、9時10分からの気象通報を聞きました。御前崎と富士山の朝6時の気温差は22度。6〜7割の確立で雷になるらしい。
山頂で、9時10分からの気象通報を聞きました。御前崎と富士山の朝6時の気温差は22度。6〜7割の確立で雷になるらしい。
あの石室は何だろう?避難小屋か何かかな。
あの石室は何だろう?避難小屋か何かかな。
どんどん標高を下げます。
どんどん標高を下げます。
ケルンを過ぎると木道が現れます。
ケルンを過ぎると木道が現れます。
薬師峠キャンプ場へは沢道を下ります。増水時は危なそうだな。
薬師峠キャンプ場へは沢道を下ります。増水時は危なそうだな。
テント場が見えました!まだそんなに混んでなさそう。
テント場が見えました!まだそんなに混んでなさそう。
3日目のお宿が出来上がりました。ここからは未体験ゾーンです。
3日目のお宿が出来上がりました。ここからは未体験ゾーンです。
太郎平小屋へ片道20分かけてビールを買いに行ってきました。戻った直後に雨に降られたので、テントの中で一杯。ちなみにコレ、なんと1000ml(笑)。1200円です。
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太郎平小屋へ片道20分かけてビールを買いに行ってきました。戻った直後に雨に降られたので、テントの中で一杯。ちなみにコレ、なんと1000ml(笑)。1200円です。
おはよう、朝です(笑)。4日目は行程がちょっと長いので、早めに4時に出発。
おはよう、朝です(笑)。4日目は行程がちょっと長いので、早めに4時に出発。
太郎平小屋もおはよう。
太郎平小屋もおはよう。
太郎山へ立ち寄ってみました。
太郎山へ立ち寄ってみました。
ちゃんと三角点あるよ。
ちゃんと三角点あるよ。
少しずつ、山が目覚める。
少しずつ、山が目覚める。
おはよう、お日様。今日も頼みますよ。
おはよう、お日様。今日も頼みますよ。
山で迎える朝って、本当に素晴らしい。
山で迎える朝って、本当に素晴らしい。
まだまだ槍ヶ岳は遠い。
まだまだ槍ヶ岳は遠い。
神岡新道を経て飛越トンネルの駐車場へ出る道。使う人いるのかな?
神岡新道を経て飛越トンネルの駐車場へ出る道。使う人いるのかな?
多分、黒部川かしら?朝日に煌く水面が美しい。
多分、黒部川かしら?朝日に煌く水面が美しい。
アップダウンもなく、平らなお散歩道をてくてく、のんびり歩く。気持ちいいなぁ。
アップダウンもなく、平らなお散歩道をてくてく、のんびり歩く。気持ちいいなぁ。
北ノ俣岳到着。誰もいないので自撮りで。
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北ノ俣岳到着。誰もいないので自撮りで。
三角点もぽちっとな。
三角点もぽちっとな。
これから歩く稜線。左奥のピークは多分黒部五郎岳。
これから歩く稜線。左奥のピークは多分黒部五郎岳。
バナナバウムと薬師岳。
バナナバウムと薬師岳。
こういうたおやかな草原の丘、大好き。北海道の山ってこんな感じなのかなぁ。
こういうたおやかな草原の丘、大好き。北海道の山ってこんな感じなのかなぁ。
ハクサンイチゲ。かわいいなぁ♪
ハクサンイチゲ。かわいいなぁ♪
黒部五郎だと思って見ていたんだけど、確かコレ、ニセピークだったハズ。
黒部五郎だと思って見ていたんだけど、確かコレ、ニセピークだったハズ。
ギザギザのトレースが見える。
ギザギザのトレースが見える。
今日歩いてきた道を眺めながら…。
今日歩いてきた道を眺めながら…。
昨日登った薬師岳が見える。
昨日登った薬師岳が見える。
黒部五郎への急登で心が折れて一旦休憩。
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黒部五郎への急登で心が折れて一旦休憩。
やっと着いたのは、まだ肩だった…。
やっと着いたのは、まだ肩だった…。
荷物をデポし、いざ山頂へ!
荷物をデポし、いざ山頂へ!
あっ、黒部五郎小舎が見える!
あっ、黒部五郎小舎が見える!
そらーにーあこがれてーそらをーかけてゆくーあのこのーいのちはーひこーきぐもー
そらーにーあこがれてーそらをーかけてゆくーあのこのーいのちはーひこーきぐもー
山頂とは全然違う場所になぜか三角点らしき石が。
山頂とは全然違う場所になぜか三角点らしき石が。
着きました、黒部五郎岳!贅沢にも、薬師岳を枕にしております(笑)。
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着きました、黒部五郎岳!贅沢にも、薬師岳を枕にしております(笑)。
今日歩いてきた稜線が見えます。
今日歩いてきた稜線が見えます。
さて、肩へ下りてきました。今日は稜線コースではなくカールコースで小屋を目指します。とりあえず、早くトイレに行きたい(爆)。
さて、肩へ下りてきました。今日は稜線コースではなくカールコースで小屋を目指します。とりあえず、早くトイレに行きたい(爆)。
稜線からカールへの下りは結構急で、浮石が多く注意が必要です。
稜線からカールへの下りは結構急で、浮石が多く注意が必要です。
黒部五郎のカールってデカいね!
黒部五郎のカールってデカいね!
小舎の方が付けてくれたペンキマークや木の標識が目印。
小舎の方が付けてくれたペンキマークや木の標識が目印。
振り返って、カールがどーん!!
振り返って、カールがどーん!!
カールから溶け出した雪が小さな流れになって涼しげです。が、実際は直射日光ジリジリで無風の灼熱地獄。
カールから溶け出した雪が小さな流れになって涼しげです。が、実際は直射日光ジリジリで無風の灼熱地獄。
あっ、ライさん!
あっ、ライさん!
子どもまで…トイレに急ぐ足を休め、しばし雷鳥に道を譲る。
子どもまで…トイレに急ぐ足を休め、しばし雷鳥に道を譲る。
早く…小舎へ……
早く…小舎へ……
頼む…早く小舎へ……トイレ……
頼む…早く小舎へ……トイレ……
ああ、もうアカン…出る……(爆)
ああ、もうアカン…出る……(爆)
小舎キター!!!!!ザックをひっくり返し財布を握り締めて裏手の外トイレへ!なんと紙がない!!急いで取りに戻る!!今回一番のヒヤリハット(失笑)。
小舎キター!!!!!ザックをひっくり返し財布を握り締めて裏手の外トイレへ!なんと紙がない!!急いで取りに戻る!!今回一番のヒヤリハット(失笑)。
とりあえずトイレで一命をとりとめ(笑)、無事テンとも張れました。4日目のテント、さすがに室内が臭い…(涙)。
とりあえずトイレで一命をとりとめ(笑)、無事テンとも張れました。4日目のテント、さすがに室内が臭い…(涙)。
テント場の目の前は草原、日当たり良好、テント内は暑くてとても昼寝なぞできません。
テント場の目の前は草原、日当たり良好、テント内は暑くてとても昼寝なぞできません。
北海道の牧場みたいね。草原の中の一軒屋。ステキ。
北海道の牧場みたいね。草原の中の一軒屋。ステキ。
でました生ビール!!800円です。このあと缶ビールに変えましたが、やっぱ生がうまいなーと思ってしまった。
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でました生ビール!!800円です。このあと缶ビールに変えましたが、やっぱ生がうまいなーと思ってしまった。
4日目の晩ご飯、副菜はポテトサラダ。水を入れるだけです。結構ウマイ。乾燥コーンとベーコンフレークをトッピング。マヨも入れればよかったなぁ。
4日目の晩ご飯、副菜はポテトサラダ。水を入れるだけです。結構ウマイ。乾燥コーンとベーコンフレークをトッピング。マヨも入れればよかったなぁ。
5日目です。この日は驚愕の4時間行動!ほとんど歩いたうちに入りませんが(笑)。さようなら、黒部五郎さん。
5日目です。この日は驚愕の4時間行動!ほとんど歩いたうちに入りませんが(笑)。さようなら、黒部五郎さん。
5日目ともなると疲労でボロボロかなと思いましたが、逆に荷物が軽くなったのと体が慣れてきたのとで、かなり元気でした。毎日そんなに歩いてないしね。
5日目ともなると疲労でボロボロかなと思いましたが、逆に荷物が軽くなったのと体が慣れてきたのとで、かなり元気でした。毎日そんなに歩いてないしね。
三俣蓮華岳につきましたが、なんと逆光です!!道標全然わかんねー。
三俣蓮華岳につきましたが、なんと逆光です!!道標全然わかんねー。
三角点も発見。
そしてなんとここでデジカメのバッテリがご臨終。ここからは携帯のショボカメラでお楽しみ下さい。
そしてなんとここでデジカメのバッテリがご臨終。ここからは携帯のショボカメラでお楽しみ下さい。
明らかに画質落ちただろコレ(汗)。
明らかに画質落ちただろコレ(汗)。
双六岳に着きました、地味な道標。となりに派手なやつもありましたが、若いキャピキャピの団体客が長いこと占拠してました。
双六岳に着きました、地味な道標。となりに派手なやつもありましたが、若いキャピキャピの団体客が長いこと占拠してました。
ちょっとは周りの空気読んでさっさと写真撮り終えてどけろよな、と思いながら、結局このショボ道標で記念撮影。いいんだ、どうせカメラも被写体もショボいんだし。
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ちょっとは周りの空気読んでさっさと写真撮り終えてどけろよな、と思いながら、結局このショボ道標で記念撮影。いいんだ、どうせカメラも被写体もショボいんだし。
双六の周辺は比較的平らで歩きやすい。それゆえ地図には「迷」マークがついています。
双六の周辺は比較的平らで歩きやすい。それゆえ地図には「迷」マークがついています。
だいぶ槍が近くなった…ような気がする……
だいぶ槍が近くなった…ような気がする……
双六小屋到着。かなり立派な佇まい。まだ9時半、このままわさび平まで下りてしまったもいいが…
双六小屋到着。かなり立派な佇まい。まだ9時半、このままわさび平まで下りてしまったもいいが…
結局テントを張る事にしました。なぜなら、
結局テントを張る事にしました。なぜなら、
この素晴らしい眺めに一目ぼれしたからです♪すごいよ、別天地だよ。
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この素晴らしい眺めに一目ぼれしたからです♪すごいよ、別天地だよ。
一瞬、デジカメが復活しました。安カメラだけど携帯よりはずっとマシだなぁ。
一瞬、デジカメが復活しました。安カメラだけど携帯よりはずっとマシだなぁ。
小屋の正面から。左は多分鷲羽岳。あそこも行ってみたい。
小屋の正面から。左は多分鷲羽岳。あそこも行ってみたい。
鷲羽岳アップ。カッコええなー。
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鷲羽岳アップ。カッコええなー。
槍ヶ岳へ続く、西鎌尾根への登山道です。
槍ヶ岳へ続く、西鎌尾根への登山道です。
しばらく昼寝をして、午後イチで生ビール。最後の日なので、フンパツしておでんもつけちゃいました!!タマゴが泣けるほどうまかった!!
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しばらく昼寝をして、午後イチで生ビール。最後の日なので、フンパツしておでんもつけちゃいました!!タマゴが泣けるほどうまかった!!
で、いきなり6日目(笑)。
で、いきなり6日目(笑)。
雪田と花見平。
最終日はちょっと雲が多かったですね。
最終日はちょっと雲が多かったですね。
雲の中に、鏡平が見えてるんです。でも携帯カメラじゃ伝わらない…すごく神秘的な眺めです。
雲の中に、鏡平が見えてるんです。でも携帯カメラじゃ伝わらない…すごく神秘的な眺めです。
弓折乗越です。
早く帰りたい。
雲に朝日が映ってほのかに紅色。
雲に朝日が映ってほのかに紅色。
鏡平小屋でお手洗いを借りました。朝っぱらから売店も開いてて、コーヒー飲めるんですって。北アの小屋は大変だね。
鏡平小屋でお手洗いを借りました。朝っぱらから売店も開いてて、コーヒー飲めるんですって。北アの小屋は大変だね。
麓が見えてきました!!
麓が見えてきました!!
秩父沢はとっても涼しいのでいい休憩場所です。でも下山を急ぎます。
秩父沢はとっても涼しいのでいい休憩場所です。でも下山を急ぎます。
すごいペンキマークの数だなおい、○×クイズかよ(笑)。
すごいペンキマークの数だなおい、○×クイズかよ(笑)。
あとはひたすら平らな道です。
あとはひたすら平らな道です。
人工物ハケーン。
人工物ハケーン。
地図の「登山口」は多分ここでしょう。
地図の「登山口」は多分ここでしょう。
この橋を渡ると奥丸山を経て槍平小屋へ至ります。
この橋を渡ると奥丸山を経て槍平小屋へ至ります。
つまらない林道歩き…。上高地だったらもっと風情があるのになぁ。
つまらない林道歩き…。上高地だったらもっと風情があるのになぁ。
わさび平小屋です。裏手にキャンプ場がありますが見ませんでした。
わさび平小屋です。裏手にキャンプ場がありますが見ませんでした。
笠新道の取り付き。今回笠ヶ岳には行きませんでしたら、もし含めると、「オートルート」っていうのになるんだって。
笠新道の取り付き。今回笠ヶ岳には行きませんでしたら、もし含めると、「オートルート」っていうのになるんだって。
ついにゲートまで来ました。この真横に日帰りの温泉がありました。(今回はスルー)
ついにゲートまで来ました。この真横に日帰りの温泉がありました。(今回はスルー)
新穂高ロープウェイ!!ようやく辿り着きました!!おかえり私!!!「中崎山荘 奥飛騨の湯」で汗を流して帰りました。
新穂高ロープウェイ!!ようやく辿り着きました!!おかえり私!!!「中崎山荘 奥飛騨の湯」で汗を流して帰りました。

感想

2泊3日しかやったことがないのに、しかもほとんど訪れたことのない北アを、
単独テントで6日間もやろうなんてそもそもよく思いついたものだと思います……。
なぜ今回このコースになったかというと、
ざっと地図を眺めて、5、6日で歩くにはこの辺がちょうどいいな、と思っただけです(笑)。

1ヶ月以上前から計画を練り、装備一覧を作ってひとつひとつ重さを測り、
(水が入ってない状態で、初日は15.5kg。水1Lとポカリ1Lを積んで、温かい紅茶を少々入れて、恐らく18kg以下と思います)
食料計画を立て、カロリー計算も少ししてみました。
そういった準備段階の作業が、今回とても勉強になったと思います。
(ちなみに、以前山の先輩に見せてもらった海外山行の計画書を参考にして作りました)

6日間のうちで、携帯電話(au)が入ったのは2日目のスゴ乗越小屋だけでした。
なぜか、ラジオの入りも悪くって、ハングルばっかりがよく入りました(苦笑)。
天気予報が分からないので、毎日16時には天気図だけでもとりあえず書いていました。
ちなみにラジオは、朝方はすごくよく入ります。FMも結構きれいに聞けました。
でも日中(午後)は雑音が多かったり妨害が入ったりしてよく聞こえませんでした。


今回の計画は、1日の行動時間がすごーく短いので、
その日の疲れをその日のうちに解消して翌日に引きずることがなかったので、
比較的楽に、そして山歩きの楽しさを存分に味わうことができました。
トレーニングの時には無理することもあるけれど、
こういうバカンス的な山旅は、このぐらいが丁度いいなぁと思った次第です。



それにしても、北アルプスの山って、ほんっとーにデッカイですね!!!!
歩いても歩いても、まだまだお山がいっぱい。
そして6日間、ずっと天気がよくって、とてもラッキーでした。
(雨が降ったのは、薬師峠キャンプ場で、
ちょうどビールを買って太郎小屋から戻ってきたタイミングで降られたのみ)
来年の夏は、どこへ行こうかな〜♪

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コメント

すごいなぁ〜♪
計画からしっかり出来てたなんてほんと凄い!
カロリー計算まで
ゆったりとした雲上の旅・・・羨ましいなぁ☆

やっぱテン泊ですかねぇ〜
山小屋泊まるの考えると、すぐ元が取れるし。

往復の公共交通機関の選択が苦手な私^^;
車の登山だと基本往復か、ぐるっと一周のコースしか選べないんですよねぇ〜

ま、とにかくお疲れちゃんでした。
余韻に浸りながらゆっくり休んでちょ^^
2013/8/25 22:55
> to-fu-さん
こんばんは!コメントありがとうございます。
しばらくPC開けてなかったもので、レスが遅れてすみません

計画は念入りにやりました、日程が長かったですし、荷を軽くしたかったですしね。
テン泊はいいですよ〜
最初は経費削減の為に取り入れましたが、
今回のような日本晴れの山行の時は、やっぱテントだなーと思います。

私も実は、公共交通機関はあまり好きではありません…。
大きな荷物で電車に乗ると白い眼で見られるし、乗り換え面倒だし、温泉道具を車にデポできた方が楽だし。
でも、私には、自動車はおろか、それを運転する免許すらないのです(苦笑)。
周遊コースもいいですよね、ピストンよりは縦走気分味わえていいですよ
2013/8/28 20:41
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