長期縦走！室堂から薬師岳を経て高天原温泉＆雲ノ平！

2015年07月18日(土) 〜 2015年07月24日(金)

• GPS: 152:00
• 距離: 54.3km
• 登り: 3,784m
• 下り: 5,069m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:00

9:00 スタート地点
11:30 龍王岳
16:00 宿泊地

2日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

7:00 五色ヶ原山荘
7:00 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:30

8:00 スゴ乗越小屋
12:00 13:00 北薬師岳
14:20 14:30 薬師岳
16:30 薬師峠

4日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:30

6:00 薬師峠
8:00 9:00 薬師沢小屋
13:30 高天原峠
14:30 高天原山荘
14:30 宿泊地

5日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 2:10
• 合計: 7:50

6:10 宿泊地
6:50 7:00 高天原峠
9:00 11:00 雲ノ平山荘
14:00 三俣山荘

6日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

5:00 三俣山荘
5:00 三股山荘

7日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:30

6:00 三股山荘
10:20 10:40 鏡平山荘
13:20 13:40 わさび平小屋
14:30 新穂高ロープウェイ乗り場

コースタイムはわりと適当です。
あまり参考にされないように。

天候

18風雨 19雨のち曇 20晴 21晴 22晴のち雨 23雨 24雨のち晴

アクセス

利用交通機関：

電車

day 0 北陸新幹線 最終 富山 23時過ぎ着
day 1 富山電鉄始発 05:29発 => 室堂08:00 着
day 7 新穂高温泉 高速バス富山行き 15:05発 富山駅18時過ぎ着

コース状況／危険箇所等

○危険箇所1 ザラ峠付近の雪渓トラバース
雨の日は雪面が滑りやすくなっており、アイゼン必須です。

○危険箇所2 大東新道 A沢〜B沢間
大きな段差があり、足元に注意する必要があります

写真

7/18 5:23

おなじみの富山電鉄 始発便

7/18 8:55

室堂出発 当然の雨です
（台風11号の富山再接近日。。）

7/18 11:30

竜王岳
昨年のGWに数百m手前で悪天撤退した浄土山の山頂も無事通過

7/18 12:32

今回山行のベスト1の危険箇所
ザラ峠手前の雪渓トラバース
軽アイゼンは必須です

7/19 7:26

7/19 6:42

強風の中へとへとで五色ヶ原山荘に到着（コースタイム＋2h)
テントは体力天候を考慮して中止。
ちなみに個室専有＆お風呂も沸いてました。
B＆B 7500円は下界と変わらないお値段です
ちなみにテント場は川だったそうで。（やはり！）

7/19 7:26

翌日も雨

7/19 7:36

7/19 8:05

7/19 8:11

7/19 9:18

7/19 10:59

越中沢岳

7/20 5:25

7/20 5:26

スゴ乗越テン場到着
ザラ峠からここまでブヨの多さに辟易。。。
今年は特に多いそうです。

7/20 6:03

別テントの年配二人組の方に蚊取り線香を分けて頂きました（感謝
※この方々とは初日から薬師峠まで何度も遭遇し、最後はお酒までごちそうして頂きました（重ねて感謝

7/20 5:31

翌日は晴れ！

7/20 5:34

7/20 5:44

7/20 8:28

薬師見平がよく見えます

7/20 9:26

7/20 9:44

7/20 9:53

赤牛岳

7/20 11:01

7/20 13:01

北薬師岳

7/20 14:22

薬師岳

7/20 14:23

今回唯一の百名山。。。

7/20 15:21

綺麗な小屋でした

7/20 15:15

フルーツポンチ800円
縦走3日目の疲れきった体には生フルーツの味は最高です

7/20 15:56

薬師平

7/20 18:24

疲れた。。

7/20 19:41

先も書きましたが、ここまで行程が同じだった年配二人組の方にビールをごちそうして頂きました。体にしみました！

7/21 5:39

僕は朝は比較的遅いです

7/21 5:51

太郎小屋手前で日の出
SonyのFE55mmのレンズは逆光ではゴーストが出ます
FE16-35mmは持ち込んでません（重いので）

7/21 5:53

RX100よりはマシですが
※いいカメラですよ！
1型センサのコンパクトなカメラは貴重です

7/21 5:53

いかにも山って感じで好きな景色です
しかしここから雲ノ平までの木道の充実は凄い

7/21 6:01

7/21 6:10

7/21 6:50

7/21 6:56

カベッケ原も通りましたが、河童の気配は・・

7/21 8:32

昼食に日清焼そば
初めて食べましたが、かなり気に入りました
こんど乾燥キャベツ入れてみよう

7/21 9:10

いい雰囲気の小屋です

7/21 9:17

高天原温泉へ！

7/21 9:29

黒部川を下ります

2013の山と高原の地図ではA沢を登るルートでしたが
今はB沢から上がるようです。

7/21 10:33

A沢とB沢の間の危険箇所
1m程度の段差があります
足元が外傾しており、濡れてる場合は滑って
川に転落する危険があります。
その先は鎖が整備されており、問題ありません。

7/21 10:55

B沢出合

7/21 13:18

7/21 14:04

7/21 14:31

7/21 14:33

7/21 14:36

高天原！
ニニギノミコトが降り立ったものの秘境すぎて再び飛び立ったという噂。

7/22 4:44

新築の高天原小屋

7/21 14:54

なんと畳が緑！

7/21 18:59

ランプも健在です

7/21 16:01

高天原温泉
疲れたからだと心が癒やされました

※ちなみに混浴です
　入る際には紳士の仮面をお忘れなく

7/21 16:09

景色は最高
個人的には、鑓温泉に勝るとも劣らないかと

むしろこの世の天国？極楽浄土？

7/21 16:14

こちらも一応混浴です
別で女性専用の囲い風呂もありましたよ
（一番適温らしい）

7/22 4:44

7/22 4:53

7/22 5:02

小屋の天気予報だけが頼りです

7/22 7:55

7/22 8:40

7/22 9:15

7/22 9:06

雲ノ平！

7/22 9:19

7/22 9:31

ここで高天原で出会ったお姉ちゃん2人組と再開

7/22 9:18

7/22 9:49

おしゃれな空間です

7/22 10:21

音楽もクラシックのいいのが流れてました

7/22 10:22

二人組と楽しい時間を過ごせました

7/22 11:21

スイス庭園 だったかな

7/22 11:13

祖父岳を迂回するルートで三俣小屋に向かいます
ちなみに天候が怪しくなってきました

7/22 12:49

黒部源流

7/22 13:19

ルート上のスノーブリッジが崩れています
渡河は上流から

7/22 16:05

鷲羽岳の眺めが良いテン場です
私が来た頃には雨は上がってました

高天原でいっしょだったおじさんとここでも再開

7/23 12:44

ビールをごちそうして頂きました（感謝

7/23 14:21

翌日も雨だったため、停滞を決め込みます

7/23 12:47

展望カフェで一日中まったり
黒部の山賊も読了
三俣小屋で読める幸せ

7/24 11:15

翌日は朝のみ雨であとはぼちぼちな天気
槍穂高の展望は拝めず

7/24 10:21

7/24 12:05

昨日までの雨の影響でしょうか
一部沢のように。

7/24 12:50

7/24 13:06

7/24 13:17

わさび平到着
正直言って、ここから先の1時間の行程が一番つらかったです
アスファルトに重登山靴、水を吸ったザック（22kg)は地獄。。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

ILCE-7S SONY

SO-02G Sony

装備

個人装備

三脚 折畳み傘 手拭い 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

haraguti

3年越しの計画だった、室堂から高天原・雲ノ平を経由して、槍ヶ岳に至る縦走に挑戦して来ました。
槍ヶ岳は諸事情により断念しましたが。
（理由は、里心ついた・旨い食料が尽きた・天気悪そう・等々）
day 1 室堂〜五色ヶ原(雨・風) ※小屋泊
day 2 〜スゴ乗越（雨）
day 3 〜薬師岳〜薬師峠　（晴）
day 4 〜薬師沢〜大東新道〜高天原（晴）※小屋泊
day 5 〜雲ノ平〜三俣小屋(晴のち雨)
day 6 雨天停滞（という名のカフェ生活）
day 7 〜三俣蓮華岳〜三池新道〜新穂高温泉　（雨のち曇）
雨も多かったし、荷物もかなーり重かったですが、
貴重な体験もたくさん出来たと思います。
黒部源流にまた来たいと思う山行でした。
ちなみに 7割が修行・2割8分で感動・2分は極楽浄土に昇天 といったところ。
評判どおり、高天原温泉はベスト1,2を争う温泉ですね。さすが日本一奥地にある温泉です。※最短で徒歩12時間
五色ヶ原山荘（個室独占・内風呂）や高天原山荘(この春に建て替え)など泊まった山荘も良かったです。
同じルートを辿った方々にビールをご馳走してもらったり、カフェでお茶(!?)を楽しんだりと、単独行でしたが寂しさは感じませんでした。
鷲羽岳・水晶岳は近くまで行ってスルーしてしまったし、雲ノ平の庭園はほとんど廻ってないので、誰か誘ってまた来なくちゃです！