大キレット 〜新穂高-槍-北穂-涸沢-上高地〜

2023年07月28日(金) 〜 2023年07月30日(日)

• GPS: 27:42
• 距離: 52.6km
• 登り: 4,038m
• 下り: 3,847m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:08
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:50

4:10 鍋平駐車場
4:41 4:41 新穂高登山指導センター
4:42 4:46 新穂高温泉バス停
4:48 4:48 新穂高登山指導センター
4:52 4:52 新穂高温泉駅
5:07 5:07 小鍋谷ゲート
5:41 5:45 穂高平小屋
6:25 6:25 白出沢出合
7:56 7:56 滝谷避難小屋
8:00 8:00 藤木レリーフ
9:09 9:16 槍平小屋
11:50 12:09 飛騨沢千丈乗越分岐
13:41 13:49 飛騨乗越
14:00 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 2:58
• 合計: 8:59

4:18 槍ヶ岳
5:27 6:37 槍ヶ岳山荘
6:48 6:48 飛騨乗越
7:07 7:09 大喰岳
7:42 7:58 中岳
8:45 8:45 天狗原分岐
9:08 9:08 南岳
9:15 9:49 南岳小屋
11:34 12:11 長谷川ピーク
14:00 14:00 北穂高小屋
14:00 14:06 北穂高岳
14:06 14:06 北穂高小屋
14:08 14:13 北穂高岳
14:13 14:22 北穂高小屋
14:22 北穂高岳

3日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:38
• 合計: 7:55

14:22 北穂高岳
6:17 6:18 北穂高小屋
6:19 6:26 北穂高岳
6:35 6:42 北穂高岳南峰
6:49 6:55 北穂高岳・天場
8:50 8:53 涸沢小屋
8:57 8:58 涸沢
9:01 9:23 涸沢ヒュッテ
9:47 9:48 Sガレ
10:02 10:03 大崩落地
10:45 10:50 本谷橋
11:18 11:19 横尾岩小屋跡
11:32 12:01 横尾
12:36 12:36 新村橋
12:45 13:05 徳澤園
13:07 13:07 徳沢公衆トイレ
13:38 13:38 徳本口
13:41 13:41 明神館
14:05 14:06 小梨平
14:13 河童橋

天候

1日目、晴後雷雨
2日目、晴時々曇り
3日目、晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車１台をさわんど第２駐車場にデポして新穂高に移動。第5駐車場に行ったが満車で2人を下ろし第８駐車場に停める。第２ロープウェイが運休のためその近くの駐車場は閉鎖されていた。そこから登山指導センターまで約30分歩いた。

コース状況／危険箇所等

山と渓谷社の全国岩稜コースガイド20選によると、大キレットは表妙義縦走よりワンランク低く妙義山鷹戻しのような緊張感はない。

その他周辺情報

新穂高温泉、沢渡には多数の温泉があるので、事前に調べておいたほうが良い。
槍ヶ岳山荘:￥12500 夕食付き
北穂高小屋:￥14000 ２食付き

写真

7/28 4:46

新穂高温泉、登山指導センター
第8駐車場から歩いたので30分ロス
この時、この30分がこの後の山行に大きな試練を与えるとは知る由もなかった。

7/28 4:51

第１ロープウェイ乗場

7/28 5:22

右俣沢沿いの道を登る。

7/28 6:30

稜線が見えてきた。

7/28 6:51

ウバユリ

7/28 6:54

これは？
オオバタケシマランかな？

7/28 6:59

つい最近土石流があったようだ。

7/28 7:00

土石流のあと

7/28 7:13

ホトトギスかな？

7/28 7:21

これは？
ジャコウソウかな？

7/28 7:42

白いナデシコ
センジュガンピ？

7/28 7:48

白出沢

7/28 8:00

滝谷
中央奥に北穂のドームが見える。

7/28 8:18

ゴセンタチバナ

7/28 8:21

右俣谷沿いに行く。

7/28 8:41

アカバナシモツケ

7/28 8:55

キヌガサソウは終盤

7/28 8:58

これは？
クルマバツクバネソウ？

7/28 9:10

槍平小屋に着いた。
ウッドデッキで休もうとしたが炎天下で暑くて居られない。

7/28 9:19

槍平のテン場

7/28 10:05

キヌガサソウ

7/28 10:32

美味しそうなイチゴ

7/28 11:25

千丈乗越が見えてきた。

7/28 11:30

笠ケ岳はガスの中

7/28 11:35

ヨツバシオガマはこの先もずっと咲いていた。

7/28 11:47

何とかリンドウ

7/28 11:48

ミヤマキンポウゲ？

7/28 11:51

ミヤマダイモンジソウ？

7/28 11:52

お花畑

7/28 11:54

ハクサンフウロかアサマフウロか？

7/28 11:56

花畑が続く

7/28 11:58

千丈乗越分岐
槍はガスの中

7/28 12:03

ハクサンフウロもいっぱい

7/28 12:05

花畑が続く

7/28 12:23

クルマユリか？

7/28 12:23

トリカブトも

7/28 12:33

花畑

7/28 12:49

雲が低くなってきた。

7/28 12:50

ハクサンイチゲも

7/28 13:28

段々雲行きが怪しくなってきた。

7/28 13:28

飛騨乗越が見えてきた。
この辺りで雷鳴が聞こえた。
２回目の雷鳴で雨支度して歩いたが、間もなく雹混じりの雷雨に襲われる。

7/28 14:09

小降りになって、やっと山小屋に着いた。
登山口の30分ロスが試練を与えた！

7/29 4:19

二日目の朝
槍の頂上でご来光を待つ。

7/29 4:45

韓国人がいっぱい

7/29 4:57

小屋と笠ケ岳

7/29 4:57

子槍

7/29 5:06

穂高への稜線
この後ここを歩く。

7/29 5:07

笠ケ岳に日が差してきた。

7/29 6:32

槍ヶ岳山荘を後にする。

7/29 6:39

振り返って槍

7/29 6:47

飛騨乗越

7/29 6:56

槍

7/29 7:03

快晴
遠くまで見える。

7/29 7:07

大喰岳
韓国人のグループがいっぱい。

7/29 7:11

笠ケ岳

7/29 7:14

穂高への稜線

7/29 7:41

7/29 7:45

槍

7/29 7:46

中岳

7/29 7:47

北穂までは遠い。

7/29 8:00

チングルマ

7/29 8:19

穂高

7/29 8:23

槍

7/29 8:33

素晴らしい景色

7/29 8:44

天狗原

7/29 8:48

なんと芸術的な雪渓か。

7/29 8:49

花畑

7/29 8:52

ヨツバシオガマ

7/29 8:55

お花畑と雪渓

7/29 9:07

南岳小屋が見えてきた。
北穂にガスがかかってきた。

7/29 9:10

花がいっぱい

7/29 9:16

南岳小屋
ここで小休止

7/29 10:01

ガスが多くなってきた。
ガスガスだと大キレットの高度感が味わえない。

7/29 10:06

7/29 10:10

大キレット

7/29 10:22

梯子を下る同行者。

7/29 10:23

槍と同じ梯子

7/29 10:42

ミヤマキンポーゲの花畑

7/29 10:47

イワギキョウ

7/29 10:50

たくさん咲いていた。

7/29 10:55

吸い込まれそう。西側

7/29 10:56

吸い込まれそう。東側

7/29 10:58

ミヤマアキノキリンソウ

7/29 11:10

お花畑

7/29 11:12

北穂まではまだまだ。

7/29 11:16

最低鞍部に着いた。

7/29 11:41

7/29 11:44

長谷川ピークに来た。

7/29 12:01

長谷ピーを下る同行者

7/29 12:06

ここも
高度感はあるが手掛かり足掛かりはある。

7/29 12:07

長谷ピーを下る。

7/29 12:07

北穂

7/29 12:14

北穂
滝谷からガスが吹き上げている。

7/29 12:14

長谷ピーを下ってホッとする同行者。

7/29 12:18

A沢のコルに来た。

7/29 12:19

7/29 12:29

長谷ピー全景

7/29 13:00

飛騨泣きに来た。

7/29 13:02

飛騨泣き取付きから常念岳

7/29 13:07

飛騨泣き

7/29 13:08

飛騨泣き西側

7/29 13:11

飛騨泣き東側

7/29 13:13

大キレットの西側からガスが吹き上げている。

7/29 13:32

滝谷展望台

7/29 13:34

滝谷の岩壁

7/29 14:07

北穂高小屋に着いた。
展望テラスは先客でいっぱい。

7/29 14:08

振り返って
西側からガスが湧いているが東側からの風で押し戻されている。

7/30 4:53

三日目、快晴
北穂山頂からの日の出

7/30 4:54

モルゲンロートの奥穂

7/30 4:54

日が登る前の槍と大キレット全景

7/30 4:54

奥穂のモルゲンロート

7/30 5:01

大キレット
昨日、あの遠くに見える槍からここまで歩いて来た。

7/30 6:18

お世話になった北穂高小屋
食事がおいしかった。

7/30 6:22

さようなら
槍と北穂。もう来ることはないかなぁ〜

7/30 6:37

雷鳥の親子がいた。

7/30 6:41

奥穂と前穂

7/30 6:54

振り返って北穂

7/30 6:59

涸沢と前穂の連峰

7/30 7:11

奥穂と前穂

7/30 7:27

お花畑

7/30 7:38

長い階段を下る。

7/30 7:42

イワオトギリ？

7/30 7:51

すれ違いに渋滞していた鎖場

7/30 7:55

前穂の北尾根と涸沢ヒュッテ

7/30 8:12

涸沢

7/30 8:33

涸沢ヒュッテ

7/30 8:46

ニッコウキスゲと涸沢

7/30 8:49

涸沢小屋

7/30 8:57

テン場

7/30 9:16

涸沢ヒュッテからの絶景

7/30 10:38

本谷橋で小休止

7/30 10:49

屏風岩

7/30 11:30

横尾に着いた。

7/30 12:46

徳沢
この辺りから一般観光客もいっぱいいた。

7/30 13:11

梓川と明神岳、前穂

7/30 13:40

明神

7/30 14:05

小梨平キャンプ場に着いた。

7/30 14:12

カッパ橋は観光客でいっぱい。
ここがゴール。無事大キレットを制覇した。

長谷ピーを下るボク

ボク

槍のボクと子槍

夕陽と槍ヶ岳

撮影機器：

AQUOS sense5G SH-53A docomo シャープ

感想

女峰の爺

以前、一度計画したものの天気都合で断念した大キレット。今回は山友のお誘いで行ってきた。
一日目、槍ヶ岳山荘まであと30分のとき雷雨に見舞われた。天ナビの前日の予報だと14時、15時は折り畳、16時から傘マークとなっていて発雷確率も高かったので、雨は覚悟していた。一発目の雷鳴があった時、来るかもと思いつつ様子をみていたが、ニ発目の雷鳴で雨支度。ザックカバーとレインハットを装着し折り畳み傘をサイドポケットに入れて歩いた。間もなくポツポツ降りだし、その後雨足が強くなり雹混じりの雷雨となった。テン場まで来ると近くに落雷したのか大きな雷鳴があった。後に談話室で聞いた話だと、10数名のツアー客が槍の頂上から下山し始めた直後に頂上付近に落雷したらしく、下山が数秒遅れたら危なかったようだ。
二日目は朝から快晴。昨日、槍に登れなかった人が日の出を見るために暗いうちから上ることは容易に想像できたので、4時前から上
り始め頂上でご来光を待った。その後、自炊室で朝食を済ませ、いざ北穂を目指し「大キレット」に向け出発した。
前日の雨で日陰の岩が濡れていたが、大キレットに来た時は乾き、さらに昨日とは違い雨は降らない予報で、時間にも余裕があったので、恐らくもう来ないであろう大キレットを楽しみながら歩いた。
三日目も朝から快晴。北穂から上高地までほぼ下りだけの道を下山するだけではあるが、明日の仕事のこと、帰宅するまでの時間を考えるとつい早足となってしまった。
２回目の槍、3回目の北穂と念願の大キレット。忘れられない山行となった。
一人では中々行く気にならないところ。今回の山行に誘ってくれた山友に感謝！