中央アルプス縦走 コガラ登山口から三ノ沢岳経由鳩打峠
mimik
体力度について
- GPS
- 47:27
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 4,888m
- 下り
- 4,836m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:31
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:26
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:13
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:38
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 10:07
| 天候 | 一日目 7/29 晴れのち雨 二日目 7/30 晴れのち曇り 三日目 7/31 晴れのち曇り一時雨 四日目 8/1 晴れのちガス 五日目 8/2 晴れ 六日目 8/3 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
東中野5:26-塩尻9:53 \4070 18きっぷ 塩尻10:03-木曽福島10:30 しなの6号 \1430 木曽福島駅-大原上BS 木曽町町営バス 木曽駒高原線￥200 復路 鳩打峠-望岳荘 マルモタクシー\5140 望岳荘-高遠原駅 マルモタクシー\2940 高遠原14：59-東中野21:37 \4840 18きっぷ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
麦草岳から木曽前岳 全般に下道はハッキリしているが、ハイマツと草が被り見えにくい。2733m峰から東に進んだ後、鞍部に向け広い急斜面を降るが近づかないと下道が見えないのでピンクテープ頼り。降った鞍部では両側が崩れて足場が僅かになっている箇所がある。ここが一番危険箇所。進むと稜線の北側を巻くようになるが切れ落ちて足場が狭く、被った草で見えずらい。2670m圏峰を巻き次の鞍部に降り広がった平坦地を通過した後、大岩の北を巻いてから南に乗越して岩の上を通過する。登りになり2676m峰を過ぎた後、ザレ場を通過するが問題ない。牙岩へアルミ梯子2段を登った後、玉乃窪-木曽前岳-麦草岳分岐の鞍部へルンゼ状を降るが鞍部に着地する直前に岩がある。よろしくない降り方をした。木曽前岳まではハイマツと草が被るが危険はない。 擂鉢窪カール 大規模亀裂発生の為、立ち入り禁止。 仙涯嶺から越百山 それまであったリンクリボン、ペンキ矢印がない。越百山が近づくとケルンが現れる。 越百山から南越百山 東側のトラバース。下道は明瞭だが、笹ハイマツが被り煩わしい。足場も狭いので気を遣う。中小川への径は道形不明。 南越百山から与田切乗越 南越百山からハイマツの中に道が現れ、すぐに笹藪となる。下道は明瞭だがほぼ見えない。笹の高さの低い所の下に下道があり、ピンクリボンも散見する。ルートが不明瞭になったら、根気よく笹をかき分けると道が現れる。ルートを失っても単純な地形なので、稜線を辿ればいずれルートに復帰する。2454m峰の西を巻き稜線に戻るとハイマツとシャクナゲの藪となる。隙間があるので下道は見やすい。2410m圏の尾根分岐から南東に降ると笹は密度を増し首まで没する。下道は溝状に抉れており、進行方向に崩壊した鞍部も見えてくるので迷うことはない。但し溝と倒木に足を取られやすい。鞍部から奥念丈岳は笹の密度も高さもあるのでルートロスしやすい。ロスして無理やり藪漕ぎすると時間が掛かる。奥念丈岳のほんの手前から与田切乗越まで最近刈払いが入った様子で快適。どこまでかは確認していないが安平路山方向も刈られている。中央アルプス南部岳人ネットワークの皆様ありがとうございます。 与田切乗越水場 笹は密度を増し高さは背丈を越える。溝状になっており。両側から倒れた笹が絡まるので進行困難。 与田切乗越から念丈岳、池ノ平山 笹が被る箇所が多々あるが、下道は見えているので問題ない。 |
| その他周辺情報 | 木曽駒ケ岳七合目避難小屋 カンパ\1000 頂上山荘 テント￥2000 ビールL\800 x2 檜尾小屋 テント\1500 ビール\600 x3 望岳荘 風呂￥500 豚カツ定食\1550 揚げ出し豆腐\480 瓶ビール\770 生中\660 鳩内峠から一番近い信州まつかわ温泉 清流苑は生憎休館日で、しかたなく望岳荘までタクシーを走らせた。清流苑からなら松川町営バスが使える。 |
写真
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麦草岳 九合目 三角点あり 御嶽山の方向に上松Bコースの径あるが、ハイマツが被る。 △2721.3m AL2717(-3.3) CAL2722 ストームクルーザー脱
ウィンドリバー脱 日除け着
三ノ沢岳山頂 △2346.7 三角点あり 露岩が張り出している最高点はすぐ横の岩上。展望地だがガスってきた。主稜線も雲がが掛かる。スヤマ尾根も独標方向も露岩とハイマツ藪。
ランチの後水補給の為駒峰ヒュッテへ
駒峰ヒュッテ 無人で開放中。中はとても綺麗。無人販売のポカリスエットと水を購入して無事補給完了したが、残り行程と翌日分としてはぎりぎりの量。
南駒ヶ岳より 越百山方面 仙涯嶺 越百山 南越百山 念丈岳 池ノ平山 烏帽子ヶ岳 残りのルートが見えた。安平路山は綺麗な形をしている。遠く恵那山
バンドの終点からルンゼ状を登りきる。仙涯嶺は3つの岩頭からなるようだ。中央峰(仮称)に着いた。2720mより 北は北峰(仮称) 南駒ヶ岳 赤椰岳 百�離淵�
2450m 2454m峰の西側を巻いて稜線に出るとシャクナゲとハイマツの藪。隙間があるので笹より下道は見やすい。念丈岳から烏帽子ヶ岳の稜線を望む。
念丈岳から烏帽子ヶ岳の稜線を望む。
2390m 勾配が増して前方に崩壊地が見えてくる。下道は抉れていて、笹に首まで没する。溝や倒木に嵌って転ぶ。安平路山 恵那山 崩壊地の際を通って
2320m 奥念丈岳へは最初草地で不明瞭。笹に変わるとルートを失った。径のない2320m圏峰へ稜線を首まで没する笹を漕いで、ルートに復帰するが、笹の背が高く度々ルートを見失いがち。
奥念丈岳 2303m AL2320(+17) 中央アルプス南部岳人ネットワークの草刈り機が残置され、与田切乗越方向とどこまでかはわからないが安平路山方向が刈られている。有難うございます。念丈岳の稜線の向こうに南アルプスが望めた。
感想
事前の天気予報ではほぼ全日午前中のみ晴れで午後から雨の予報だったので、早出早着短時間行動の計画とした。エアリアのコースタイム以上に時間が掛かったので二日ほど雨に掴まった。日差しが暑かったが稜線では西側から涼しい風が吹いて快適だった。
一日目7/29 にわか雨程度は覚悟していたが、本格的な降りとなり七合目避難小屋に着く前には全身ずぶ濡れとなった。避難小屋の御蔭で着替をすませ濡れ物を干すことができた。小屋は綺麗で快適だった。但し翌朝までに濡れ物が乾くことはなかった。
二日目7/30 4:30濡れ物に着替え、濡れている靴には防水ソックスを使う。小屋を出て麦草岳への稜線を登る。麦草岳を過ぎて崩壊の進む稜線や草に隠れまったく下径の見えない急斜面の九十九折れ、草が被り左側が切れ落ちたトラバース径に緊張する。木曽前岳を過ぎるまでに出会ったのは追い越して行ったお一人のみ、一方到着した木曽駒はすごい人出で複雑な気分となった。まだ10:00前だが既に大分張られ始めているテント場の様子を見て早々に設営した。当初は濃ヶ池方面を周回する予定でいたが人込みを避けテント場でまったりすることにする。濡れ物を干して乾かす。午後からは霧になった。
三日目7/31 渋滞を避け宝剣岳を通過するべく4:30出発。 北側の登りは想定通りだったが、南側の岩峰の垂直の鎖には緊張した。三ノ沢岳分岐に着いた時にはここが極楽平か全くだな、と思ったが間違いであった。三ノ沢岳までは一人旅、登山道に張り出すハイマツと登山道の段差に難儀した後三ノ沢岳の肩から南に乗越すとお花畑だった。盛りは過ぎていたが十分楽しめた。花穂でないチングルマは3年ぶりぐらいだろうか。山頂でのお一人を始めとして帰り道になるとすれ違いが増えた。結構人気ルートだ。檜尾岳方面に雲が湧いてくる。分岐に戻り進むと広尾根の気持ちの良い空中散歩となった。島田娘ノ頭の下りで雷鳥を見て暫し撮影。濁沢大峰前の鞍部で急登に備え休憩。降りに入り見ごたえのあるお花畑が出現。過ぎると雨に掴まった。雨の中何度も偽ピークに騙されながら粛々と檜尾岳を目指す。山頂に着き小屋があるものだと思っていたが、小屋はテント場である鞍部を挟んだ小ピーク上だった。小屋に着くと雨は上がった。受付を済ませ買ったビールを入れたザックのまま水場に向かう。水場は避難小屋から鞍部の北側の沢源頭で塩ビパイプから滔々と流れていた。
四日目8/1 4:30前出発。光が変化して行く三ノ沢岳や稜線、遠望の南アルプス、御嶽山を眺めながら、白岩と白砂ハイマツの気持ち好い径。熊沢岳と空木岳では岩を縫う。赤椰岳を越え宿泊地は擂鉢窪の計画だったが、檜尾岳避難小屋で立入禁止と聞いていた。しかし現地に着くと何の掲示もなかったので、申し訳ないが稜線泊よりは安全な擂鉢窪とした。雨水タンクが使え、次の宿泊地の与田切乗越の水場の状況も分からないので翌二日分の水を担ぐことにした。後から亀裂の調査と立入禁止看板掲示の為に飯島町の方が到着された。お話して申し訳なくばつが悪かった。
五日目8/2 4:30前出発。擂鉢窪入口に登りつくと昨日はなかった立入禁止看板とロープ閉鎖があった。恒例となった明けの南アルプスと御嶽山を眺めながら南駒ヶ岳を越える。白砂の径の後、2820m圏峰から残置ロープを降り巻いた後、岩を縫うようになる。仙涯嶺の登りも奇岩が多数の変化に富んだ登りで楽しい。岩に飽きたころ、最低鞍部からは気楽な緩い登りとなった。越百山から念丈岳まで強弱はあるが藪となる。難しいルートファインディングも無く楽しめた。与田切乗越に到着後、水場へ藪に突入したが、背丈以上の笹が左右から絡まり進むのが困難となったので早々に諦めた。擂鉢窪で補給しておいて助かった。
六日目8/3 4:30前出発。笹が被るが下道は見えるので問題ない。念丈岳以降ほぼ樹林帯となるが、時々展望が開けた。池ノ平山前で笹の黄色い花を見たので早々に一帯の笹は枯れるかもしれない。烏帽子ヶ岳、烏帽子岩、小八郎岳は伊那谷、南アルプスの好展望。標高が下がるにつれ暑さが堪え、風呂とビールで頭がいっぱい。鳩内峠までに水を飲みつくしたので、清流苑への歩きは中止してタクシーを呼ぶことにする。念のために清流苑に確認すると残念なことに休業日。他の風呂を検討しながらタクシーを待った。
詳細--------------------------------------------------------------------------
一日目7/29
10:35 快晴の木曽福島駅前のバス停34.2℃49%
11:01 大原上BS トイレあり、手洗いの水道がある。 1060m CAL1063 30.9℃56％
11:46 ヒュッテ奥原 道路側にホースの導水設備がある。
11:53 木曽駒冷水あり補給する。 スキー場跡の建屋で何なら工事中。 12:01発
12:09 ゲストハウス ヒルトップで舗装は終わり砂利道になる。
12:11 使われていなさそうな大きな建屋と駐車場。アラゲハンゴウソウとノコギリソウが群れ咲く。
12:16 福島Bコース/茶臼コース分岐道標。
12:27 堰堤前を横切る。ヨツバヒヨドリ
12:51 舗装が復活する。ドクゼリ？ クガイソウ ソバナ
13:01 堰堤を過ぎて幸ノ川を飛び石で渡渉する。靴は濡らさずに済んだ。休憩 21.7℃89%
13:23 窪状の九十九折れ径を追う。 タマガワホトトギス カニコウモリ ノブキ？
13:41 四合目 稜線に乗る シラビソ林 1700m AL1682(-18) 雨が降り出しレイン着用。カメラを仕舞う。四合半 力水は充分出ている。五合目が近づくと一旦雨が止む。
15:09 五合目 テント跡あり 2080m AL2039(-41) 休憩後15:15発
16:00過ぎ 本格的に雨が降り出し登山道には水溜りが出来る。いくつかコブを終えて
17:00前 2400m 木曽駒ケ岳七合目避難小屋 薪ストーブのある土間と板張りの一階と二階の間取り、とてもきれいだ。 全身靴までずぶ濡れなので着替えて土間に濡れ物を干す。トイレも水洗でとてもきれい。ポリタンクに水の残置あり。
17:00過ぎ 雨が上がり青空が見える。
19:16 19.1℃85% 2400m AL2338 CAL2410(+10)
二日目7/30
3:00 起床 16.1℃82% 濡れ物に着替え、ストームクルーザー着用、濡れている靴には防水ソックスを着用して出発。
4:31 2500m 夜が明ける。
4:34 2520m 樹間から雲海に浮かぶ御嶽山を見る。
4:48 2570m 岩屋風の大岩の前を巻く。
4:50 2580m 木曽駒ケ岳が見える。
4:55 2600m 茶臼山と将棋頭山の間からご来光。
4:58 2610m 雲海に浮かぶ北アルプス、この方向からの眺めは新鮮だ。
5:05 2620m 将棋頭山と木曽駒ケ岳 登山道にハイマツが張り出す。ゴゼンタチバナ
5:16 2690m 駒岩手前 稜線が緩急を繰り返すので偽ピークに惑わされる。
展望 木曽駒ケ岳 木曽前岳 牙岩 乗鞍岳 笠ヶ岳から穂高槍、大天井岳 御嶽山 雲海に浮かぶ。
5:23 2700m 駒岩を振り返る。
5:29 麦草岳 九合目 三角点あり 御嶽山の方向に上松Bコースの径あるが、ハイマツが被る。 △2721.3m AL2717(-3.3) CAL2722 展望360°新たに糸瀬山、南木曽岳、恵那山
5:39 ストームクルーザー脱いで出発 2733m峰までは平坦な道行
5:45 2733m峰 東に進んだ後、
5:56 鞍部に向け広い急斜面を降る。下道はあるものの被った草で近づかないと見えない。ピンクテープが頼り。
6:04 2650m 勾配が緩んでほっとする。南は大ガレ
6:10 採点鞍部で両側が崩れて足場が僅かになっている箇所を恐る恐る通過する。
6:19 2650m 進み稜線の北側を巻くようになる。切れ落ちて足場が狭く、被った草で見えずらいので気を遣う。
6:25 2660m 2670m圏峰を巻き次の鞍部へ降りる。広がった稜線の平坦地を通過して
6:38 2630m 大岩の北側を巻く。
6:43 2630m 南側に乗越して岩の上を行く。
6:54 2670m 2676峰付近 牙岩が目前 エゾシオガマ ヤマハハコ
6:58 2660m 2660m 崩壊が進むザレ場。
7:01 2650m 牙岩へアルミ梯子2段の登り手前の鞍部。ここで後続者に追い越される。南側はまた大ガレ
7:14 2660m 牙岩からルンゼ状を降り牙岩標識あり。玉乃窪-木曽前岳-麦草岳分岐道標もあり。 玉乃窪への巻道もまた草が深い。すっきり稜線を繋げるべく木曽前岳に向かう。
7:16 2660m 少し進んで牙岩を振り返り、滑川が真直ぐ流れる。ミヤマアキノキリンソウ ホソバトリカブト ミヤマセンキュウ ハイマツが被る ミヤマダイコンソウ クルマユリ ミネウスユキソウ
7:34 2720m 木曽前岳の南側もガレている。山頂直下は急だ。
7:47 2760m 麦草岳-牙岩の稜線を振り返る。
7:53 2780m 急登の後木曽前岳の一角麦草岳への道標の所に到着。こちらも展望地。
7:57 2790m 上松Aコース直登分岐
8:01 西の肩のピークに石祠あり
8:09 2810m 窪地の先に木曽前岳 木曽駒ヶ岳、中岳を見る。AL2814 三ノ沢岳 檜尾岳 熊沢岳 空木岳 南駒ヶ岳 赤椰岳 休憩してサングラス、日除け着用 8:27出発。 チングルマ ヨツバシオガマ
8:34 東の肩ピーク 道標あり。 鞍部の玉乃窪小屋と木曽駒ケ岳、中岳を望む。チングルマ
8:43 玉乃窪小屋 窓が開いておりご主人らしき人が居られた。 木曽駒への登りは石碑が多数。
9:19 頂上木曽小屋は営業していなかった
9:29 木曽駒ケ岳山頂は大賑わい。 三角2956.1 AL2943(-13.1)。テント場を見ると既に結構張られている。
設営完了して濡れ物を干して11時にはまったりとビールもやってしまう。
12:16 2860m AL2858(-2) 21.2℃69％
12:43 雲が湧き霧が掛かる。テントも増えたが夕方にはさらに増えた。
三日目7/31
3:00 起床
4:30 朝焼けの甲斐駒 鋸岳 奥秩父 八ヶ岳を見ながら出発
4:44 中岳 南アルプス全山を眺める。農鳥岳と塩見岳の間から富士が頭を出す。ご来光を待つ多数の人々あり。
4:55 2870m宝剣山荘手前より 八ヶ岳からご来光拝んで宝剣岳に向かう。ロープと鎖。複数のルート。
5:18 山頂 2931m 最高点は岩の上だが登るのはやめておく。基部に祠あり。360°展望。
5:33 南に降るも岩峰が連続する。気が抜けない。
5:51 2870m 安全地帯に抜ける。宝剣岳 2911m峰 千畳敷カールを見下ろす。
5:53 ほっとして極楽平かと思ったが三ノ沢分岐。緩く降るとテント跡あり。
6:15 ハイマツが張り出す。 シラネセンキュウ？ チングルマ花穂多数
6:21 降り切っって2710m鞍部。 標識とテント跡あり AL2731(+21) ウィンドリバー脱 日除け着 ミヤマアキノキリンソウ
6:26 伊奈川も直線的だ。変な平坦地がある。
6:53 15.9℃90% ウサギギク
7:20 岩峰の東を巻いた後2600mの最低鞍部から急な段差の径を登り返して平坦となった2720m。三ノ沢岳北東のカールが近づく。
7:25 2730m 振り返ると来し方はハイマツ覆われ、木曽駒ケ岳の稜線に雲が掛かる。
7:31 2750m 遭難碑のケルン。この辺りから勾配が増す。見上げる山頂にはガスが掛かるようになった。
7:44 2820m 三ノ沢岳の北東の肩を乗越すと南側を巻くお花畑の始まり。ハクサンチドリ ハクサンイチゲ チングルマ シナノオトギリ エゾシオガマ アオノツガザクラ イワカガミ ネバリノギラン ハクサンフウロ
7:58 三ノ沢岳山頂 △2346.7 三角点あり 露岩が張り出している最高点はすぐ横の岩上。展望地だがガスってきた。主稜線も雲がが掛かる。スヤマ尾根も独標方向も露岩とハイマツ藪。後続の方が到着されたので辞す。以後多数の方とすれ違う。
8:32 2710m 最低鞍部前
9:14 岩峰手前の2700m
9:27 2710m鞍部
10:08 三ノ沢岳分岐戻る。ガスの掛かった宝剣岳を一瞥し主稜線の平坦な白砂の径へ
10:18 極楽平手前より千畳敷カールを見下ろす。漸くブーケ状のタカネツメクサが現れた。
10:21 極楽平
10:26 島田娘手前の2840m圏から北東に顕著な尾根が延びている。 タカネツメクサ
10:33 島田娘 東側は露岩と白砂の平坦地。ガスの切れ間から駒ヶ根の街が見える。中央アルプスは里が近い。イワツメクサ
10:38 島田娘の南端2830m 濁沢大峰の登りに掛かるまでは気楽な空中散歩
10:44 2800mより 三ノ沢岳 北東のカールが良く見える。三ノ沢岳 伊奈川 △2249.2点名金沢 糸瀬山
10:49 親1羽、子5羽の雷鳥家族に遭遇。チシマギキョウ
11:06 2711m峰手前2690m 貴重な晴れ間。先程までいた三ノ沢岳の稜線を眺める。
11:16 2711m峰 眼前に濁沢大峰。檜尾岳は雲に隠れた。伊奈川 △2249.2点名金沢 糸瀬山
11:53 2610m鞍部 休憩中数名に抜かされる。テント跡あり。
12:11 濁沢大峰 2700m圏峰 山名標の文字は消えている。
12:44 2640m 降りに入りカラマツソウを筆頭に、
12:50 2600m お花畑が出現 ハクサンフウロ オンタデ ネバリノギラン シナノキンバイ ハクサンイチゲ群落 カワラナデシコ 雨が降り出しストームクルーザー着用、偽ピークに騙されながら粛々と登り、
13:47 檜尾岳 △2728.0 避難小屋は山頂ではなくテント場である鞍部を挟んだ小ピーク上にあるのだと判りまた騙された気持ちになった。気を取り直して避難小屋に着くと雨は上がった。予約済みのテント受付を済ませビールを購入して水場に向かう。
14:28 水場は避難小屋東鞍部に突き上げる北の沢の源頭部だった。充分に出ている。テント場に戻り指定された区画に設営。
18:25 21.0℃80％
四日目8/1
3:00 起床
4:26 17.0℃83% ウィンドリバー着用して出発。 自分を含め2組出発して残りのテントは7張 シルエットの檜尾岳避難小屋に南アルプス
4:31 檜尾岳 △2728.0 三ノ沢岳と来し方は赤く染まってゆく。
4:47 2640m鞍部 太田切の穏やかな源頭、大滝山を見上げる。
5:13 大滝山の一角に着き2700m テント跡がある。
5:15 大滝山2708m 行き先の空木岳は三つの岩峰からなる。 南アルプスと富士山を望む。
5:18 降るとお花畑になった。ハクサンチドリ タカネグンナイフウロ ハクサンフウロ シナノキンバイ ヤマハハコ イブキトラノオ エゾシオガマ シラネセンキュウ シナノオトギリ
5:29 熊沢岳へは露岩とハイマツの径 八ヶ岳を遠望する。
5:49 2670m 鎖と鉄筋の足場でトラバースする。
6:11 伊奈川を挟み三ノ沢岳 中三ノ沢岳 独標 蕎麦粒岳 キバニ岩を見る。遠景は御嶽山 乗鞍岳 来し方の檜尾岳避難小屋の奥に八ヶ岳。来し方も明るくなった。
平坦地が広がる太田切の源頭域。南アルプス。
6:29 熊沢岳 2770m圏 熊沢岳は南北に長く北峰2770m圏に標柱2つあり。360°展望。摺古木山 恵那山 南木曽岳 西の馴染みのない山並み
6:44 2778m峰を過ぎて2760m 白岩とハイマツの径。
7:03 二つ目のコブ2750m ウィンドリバー脱 帽子日除けサングラス着用。
7:43 2703m峰からは東川に緩やかな尾根を降ろす。 ハイマツが登山道に張り出すようになる。
8:13 東川岳が近づくと岩峰の東側を巻く。東側はガレている。
8:34 東川岳 2671m峰 下りに入ると空木岳が大きい。イワヒバリ多数おる。尾根が東に向きを変えるとガレが切れ落ちる。
9:01 2530m 木曽殿乗越が見えてくると急勾配となる。ヤマハハコ
9:07 木曽殿山荘 ポカリスエット購入して休憩。 「義仲の力水まで片道9分」掲示。
9:24出発。
9:54 2630m平坦地 切れた際を行く。
10:03 2660m 東川岳とほぼ同じ高さとなる。
10:29 2782m峰 第一ピーク ピークは3つあるので何度も騙される。
10:40 2790m 後続者に抜かれる。梯子などで西側を巻く。
10:56 2820m 巻きからルンゼ状を登り切りここが第2ピークだろうか。
11:16 空木岳 △2864.0 駒峰ヒュッテは思っていたより遠い。空木平はますます遠い。ランチの後水補給の為駒峰ヒュッテへ。
11:46 駒峰ヒュッテ 無人で開放中。中はとても綺麗。無人販売のポカリスエットと水を購入して無事補給完了したが、残り行程と翌日分としてはぎりぎりの量。
12:02 空木岳に戻り赤椰岳に向かう。素敵な白砂の径が続く。これまでと異なり空木岳得御過ぎると東側がなだらかになる。
12:03 2840m テント跡あり。
12:22 2780m 東のガレを覗く。
12:41 2710m鞍部 テント跡あり。
13:21 赤椰岳 2798m峰
13:29 降り始めの2780mより 擂鉢窪を見る。 百�離淵�が迫っている。
13:41 擂鉢窪避難小屋入口 当初宿泊予定は擂鉢窪だったが檜尾岳避難小屋で立入禁止と聞いた。擂鉢窪がだめとなると南駒ヶ岳を越えた稜線のどこかとなる。いずれにしても禁止行為となるので、どうしたものかと考えていた。しかし現地に着いてみると何の掲示も閉鎖もされていない。だったら申し訳ないが、風の心配がなく安全で雨水タンクが使える擂鉢窪泊とさせていただくことにした。
13:47 擂鉢窪はお花畑 シナノキンバイ ミヤマキンポウゲ イブキトラノオ クルマユリ トリカブト カラマツソウ エゾシオガマ ミヤマアキノキリンソウ シナノオトギリ ハクサンフウロ
14:13 擂鉢窪避難小屋前 小屋は損傷激しく立入禁止表示。小屋前から崩壊ラインに平行にロープが張ってある。ロープの向こう側に亀裂があるのだろう。ロープの手前の裸地に設営することにする。 雨水タンクに水があり充分に使えるので、翌日与田切乗越で水を取れない場合に備え二日分の水を担ぐことにして明日の献立をあまり水を使わない麻婆春雨に変更する。そうこうしていると、熊鈴の音がして誰かがやってきた。飯島町の亀裂調査の方二名だった。立入禁止の掲示も目的との事だった。また立入禁止の旨を伝えられて申し訳なくもばつが悪かったが、やむなく了承して頂けた。ありがとうございます。深夜、鹿の警戒音が暫く続いたがやがて止んだ。鹿にしては変な鳴き声だったので別の獣かもしれない。
五日目8/2
3:00 起床 16.1℃76％ 草露無 結露無
4:30 ウインドリーバー着用して出発 明けの南アルプスを望む。白根三山から笊ヶ岳 見える範囲がすこし南になった。
4:46 2650m 勾配が増し降り口を見上げる。
4:58 2700m稜線 昨日にはなかった擂鉢窪カールエリア立入禁止看板とロープ閉塞。11.6℃78％ 朝の斜光の御嶽山は美しい。南駒ヶ岳もハイマツと白岩の山だ。
5:07 少し登って2710m 擂鉢窪にも朝日が差し込む。南アルプスには青空が見られる。
5:17 2750m 来し方を見る。赤椰岳 空木岳
5:31 2800m肩 百�離淵�は黒覆尾根のピーク近くまで崩壊している。面白い雲の形を見る。八ヶ岳遠望
5:38 南駒ヶ岳2841m 祠あり。仙涯嶺 越百山 南越百山 念丈岳 池ノ平山 烏帽子ヶ岳 残りのルートが見えた。安平路山は綺麗な形をしている。遠く恵那山。北沢尾根も好さそうだ。御嶽山 乗鞍岳
5:46 2810m 稜線上の岩陰にテント跡あるが風が避けられない。
5:47 2810m 東に一段降った所に風を避けられる好物件があった。
5:57 2820m圏峰 朽ちた標柱と一三一石標あり。百�離淵�がすごい迫力で迫る。
6:07 2780m 打って変わってオンボロ沢の源頭部は素敵な花畑の緩斜面 ハクサンフウロ ヨツバシオガマ ウサギギク ミヤマキンポウゲ
東の枝尾根に乗った後、ざれて滑る急斜面を設置ロープに掴まって降りる。元の尾根の東斜面を巻くようになる。
6:28 2690m 稜線に復帰する。ケサ沢がまた直線的だ。稜線は岩々。前方に仙涯嶺が近づき、2628m鞍部にザレが見える。
6:39 2628m鞍部 ケサ沢源頭のザレ
6:45 2650m 何か遺跡の様な岩を見ながら西側を巻く。
6:50 2660m 北峰(仮称)の右のルンゼ状を登る。
7:00 2690m 登り着いたところの積重なる岩の隙間の穴から隣の沢筋を覗ける。
7:01 2690m 威圧的な岩峰と切れた沢筋を見ながら鎖の付いたバンド上を行く。
7:11 2720m バンドの終点からルンゼ状を登りきる。仙涯嶺は3つの岩頭からなるようだ。中央峰(仮称)に着いた。北に北峰(仮称)、南駒ヶ岳、赤椰岳、百�離淵�を見る。 南を見ると肩の裸地の先に南峰(仮称)。御嶽山の南に広がる馴染みのない山並み。お馴染みの南アルプス。
7:21 仙涯嶺南峰(仮称)2734m ゴールが近づいた。この先は緩やかなので越百山までは気楽な空中散歩かなとこの時は思っていた。越百山 南越百山 念丈岳 安平路山 摺古木山 南木曽岳 恵那山 降って、
7:43 2640m 御嶽山の左奥に白山が見えた。
7:49 2590m 標高は下がらないのだが岩を縫ったり東側のハイマツの中を巻いたり…
7:55 2590m テント跡あり。
8:06 2550m 越百山が近づき漸く岩々を脱する。暫くはお気楽径。
8:15 2562m峰 深南部まで見えるようになった。
8:34 2520m 南駒ヶ岳か仙涯嶺以降マーキングがない。ほとんど消えたペンキ矢印を見掛けたので、手が入ってないのだろう。ハイマツは当然登山道に掛かっている。広い裸地では踏み跡が錯綜する。越百山が近づき代わりにケルンを見るようになった。緩く登って、
8:47 2590m峰
8:52 越百山の一角2610mより赤い屋根の越百小屋が見えた。
8:54 越百山 △2613.6 三角点あり 南北に長い AL2620(-6.4) CAL2613 東側にテント跡あり。行き先南越百山、念丈岳、池ノ平山、烏帽子ヶ岳を見る。
9:04 出発
9:09 2580m 稜線の東側を巻く。笹被る。
9:15 2560m ルートが明瞭に見えているが、足場が狭く笹が煩わしい。
9:21 2540m最低鞍部 中小川の登山道 通行止 全く道形不明。進むと一旦笹が消えて径が見えるようになるが、今度はハイマツが被るようになり、2550mで稜線に復帰する。
9:39 南越百岳 2569m 25.9℃ 日差しは強いが、始終西から涼しい風が吹いているので助かる。周囲は平坦で裸地が広がる。行く先は2524m峰を越えて奥念丈岳、二段階に降って本日のお宿与田切乗越。本日の終点が見えてきた。
9:49 2520mからハイマツの中の明瞭な径を追うと、ハイマツとシャクナゲの藪となる。締道は明瞭だが見えづらい。
9:55 2490m 笹で覆われ下道が隠れるが笹の背の低い所に径がある。単純な稜線がルートなのでまずは間違わない。
10:16 2420m最低鞍部
10:28 2450m 2454m峰の西側を巻いて稜線に出るとシャクナゲとハイマツの藪。隙間があるので笹より下道は見やすい。念丈岳から烏帽子ヶ岳の稜線を望む。南越百山を振り返る。八ヶ岳、南アルプスも見えて展望地だ。奥念丈岳が近づいたが大きな下りとコブがいくつかある。
10:48 2410m 南西に支尾根を分ける平坦地。一旦笹の高さが低くなった後、南東へ進むと笹が高さを増して密集する。
10:54 2390m 勾配が増して前方に崩壊地が見えてくる。下道は抉れていて、笹に首まで没する。溝や倒木に嵌って転ぶ。
11:07 崩壊地の鞍部で休憩。
11:28 出発。 奥念丈岳へは最初草地で不明瞭。笹に変わるとルートを失った。径のない2320m圏峰へ稜線を首まで没する笹を漕いで、ルートに復帰するが、笹の背が高く度々ルートを見失いがち。
12:01 2290m圏峰は西側を巻く。
12:36 奥念丈岳のほんの手前で最近の物と思われる刈払いが現れた。喜び。
12:38 奥念丈岳 2303m AL2320(+17) 中央アルプス南部岳人ネットワークの草刈り機が残置され、与田切乗越方向とどこまでかはわからないは安平路山方向が刈られている。有難うございます。念丈岳の稜線の向こうに南アルプスが望めた。与田切乗越へ、最初は急な降りで刈った笹で滑る。
13:04 2200mで降り切り樹林の平坦な尾根になる。右に見る松川の源頭部は穏で気持ちよい。
13:15 二つの2210m圏峰間の鞍部に小さな池。飲用をあてにしていたが、浄水器を使っても無理な感じだ。
13:20 2210m圏峰を越えて前方が開け再び急な降りとなる。
13:25 2170m 与田切乗越はもうすぐ。
六日目8/3
3:00 起床 14.9℃81％ 東側の一部のみ結露した。草露無。
4:20 ウィンドリバー着で出発。最初緩く最後急になる登り。
4:26 2200m笹が被るが下道は見えており問題ない。
4:45 2280m 念丈岳分岐 奥念丈岳まで1h表記。
4:52 念丈岳 △2291.0 三角点あり AL2337(+46) CAL2291 大島山へ径が続く。前後はシャクナゲ、ハイマツ、笹が被る。
5:09 2250m 平坦になって笹はすっきり 15.3℃82％
5:14 2240m圏峰 展望良し 奥念丈岳 南越百山 仙涯嶺 念丈岳
5:18 2230m鞍部 笹の背が低くく登山道はすっきり。立ち枯れを見る。
5:22 2240m圏峰 この辺の笹は露に濡れる。
5:30 2210m鞍部 笹が被る。
5:32 2220m 立ち枯れ帯 幼木がはびこる。
5:39 2243m峰過ぎ シラビソ林
5:42 2230m圏峰 露岩を縫う。
5:50 小鞍部から登り返して2250mで笹の花を見る。早々にこの一帯の笹は枯れるかもしれない。
6:05 2280m 池ノ平山へシラビソと小笹の緩い登り。
6:09 2300m 2310m圏峰から光芒。
6:14 池ノ平山 2327m 小広い平頂 ウインドリバー脱、キャップ、日除けサングラス着用。
6:34 発
6:44 2250m シラビソ美林 烏帽子ヶ岳まで緩い降り。
7:04 烏帽子ヶ岳手前2190m 展望地
7:16 烏帽子ヶ岳 △2194.8 360°展望
7:23 烏帽子岩 伊那谷の眺め
7:32 2150m 上級者コース分岐 直登の模様
7:48 2080m 烏帽子岳登山道9/10
8:06 1950m 烏帽子岳登山道8/10 新しい地蔵がある。AL1955(+5)
8:12 1910m セキナギ(上部) 危険掲示とロープ 崩壊した稜線を避け下巻く。
8:23 1860m セキナギ(下部) 危険掲示とロープ 勾配は緩む。
8:34 1840m 烏帽子岳登山道7/10
8:38 1840m圏峰 飯島・松川分岐
8:47 1790m 烏帽子岳登山道6/10
8:49 1790m ナギが稜線に迫って巻道に付け替えられている。
8:53 1750m 付け替え巻道終了。
8:57 1730m 烏帽子ヶ岳展望地
9:06 1660m 烏帽子岳登山道5/10 勾配は緩む。
9:09 1650mコブ 登山道整備用の物置とベンチあり。暑さでまいって休憩。
9:38 1460m 一時的な笹枯れ地帯。
9:39 1450m 笹復活。種類が違うのかの知れない。
9:43 1430m 烏帽子岳登山道3/10 小八郎岳分岐。
9:54 小八郎山△1470.4 振り返り烏帽子ヶ岳 これまた伊那谷と南アルプスの展望地。暑いので東屋に逃げる。
10:17 1310m 小八郎岳下分岐
10:21 1280m 片桐松川ダム展望地だが見えない。平坦なのは終わり九十九折れに降るようになる。
10:24 1270m 小三郎
10:27 1230m 烏帽子岳登山道1/10
10:31 1210m 小二郎を過ぎて勾配が緩む。
10:34 1190m カラマツ林となり下界が近い感じ。
10:36 1170m 小一郎
10:44 1110m 鳩内峠登山口 擂鉢窪立入禁止の掲示あり。
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