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Yamareco

記録ID: 487819
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜北穂高岳 雹入りバーボンで乾杯

2014年07月30日(水) 〜 2014年08月01日(金)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
56:33
距離
46.6km
登り
2,932m
下り
2,926m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:48
休憩
1:01
合計
9:49
5:42
5
スタート地点
5:47
5:47
38
6:25
6:30
4
6:34
6:34
37
7:11
7:21
12
8:14
8:38
32
9:10
9:10
8
9:18
9:22
10
9:32
9:33
54
10:27
10:27
19
10:46
10:47
38
11:25
11:26
54
12:20
12:33
178
2日目
山行
6:58
休憩
1:45
合計
8:43
3:44
13
3:57
5:04
59
6:03
6:10
11
6:21
6:21
20
6:41
6:41
36
7:17
7:18
64
8:22
8:24
5
8:29
8:37
91
10:08
10:28
119
3日目
山行
6:40
休憩
1:26
合計
8:06
6:09
0
6:09
6:15
4
6:19
6:21
90
7:51
8:16
2
8:18
8:19
120
10:19
10:31
45
11:16
11:42
36
12:18
12:18
11
12:29
12:40
38
13:18
13:18
10
13:28
13:31
29
14:09
14:09
6
14:15
ゴール地点
沿面距離 48.2Km
累積標高 (+)3410m (-)3336m
天候 7/30 晴れ
7/31 晴れ、夕方雷雨+雹
8/1 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡駐車場 2泊3日で\2000
コース状況/
危険箇所等
槍沢ルート:雪渓あり(4箇所くらい)
        登り:アイゼン未使用、下り:アイゼンがあった方がいい
北穂から南稜ルート:短い雪渓あり
        下り:アイゼン未使用(あった方がいいかも)
大キレット:天候に充分留意した行動が必要 
その他周辺情報 ・展望露天風呂 梓湖畔の湯(源泉かけ流し) 720円
 地産地消
 → きゅうり 70円
 → とまと  100円
 → 温泉卵   80円
・味処 懶亭 (ものくさてい)
 信州蕎麦を食べました。
登山届けを出して出発
登山届けを出して出発
この景色を見ながら長い道のりを歩きます
3
この景色を見ながら長い道のりを歩きます
横尾は距離的には中間点
横尾は距離的には中間点
槍沢ロッジから槍ヶ岳が僅かに見えます
2
槍沢ロッジから槍ヶ岳が僅かに見えます
槍沢ロッジで昼食
私はカレー、haya634さんは牛丼を頂きました(共に\1000)
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槍沢ロッジで昼食
私はカレー、haya634さんは牛丼を頂きました(共に\1000)
槍沢の流れは清らかで透明感溢れている
3
槍沢の流れは清らかで透明感溢れている
坊主岩小屋辺りから暑くて体力の消耗が激しい・・・
1
坊主岩小屋辺りから暑くて体力の消耗が激しい・・・
そんなとき癒されます
3
そんなとき癒されます
雪渓の始まり
大曲を過ぎると、雪渓上を歩きます。
先ほどの灼熱地獄から脱出できているのでしょうか?
noriderさん
2014年06月30日 12:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
13
6/30 12:00
大曲を過ぎると、雪渓上を歩きます。
先ほどの灼熱地獄から脱出できているのでしょうか?
noriderさん
この葉っぱが紅葉の主役になるんですね
この葉っぱが紅葉の主役になるんですね
おぉ!槍が姿を見せた
5
おぉ!槍が姿を見せた
近づく毎に撮る
また撮る
歩き易いですね
だいぶ近づきました。
もうちょっと。
1
だいぶ近づきました。
もうちょっと。
雪渓を渡ると、雷鳥の親子が迎えてくれました。

2014年06月30日 15:15撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9
6/30 15:15
雪渓を渡ると、雷鳥の親子が迎えてくれました。

おかあさんは、三羽の雛を見守りながら、ちょっと遅いおやつを食べていました。
2014年06月30日 15:15撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
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6/30 15:15
おかあさんは、三羽の雛を見守りながら、ちょっと遅いおやつを食べていました。
手前殺生ヒュッテ、奥ヒュッテ大槍がだいぶ下になりました。
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手前殺生ヒュッテ、奥ヒュッテ大槍がだいぶ下になりました。
やっとこさ槍ヶ岳山荘に到着
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やっとこさ槍ヶ岳山荘に到着
二回目の槍に到着。
やっぱり、五十路の私には、1日で来るのは難儀でした。
2014年06月30日 15:33撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
19
6/30 15:33
二回目の槍に到着。
やっぱり、五十路の私には、1日で来るのは難儀でした。
では、カンパーイ!
11
では、カンパーイ!
槍沢方面の写真を撮影中のnoriderさん。
良い写真が撮れたのでしょうか?
2014年06月30日 17:36撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
3
6/30 17:36
槍沢方面の写真を撮影中のnoriderさん。
良い写真が撮れたのでしょうか?
槍ヶ岳アップ!
岩ベンケイと小槍
あそこで踊らなきゃ!
6
岩ベンケイと小槍
あそこで踊らなきゃ!
ハクサンイチゲと槍
4
ハクサンイチゲと槍
ハクサンシャクナゲと槍
5
ハクサンシャクナゲと槍
槍ヶ岳のシルエットに天の川
5
槍ヶ岳のシルエットに天の川
美しすぎる!
真上を見上げても天の川
10
真上を見上げても天の川
小屋の上にも天の川
8
小屋の上にも天の川
ここから2日目
日の出を待つ槍ヶ岳山頂
どなたか存じませんが絵になってます
9
ここから2日目
日の出を待つ槍ヶ岳山頂
どなたか存じませんが絵になってます
今回は灯りを持ってきたので、穂先に一番乗り。
日の出時間を20分間違えて、noriderさんを待たせてしまいました。
2014年07月01日 04:00撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
6
7/1 4:00
今回は灯りを持ってきたので、穂先に一番乗り。
日の出時間を20分間違えて、noriderさんを待たせてしまいました。
ガスが山荘を包む
3
ガスが山荘を包む
飲み込まれた
穂高方面に不思議な雲
5
穂高方面に不思議な雲
見たこと無い
早く御来光よ!
美しすぎる!
山荘はガスの中だったので穂先に登ってくる人も少なかったような気がしました。
2014年07月01日 04:55撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8
7/1 4:55
山荘はガスの中だったので穂先に登ってくる人も少なかったような気がしました。
皆で感動
記念写真
今日も午前は天気がいい!
今日も午前は天気がいい!
さあ大キレット向けて出発
さあ大キレット向けて出発
では、槍さん、さようなら。
私達は、大キレットに向かいます。
2014年07月01日 06:36撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
3
7/1 6:36
では、槍さん、さようなら。
私達は、大キレットに向かいます。
気分はHigh!
西鎌尾根
振り返って名残惜しむ
1
振り返って名残惜しむ
まずは大喰岳
また振り返る
大キレットに続く道
大キレットに続く道
またまた振り返る
1
またまた振り返る
南岳小屋が見えてきた。
背後には穂高の名だたる山々
南岳小屋が見えてきた。
背後には穂高の名だたる山々
さあ行くぜ!
ここから始まり
haya634 行きま〜す。
2
haya634 行きま〜す。
南岳から垂直に250m下ります。
2014年07月01日 09:08撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
3
7/1 9:08
南岳から垂直に250m下ります。
こんな感じの場所が連続します。
写真を撮るのも目が眩みます。
2014年07月01日 09:13撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
5
7/1 9:13
こんな感じの場所が連続します。
写真を撮るのも目が眩みます。
一気に降りて南岳を振り返る
3
一気に降りて南岳を振り返る
これから核心部に行ってみますか。
2014年07月01日 09:19撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
4
7/1 9:19
これから核心部に行ってみますか。
最低のコルには、可愛らしいリンドウが咲いていました。
緊張状態から、ほんの少し解放されました。
2014年07月01日 09:30撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
3
7/1 9:30
最低のコルには、可愛らしいリンドウが咲いていました。
緊張状態から、ほんの少し解放されました。
長谷川ピークに向かって岩稜を通過中。
2014年07月01日 10:13撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
7/1 10:13
長谷川ピークに向かって岩稜を通過中。
これが有名な長谷川ピーク
4
これが有名な長谷川ピーク
Hピークの飛騨側
つるんと切れ落ちている
9
Hピークの飛騨側
つるんと切れ落ちている
痩せてる〜
Hピークを通過したnoriderさん。
常に落ち着いています。
2014年07月01日 10:28撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
4
7/1 10:28
Hピークを通過したnoriderさん。
常に落ち着いています。
Hピーク最後の飛騨側への下り
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Hピーク最後の飛騨側への下り
信州側、飛騨側とも大きく切れ落ちています。
2014年07月01日 10:41撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
5
7/1 10:41
信州側、飛騨側とも大きく切れ落ちています。
通過してきたHピークがガスの中に.....。
怖かったけど、素晴らしい景色を堪能できました。
2014年07月01日 10:51撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
3
7/1 10:51
通過してきたHピークがガスの中に.....。
怖かったけど、素晴らしい景色を堪能できました。
カッコいいネーミング
カッコいいネーミング
大キレットの核心部です。
天気が良かったので、岩が滑らず良かったです。
2014年07月01日 11:17撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
9
7/1 11:17
大キレットの核心部です。
天気が良かったので、岩が滑らず良かったです。
夕方雷雨と共に雹が降ってきた
こんなにも
1
夕方雷雨と共に雹が降ってきた
こんなにも
カップに詰めて窓の外に保管
4
カップに詰めて窓の外に保管
北穂高小屋名物のしょうが焼き
なぜかご飯が超小盛り
9
北穂高小屋名物のしょうが焼き
なぜかご飯が超小盛り
夕食後バーボン注いで
最高にうまし!
9
夕食後バーボン注いで
最高にうまし!
夕暮れ後の常念岳
2
夕暮れ後の常念岳
星がうまく撮れなかった
星がうまく撮れなかった
夜の山頂記念
ここから3日目
 夜明けの常念
1
ここから3日目
 夜明けの常念
夜明けの槍
夜明けの前穂
朝ごはん
朝日を受ける大キレット
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朝日を受ける大キレット
朝日を受ける笠ケ岳
3
朝日を受ける笠ケ岳
朝日を受けるHピークと飛騨泣き
3
朝日を受けるHピークと飛騨泣き
昨年ガスの中通過した吊り尾根もくっきり
2
昨年ガスの中通過した吊り尾根もくっきり
涸沢岳、奥穂、ジャンも見える
1
涸沢岳、奥穂、ジャンも見える
さあ涸沢に下ろう
3
さあ涸沢に下ろう
長野県警山岳救助隊に本日のルートを説明。
「南陵ルートも事故が多いです。十分注意してください」

「はい、ありがとうございます。左腕の三歩さん、記念に撮影しても良いですか」

「どうぞ」

ということで撮らせていただきました。
2014年07月02日 06:01撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
8
7/2 6:01
長野県警山岳救助隊に本日のルートを説明。
「南陵ルートも事故が多いです。十分注意してください」

「はい、ありがとうございます。左腕の三歩さん、記念に撮影しても良いですか」

「どうぞ」

ということで撮らせていただきました。
北穂から奥穂、ジャン。
綺麗に見えます。
2014年07月02日 06:02撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
7/2 6:02
北穂から奥穂、ジャン。
綺麗に見えます。
奥が涸沢槍です。
2014年07月02日 06:04撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
3
7/2 6:04
奥が涸沢槍です。
雪渓はここだけ
前穂のゴジラもご機嫌がよろしいようで、
2014年07月02日 06:05撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
7/2 6:05
前穂のゴジラもご機嫌がよろしいようで、
noriderさんジャンダルムを撮影?
2014年07月02日 06:13撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
4
7/2 6:13
noriderさんジャンダルムを撮影?
構図を変えてパッシャ。
2014年07月02日 06:13撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
7/2 6:13
構図を変えてパッシャ。
まだ、決まらないようです。
……、
良い写真が撮れたようです。
2014年07月02日 06:13撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
7/2 6:13
まだ、決まらないようです。
……、
良い写真が撮れたようです。
昨年泊まった穂高岳山荘も見えました。
2014年07月02日 06:20撮影 by  FinePix F600EXR, FUJIFILM
1
7/2 6:20
昨年泊まった穂高岳山荘も見えました。
1年ぶりの涸沢カール
1
1年ぶりの涸沢カール
涸沢小屋で
槍ヶ岳山荘で夕食を共にした京都の青年と再会。
楽しいひと時ありがとう!
声を掛けられる前、既に左の写真に写ってましたね。
さすが!
13
槍ヶ岳山荘で夕食を共にした京都の青年と再会。
楽しいひと時ありがとう!
声を掛けられる前、既に左の写真に写ってましたね。
さすが!
テントも少ないです
テントも少ないです
綺麗な雲だ
見飽きないな
最後の乾杯

感想

毎年恒例の山小屋利用の夏山登山に行ってきました。
今年は槍ヶ岳、大キレット、北穂高岳の挑戦です。
同行するのはhaya634さん。
彼は槍ヶ岳は経験済みで、大キレットに闘志を燃やしています。

7/29
車で沢渡入りし、駐車場で車中泊。
駐車場に照明があるが満天の星空の光の方が勝っており綺麗。
10分位の間に流れ星を4回目撃し感動。

7/30
翌朝一番のバスで上高地へ入り、早々に出発。

・槍沢小屋
双眼鏡が設置してあり、覗くと槍の穂先が木の間から見え、気持ちの高まりと同時にまだ
まだ遠いことを実感。
小屋のカレーを頂く。
¥1000、ちょいスパイシーで美味し

・大曲
出発前、haya634さんは余裕があったら大曲から東鎌尾根経由で槍ヶ岳に行きたいといっ
ていたけど、脚力、体力に劣る自分としては多分余裕なんて無いだろうなと思っていた。
槍沢小屋をすぎると勾配はややきつくなり、何と言っても暑くて大曲についたときには
haya634から東鎌尾根はやめようときっぱり。
よかった・・・

・槍ヶ岳目前
最初の長めの雪渓歩きで体力消耗で水を飲んでは歩き、休みの繰り返し。
槍沢小屋から槍ヶ岳山荘間で水1リットルの消費だった。
ようやく槍が姿を見せるとその姿に感動、やっぱり北アルプスの象徴だ。
気力を振りしぼり昇るが中々近づかない。

・槍ヶ岳山荘到着
槍ヶ岳山荘になんとかたどり着くと時間は15:45、予定では山頂を目指す予定だったが山
頂は翌朝の御来光時に登ることにして早速生ビールで乾杯!
続いてバーボンでカンパーイ!

・夕食
隣に座った京都から来たと言う青年と楽しくお喋りする。
食後に外てみるとガスってきたので部屋へ戻ると自然と眠りに・・・
(あまり込んでなく空いている布団もありました)

・星空撮影
22時過ぎに目がさめ、窓から外を見ると星空じゃあありませんか。
カメラを持って外へ。
槍の穂先に上から天の川が広がっています。
この星空を写真に納めて持ち帰らねばとカメラの設定を変え、方向を変え、角度を変え何
度のシャッターを押しました。

8/1
・槍ヶ岳山頂で御来光
ちょっとガスっていたが期待を込めて3:40くらいに出発。
夜露で梯子が寝れてちょっと滑るので慎重に登る。
やったね、一番乗り!
地平線に薄く雲があったので予定時刻より少し遅い御来光でしたが、感動ものでした。
まさに360度の展望と芸術的な雲の流れを楽しみ無事下山。

・準備運動
大喰岳、中岳、南岳とやり過ごし、南岳小屋で充分休息し大キレットへ挑戦開始。
コースタイムは3時間程度で何事もなければ昼には着いているハズ・・・
今日は午後から雨、雷雨の予報なのでその前には着きたい。

・大キレット
南岳から一気に急降下。
長い梯子、鎖のおかげで余り時間を掛けずに下りきる。

岩にペイントされた超有名な「Hピーク」の白い文字発見。
ここが長谷川ピークか!
尖っているのでバランスが取ずらいが慎重に行けば大丈夫。
最後飛騨川に滑り落ちるような岩の斜面も金具が打ち込んであるので見た目ほど危険では
ない。

つづいてこちらも超有名な「A沢のコル」のペイント。
これらのネーミングって誰が付けたんだろう、カッコよすぎる。
ここからは激しい登り。
多分「飛騨泣き」と思われる所付近を通過。
北穂高岳小屋直下まで激登りは続く。

・北穂高小屋
昼を少し回ってやっと到着。
早々に生ビールでカンパーイ!
(ここはジョッキだ)
続いてワインでカンパーイ!
そして昼寝。

・雷雨と自然の贈り物
16時位から雨が降り出し、雷雨になり、雹まで降ってきた。
降った直径5mmくらい雹が部屋の窓の下に強いてあったブルーシートに5cm位積もっ
た。
これを見て、何を考えたか・・・
カップに入れバーボンを注いで飲んだらさぞかし上手いだろう。
早速一掴みの雹を持参カップに入れ窓の外に保管。

・食事
北穂高岳山荘の夕食はしょうが焼きが定番なようで評判がいい。
実際出てきたのを見たら山小屋の食事レベルを超えているものだった。
朝食も同様。
スタッフのサービスも申し分ない。
ただ、床が鴬張り廊下の如く歩くと盛大な音がする。

・バーボン
食後、談話室でクラッシャブルアイス入りのバーボンを飲む。
美味いなー。
隣のテーブルに座った人がウイスキーを飲んでいたので、部屋にこんな氷がありますけど
いかがとhaya634さんが薦めると是非と乗ってきた。(さっき降った雹であることは説明
しましたよ)
一緒に部屋の窓の外にまだ積もっている雹をカップですくって戻ってくると絶賛されまし
た。

8/1
・再会
今日は涸沢へ下って上高地に戻るだけ。
南稜を一気に下り涸沢小屋に到着。
ここで涸沢カールの絶景に見入り写真を撮っていると見たことあるような青年が声を掛け
てくる。
槍ヶ岳山荘の夕食で隣の席になり楽しい会話をした彼だった。
一昨日の話では横尾に下りそのまま上高地へ行きバスで京都に帰るとのことだったが横尾の泊まり朝一で涸沢に来たらしい。
またひと時楽しく会話した後、2度目のさよならをした。
自分たちは涸沢ヒュッテに場所を移し、ビールを1杯だけ飲んだあとゆっくり休んで上高地へ下った。

何時かは大キレットを、と思って3年。
やっと行ってきました。
日頃のおこないが良いからでしょうか?
それも3日間とも大快晴の登山日和。

天候に恵まれたお陰で、大キレットの岩稜帯も無難に通過できました。
大キレットは高度感による恐怖よりは、素晴らしい景観に絶句。
飛騨側、信州側から吹き上がる風と言ったら何とも言えません。

一度、風を感じたらどうでしょうか?

ただ、A沢のコルから北穂への登り返しの苦しさは半端では無かったです。
小屋が見えてから到着するまで何度休んで、乾いた喉を潤したか分かりません。

また、 大キレット通過記念に北アルプスから最高のプレゼントをいただきました。
それは、午後から降り始めた雷雨、そして雹。
雹をクラッシュアイスの代わりに使用して飲んだバーボンは最高でした。

翌日は、奥穂、ジャンを見ながらの北穂 南陵を下山。
常時、涸沢、前穂、奥穂、そしてジャンを眺め、
二人して、
 「すげぇ〜」
 「やべぇ〜」
 「かっこぃ〜」
 と
連呼しながら涸沢に下山してきました。
 
涸沢では、恒例の『おでん・ビールセット』を頼み、
昼寝を含め、約1時間、涸沢カールを

「頭がぼ〜っと」なるまで眺めていました。

穂高 & 雪渓 & 涼風 & ビール。

たまりませんでした。

■お詫び
 自宅を出発するときにカメラの日時をプリセット。
 が、一ヶ月間違ってしまいました。
 そんな訳で、haya634の写真は一ヶ月タイムスリップしています。

 あしからず。

■京都の青年さんへ
 新婚3年目の青年さん、
 槍ケ岳で夕飯をご一緒した縁を切っ掛けに、くだらない話に耳を貸していただき ありがとうございました。

 また、涸沢での再会、感動でした。

 ぜひ、今度は奥さんとご一緒に涸沢へ繰り出してはいかがでしょうか?
 お金を払えば行けるような場所ではありませんが、頑張って奥さんに
 あなたが感動した気持ちを見せてあげたらいかかでしょうか。

 では、「涸沢で会いましょう」
 。。。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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