大キレット往復〜表銀座縦走

2015年08月01日(土) 〜 2015年08月05日(水)

• GPS: 104:00
• 距離: 43.4km
• 登り: 3,389m
• 下り: 3,431m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:53
• 休憩: 0:16
• 合計: 11:09

5:39 小梨平キャンプ場
6:19 0:00 明神
6:24 0:00 徳本峠分岐
7:16 0:00 徳澤園
7:31 0:00 新村橋
8:09 8:15 横尾
9:03 0:00 一ノ沢
9:10 0:00 二ノ沢
9:40 0:00 槍沢ロッヂ
10:29 10:38 ババ平キャンプ場
11:10 0:00 水俣乗越分岐
12:48 0:00 天狗原分岐
13:48 0:00 天狗池
16:23 0:00 稜線
16:42 16:43 南岳
16:48 南岳小屋

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:05

4:43 南岳小屋
6:22 0:00 長谷川ピーク
6:43 6:48 A沢のコル
8:09 0:00 北穂高小屋
8:11 8:41 北穂高岳
8:42 0:00 北穂高小屋
10:01 10:09 A沢のコル
10:27 0:00 長谷川ピーク
11:48 南岳小屋

3日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:39

5:31 南岳小屋
5:46 5:54 南岳
7:18 7:19 中岳
8:12 8:12 大喰岳
8:38 0:00 飛騨乗越
8:49 9:00 槍ヶ岳山荘
9:23 9:43 槍ヶ岳
10:07 10:17 槍ヶ岳山荘
11:09 11:15 ヒュッテ大槍
13:11 13:23 水俣乗越
15:10 ヒュッテ西岳

4日目

• 山行: 10:12
• 休憩: 0:45
• 合計: 10:57

4:40 ヒュッテ西岳
4:42 0:00 西岳登山口
4:51 5:06 西岳
5:19 0:00 西岳登山口
6:17 0:00 赤岩岳
7:06 7:06 ビックリ平
7:45 7:58 大天井ヒュッテ
8:04 8:04 分岐
8:52 8:53 大天荘
9:05 9:07 大天井岳
9:14 9:15 大天荘
9:37 9:37 喜作レリーフ(切通岩)
11:33 11:33 蛙岩
12:20 12:27 燕山荘
13:20 13:26 合戦小屋
13:44 13:44 富士見ベンチ
14:38 14:38 第二ベンチ
14:57 14:57 第一ベンチ(水場)
15:37 中房温泉

天候

1日、晴れ
2日、晴れ
3日、晴れ
4日、晴れ→雨→晴れ
5日、晴れ→雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
静岡駅
　↓高速バス(2550円)
竜王駅
　↓中央線普通(1660円)
松本駅
　↓アルピコ交通(2450円)
上高地(新島々で乗り換え)


復路
中房温泉
　↓バス(1700円)
穂高駅
　↓大糸線普通(320円)
松本駅
　↓中央線、身延線普通(3350円)
富士駅(甲府で乗り換え)
　↓東海道線普通(580円)
静岡駅

コース状況／危険箇所等

大キレットは思っていたより怖かったです。特に、長谷川ピークから北穂の間。
西穂〜奥穂ほどではないかな。
東鎌尾根はアップダウンがきつく、細い尾根が続きます。

その他周辺情報

中房温泉で入浴しました。
７００円で、営業時間は１７時まで。

写真

8/1 15:28

上高地は何回も訪れているが、初めて晴れました！

8/1 15:32

素晴らしい

8/1 15:33

晴れていればこういうふうに見えるのね

8/1 15:33

岳沢から前穂も歩きたい

8/1 15:38

梓川の水がきれい

8/1 17:08

小梨平キャンプ場でテント泊。
土曜日なので混んでいました。
梓川沿いの良い場所は既に満杯でした

8/1 17:19

自販機は普通の値段でした！
500mlのコーラが160円です！

8/1 17:21

夕方までのんびり

8/1 17:40

無洗米を炊きます

8/1 17:42

8/1 18:20

お猿。
けっこうおとなしいです。
威嚇してきたりはしません。

8/1 18:36

前泊の晩飯はキッコーマンのなすの肉味噌炒め

8/2 4:01

翌朝
朝飯は棒ラーメンにセブンの角煮

8/2 5:41

猿猿猿

8/2 6:19

明神岳でしょうか

8/2 6:53

8/2 6:53

8/2 7:12

徳沢ロッジは工事中でした

8/2 7:15

徳澤園のキャンプ場。
テントを張ってみたくなるような場所ですね

8/2 7:17

しばらく広くて平らな道が続きます

8/2 7:45

前穂？

8/2 7:50

8/2 8:15

横尾の吊り橋と屏風岩。
吊り橋を渡れば涸沢へ

8/2 8:21

横尾から登山道になります

8/2 10:29

ババ平キャンプ場は工事中でした。
すぐ隣の場所に幕営できます

8/2 10:29

ここから先は水場はないので、たっぷり5ℓ汲んでおきます

8/2 10:37

40キロ近くなってしまい、南岳小屋に着くまでにバテバテ

8/2 10:48

クルマユリ

8/2 10:48

雪渓

8/2 11:04

8/2 12:48

天狗原分岐

8/2 13:05

西岳と赤沢岳

8/2 13:07

槍

8/2 13:48

天狗池はまだ雪の下

8/2 13:49

8/2 14:49

8/2 14:49

8/2 14:53

荷物が重すぎて全然前に進まない。
明るいうちに南岳小屋に辿り着けないんじゃないかと本気で思いました

8/2 14:53

8/2 16:01

8/2 16:10

常念岳と東鎌尾根

8/2 16:11

常念岳から蝶ヶ岳の稜線

8/2 16:11

大天井岳方面

8/2 16:12

常念岳

8/2 16:18

8/2 16:18

横尾尾根を振り返る

8/2 16:23

なんとか稜線に到着

8/2 16:23

8/2 16:24

8/2 16:24

笠ヶ岳

8/2 16:42

大キレットに西日が当たって迫力満点
あんなところを本当に歩けるのか？

8/2 16:42

8/2 16:46

南岳小屋が見えた

8/2 16:46

凄い迫力だ

8/2 18:00

なんとか17時前には到着。
テントを張り終えたころにはガスりました

8/2 18:01

南岳小屋のテント場周辺にはトウヤクリンドウが沢山咲いてました

8/2 18:52

夕飯は中華名菜の青椒肉絲

8/2 19:05

笠ヶ岳と、暮れゆく空

8/2 19:06

8/3 4:02

朝飯は梅しそパスタ

8/3 4:35

いよいよ大キレットへ向かいます。
快晴無風の絶好のコンディションです。
往復なので、不要な荷物は南岳小屋に置いていきます。
昼過ぎから曇りの予報なので、午前中に帰ってきたい

8/3 4:55

8/3 5:01

モルゲンロートの大キレット

8/3 5:01

8/3 5:07

鎖が続きますが、この辺りはまだ良いほう

8/3 5:12

8/3 5:12

8/3 5:25

梯子

8/3 5:33

常念岳

8/3 5:33

8/3 5:33

南岳を振り返る

8/3 5:34

装備は、水、行動食、雨具、貴重品、防寒着、ヘッドランプだけ

8/3 5:45

8/3 5:48

8/3 6:06

長谷川ピークが近づいてきました

8/3 6:17

黒部源流の山々

8/3 6:17

笠ヶ岳。
綺麗な山だなぁ。
晴れた日にまた登りたい

8/3 6:18

8/3 6:22

長谷川ピーク。
ここから一気に険しくなります

8/3 6:22

8/3 6:22

8/3 6:30

8/3 6:39

8/3 6:39

8/3 6:39

長谷川ピークを振り返って

8/3 6:39

8/3 6:44

A沢のコルに到着。
ここは広いので休憩するのに良いです

8/3 6:44

8/3 6:48

A沢のコルから見た笠

8/3 6:48

8/3 7:00

8/3 7:16

8/3 7:18

滝谷が凄い

8/3 7:24

しっかり整備されています。
ありがたい

8/3 7:30

ここは落石注意です。
前の登山者と少し間を空けたほうがいいです

8/3 8:09

北穂高小屋に到着！
これで焼岳から水晶岳まで繋がった！
北穂山頂へは徒歩1分かかりません

8/3 8:12

北穂山頂から見た奥穂

8/3 8:12

奥穂と前穂

8/3 8:12

前穂高北尾根
遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプス

8/3 8:13

8/3 8:18

8/3 8:18

360°大パノラマとはまさにこのこと

8/3 8:18

8/3 8:19

8/3 8:19

富士山と南アルプス

8/3 8:19

8/3 8:19

8/3 8:30

8/3 8:38

行きはこの景色に背を向けていたけど、帰りは常にこの景色

8/3 8:38

8/3 8:39

そろそろ南岳小屋へ戻ります

8/3 8:44

北穂高小屋を後にします

8/3 8:46

8/3 9:03

帰りは韓国から来た団体さんだらけ。
8割が韓国人で、まるで韓国にいるようでした(笑)

8/3 9:03

8/3 11:48

南岳小屋に無事戻りました！

8/3 17:51

夕飯はキッコーマンのなすのみぞれ炒め

8/4 3:40

朝飯はパスタ

8/4 5:29

8/4 5:46

8/4 5:46

8/4 5:46

8/4 5:46

8/4 5:47

8/4 5:54

8/4 6:37

中岳、大喰岳、槍ヶ岳

8/4 7:16

広河内岳から見た大籠岳の稜線に似てる。
と言っても普通の人じゃ分からないか

8/4 7:19

中岳山頂

8/4 7:19

8/4 7:41

4種類の高山植物が固まって咲いてました

8/4 7:42

8/4 8:19

8/4 8:24

大喰岳山頂
これから大キレットに行くという韓国の方と英語で少し道具について話をしました。
お互いミステリーランチを背負っていて、日本人で背負っている人は初めて見たと言っていました。
モンチュラを着ているのも珍しかったそうです。
モンチュラは、日本ではあまり着ている人がいませんが、韓国でとても人気があるようで、すれ違った韓国人の多くが着ていました。
午後から雨が降りましたが、無事に歩けたのでしょうか。

8/4 8:38

飛騨乗越から見た笠

8/4 8:49

8/4 9:00

槍ヶ岳山荘の横にある西鎌尾根入口から見た双六、鷲羽方面

8/4 9:00

ザックをデポして往復します

8/4 9:21

山頂直下の最後のはしご

8/4 9:23

8/4 9:24

8/4 9:25

8/4 9:25

8/4 9:26

8/4 9:26

裏銀座の山々

8/4 9:27

小槍

8/4 9:27

8/4 9:27

8/4 9:29

焼岳、乗鞍

8/4 9:34

独標と餓鬼岳、唐沢岳方面

8/4 9:39

針ノ木岳、蓮華岳

8/4 10:18

8/4 10:18

8/4 10:19

8/4 10:34

西岳へ向かいます

8/4 10:47

8/4 10:53

槍を振り返る

8/4 10:53

殺生ヒュッテ分岐

8/4 10:53

中岳、大喰岳

8/4 10:54

8/4 11:07

8/4 11:09

ヒュッテ大槍

8/4 11:27

北鎌尾根

8/4 11:59

東鎌尾根は梯子や鎖の連続で、アップダウンもきつい

8/4 12:30

8/4 12:41

8/4 13:23

水俣乗越

8/4 13:37

ここはザレていて滑りやすい。
登りだからまだよかったものの、下りは厄介でしょう。
鎖かロープがあったほうがいいと思いました。
このままだと事故が起こると思います。

8/4 14:10

雨が降ってきた。
短時間で水たまりができるほどの雨量でした

8/4 14:18

登山道が沢になりました

8/4 15:10

ヒュッテ西岳に到着。
雨も止みました

8/4 15:20

すると虹が！

8/4 15:45

西岳

8/4 15:45

濡れたものを干します干します

8/4 15:45

8/4 16:38

8/4 17:05

8/4 18:15

晩飯は中華名菜の酢豚

8/5 2:38

朝飯は棒ラーメンにワンタン

8/5 4:43

西岳にも寄ります

8/5 4:52

8/5 4:52

8/5 5:03

5時3分日の出

8/5 5:06

西岳から見た槍

8/5 5:06

8/5 5:13

コバイケイソウ

8/5 5:25

ヒュッテ西岳を振り返る

8/5 5:34

8/5 5:44

8/5 6:17

赤岩岳

8/5 6:18

8/5 6:18

8/5 6:19

8/5 6:19

8/5 6:29

8/5 7:06

ビックリ平

8/5 7:06

8/5 7:06

8/5 7:13

貧乏沢下降点。
北鎌尾根への道でしょうか

8/5 7:45

大天井ヒュッテ

8/5 8:04

分岐

8/5 8:10

8/5 8:34

コマクサ

8/5 8:52

大天荘。
荷物をデポし、大天井岳へ

8/5 9:04

8/5 9:04

大天井から見た歩いてきた道

8/5 9:05

つばくろ方面は雲の中

8/5 9:05

8/5 9:05

8/5 9:54

8/5 10:24

8/5 10:25

8/5 10:55

ウサギギクとハクサンフウロ。
ウサギギクは名前もかわいいけど花もかわいい

8/5 11:38

8/5 12:03

燕が見えてきました

8/5 12:19

人が多く、ガスってきたので燕岳はやめ、燕山荘からそそくさと下山。
燕は何度か登っているので

8/5 15:37

おなじみの登山口。
後の建物が温泉(700円)。
山の上も日中は暑く、酷い日焼けをしたので、お湯が沁みて痛かった。

8/5 16:11

登山口前でキャンプ(700円)。
地面が地熱で温かいです

8/5 18:43

最終日の晩飯。
ハンバーグのミートソース煮込み。
翌朝、中房温泉を8時半に出る穂高駅行のバスに乗り、電車を乗り継いで静岡へ帰りました。
以上です。

撮影機器：

FinePix XP60 富士フイルム

感想

ゲスト

今回歩いたコースはババ平キャンプ場以外、水場がないため、小屋で1ℓ200円で買うことになります。
なるべく水を担ぎ上げたかったので、ババ平で5ℓ水を汲みましたが、荷物が家を出た時点で32キロだったので、最終的に40キロ近くなってしまったのが原因でバテてしまいました。
そのため、南岳小屋に到着したのが16時50分とかなり遅くなってしまいました。
これは反省点です。
ウルトラライトまではいかないにしても、少し軽量化を考えたいです。

大キレットを往復しましたが、これには利点があります。
昨夏、大キレットは悪天候で二度断念したので、今回は2回分歩いてやろう、というのもなくはないですが、南岳小屋にテントを張りっぱなしにすれば、不要な荷物をテントに置いていけるので、軽量化でき、動きがスムーズになるのです。
大キレットですが、驚いたことに、8割くらいの登山者が韓国の方でした。

南岳〜北穂高岳を歩いたことで焼岳〜水晶小屋が繋がりました。
水晶小屋〜烏帽子岳〜針ノ木岳〜鹿島槍〜白馬岳〜朝日岳〜日本海を将来的に繋げたいです。

コメント

maturi1198

ついにやりましたね
　私は，大キレットを歩く気がありませんので，その価値がわかります。
　３２キロという重さ，大食漢の方はたいへんですね。私は，３泊や４泊でも２０
キロ程度です。

ゲスト

Re: ついにやりましたね
松理さんコメントありがとうございます。
大キレットは歩かれてなかったのですか。意外です。
大食いというわけではありませんが、食料は軽量化という言葉を一切無視して、食べたいものを選んだので、重たくなってしまいました。

naoe

40キロ〜ォ‼️
こんにちは。
私が北から帰ってから行かれましたね。お天気が良くて良かったですね。あの稜線は、槍が見えるとテンションがあがりますよね。
それにしても、40キロはビックリ、私もGWに19キロ背負って涸沢に行きましたが、その時はもうこれ以上担げない、と思ったのに、40キロなんて、痩せた女性1人分じゃないですか！凄いですね！

ゲスト

Re: 40キロ〜ォ‼️
naoeさんコメントありがとうございます。
南アルプスや、雲ノ平周辺のテント場は水が豊富なので、あまり水を担がなくて済みますが、槍〜表銀座は水場が無いので、大変でした。
30キロくらいならなんとか大丈夫ですが、さすがに40キロ近くは厳しかったです。
これからは少しずつ軽量化していきたいと思います。

sachi1114

キレット すごい迫力！
学生最後？　の夏休みを満喫されていますね。
目標がどんどん繋がっていくのは楽しみですね。
写真、すごい迫力でなおかつ美しい！
そして　いつも山とは思えないおいしそうな食事！
４０キロも担いで歩くなんて信じられないけど　ほとんどお腹に入ったんですよね？　
ゴールした時は何キロくらいになっていたんでしょう？

ゲスト

Re: キレット すごい迫力！
コメントありがとうございます。
北穂の滝谷は凄い迫力で、圧倒されます。
やはり食べないとバテるので、しっかり食べたいです。
２０１２年の夏は缶詰など簡単なものしか食べなかったので、体重がだいぶ落ちてしまいました。
最終的には３０キロを切ったと思います。