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Yamareco

記録ID: 697907
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

5泊6日の薬師岳縦走(立山室堂〜黒部五郎〜新穂高)

2015年08月08日(土) 〜 2015年08月13日(木)
 - 拍手
GPS
128:00
距離
53.3km
登り
3,859m
下り
5,179m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:00
合計
6:20
8:30
270
スタート地点
13:00
13:00
110
2日目
山行
5:30
休憩
0:00
合計
5:30
6:00
150
8:30
8:30
180
3日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
5:30
240
9:30
9:30
210
4日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
6:00
120
8:00
8:00
210
11:30
11:30
120
5日目
山行
7:00
休憩
1:00
合計
8:00
5:30
120
7:30
7:30
90
9:00
9:00
90
10:30
11:30
120
13:30
6日目
山行
4:00
休憩
0:00
合計
4:00
5:30
240
9:30
9:30
0
9:30
ゴール地点
夏なので午後の雷雨が怖かったこと、もともと午後には雲が湧きやすい地域であることから、遅くとも14時には到着するよう計画・実施
天候 8/8 晴れ
8/9 晴れ
8/10 晴れ
8/11 晴れ
8/12 曇り
8/13 雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路)立山駅に自家用車を駐車
復路)新穂高からバスで富山駅、そこから地鉄で立山駅
コース状況/
危険箇所等
残雪等なし
ガレ場・岩場で私が苦手だと感じた箇所:龍王岳からの下り、ザラ峠の下り、越中沢岳の下り、スゴの頭の上り下り、北薬師〜薬師の上り、黒部五郎の上り
山小屋はいずれも一人布団一枚でした。前日は混んでいた(三人で二枚とか)という話を各小屋で聞いたのでラッキーでした。
その他周辺情報 新穂高ロープウェイ乗り場には足湯が、そこから少し下ると日帰り入浴施設がある
1日目。立山室堂は良い天気。初日は友人が同行してくれるため足取りも軽い
2015年08月08日 08:31撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/8 8:31
1日目。立山室堂は良い天気。初日は友人が同行してくれるため足取りも軽い
一ノ越から龍王岳へ。今回の縦走ルートが見通せる
2015年08月08日 10:09撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/8 10:09
一ノ越から龍王岳へ。今回の縦走ルートが見通せる
龍王岳からの下り。結構急でした
2015年08月08日 10:55撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/8 10:55
龍王岳からの下り。結構急でした
鬼岳のトラバース。雪はほとんどありません
2015年08月08日 11:24撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/8 11:24
鬼岳のトラバース。雪はほとんどありません
ライチョウ、さすが立山
2015年08月08日 12:23撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/8 12:23
ライチョウ、さすが立山
気持ちよく五色ケ原へ
2015年08月08日 12:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/8 12:46
気持ちよく五色ケ原へ
と思ったら噂のザラ峠。鞍部がすぐそこに見えるのにこの高度感は急降下の予感
2015年08月08日 12:54撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/8 12:54
と思ったら噂のザラ峠。鞍部がすぐそこに見えるのにこの高度感は急降下の予感
予感通りガレガレの下りで神経疲れました
2015年08月08日 14:12撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/8 14:12
予感通りガレガレの下りで神経疲れました
夢のような木道歩き。花は終わりかけ。夜は星がきれいでした
2015年08月08日 14:34撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/8 14:34
夢のような木道歩き。花は終わりかけ。夜は星がきれいでした
2日目。朝焼けの山々
2015年08月09日 05:06撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 5:06
2日目。朝焼けの山々
ご来光。今日から一人、我が道を明るく照らしてください
2015年08月09日 05:08撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/9 5:08
ご来光。今日から一人、我が道を明るく照らしてください
透き通った青空。さびしくない!はず
2015年08月09日 06:14撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/9 6:14
透き通った青空。さびしくない!はず
池塘がキラキラきれいでした
2015年08月09日 06:27撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 6:27
池塘がキラキラきれいでした
白山もきれいに見え、石川県民として勇気が出るポイント。さびしくないさびしくない
2015年08月09日 06:45撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 6:45
白山もきれいに見え、石川県民として勇気が出るポイント。さびしくないさびしくない
鳶山からの下り。賑やかな家族パーティーに追いついたので少し話しながら下ると、両親(?)以外は赤の他人の山仲間とのこと!
2015年08月09日 07:04撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/9 7:04
鳶山からの下り。賑やかな家族パーティーに追いついたので少し話しながら下ると、両親(?)以外は赤の他人の山仲間とのこと!
明るい家族(?)から元気をもらい、先行して越中沢岳への上りに。開けて明るく歩きやすい道。
2015年08月09日 07:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 7:46
明るい家族(?)から元気をもらい、先行して越中沢岳への上りに。開けて明るく歩きやすい道。
越中沢岳の頂上では、五色で夕飯が隣だったソロ男性に追いついた(ザラで疲れたし帰ろうかなと言っていたが、やっぱり来ましたネ)。そして越中沢岳からの下りがとんでもない。結構細いし急だ
2015年08月09日 08:28撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 8:28
越中沢岳の頂上では、五色で夕飯が隣だったソロ男性に追いついた(ザラで疲れたし帰ろうかなと言っていたが、やっぱり来ましたネ)。そして越中沢岳からの下りがとんでもない。結構細いし急だ
ひいひい下って、えいやっとスゴの頭に上って振り返ると、ザラ峠並みの下りじゃないか、越中沢岳め。
2015年08月09日 09:59撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/9 9:59
ひいひい下って、えいやっとスゴの頭に上って振り返ると、ザラ峠並みの下りじゃないか、越中沢岳め。
スゴの頭の下りもなかなか。越中沢岳と合わせて、この2つに今日の魂を吸い取られました
2015年08月09日 10:55撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/9 10:55
スゴの頭の下りもなかなか。越中沢岳と合わせて、この2つに今日の魂を吸い取られました
あとは小屋まで緩やかに平和な道を・・・
2015年08月09日 11:08撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 11:08
あとは小屋まで緩やかに平和な道を・・・
と思ったら一か所砂場の急な上り(写真は上ったところから撮影)。先行者がトラロープを跳ね上げたのか、手の届くところに手がかり足がかりがなく、しばらく途方に暮れてしまった
2015年08月09日 11:21撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/9 11:21
と思ったら一か所砂場の急な上り(写真は上ったところから撮影)。先行者がトラロープを跳ね上げたのか、手の届くところに手がかり足がかりがなく、しばらく途方に暮れてしまった
今日はトリプルパンチで精神力が底を尽いた。五色で同部屋だった女性2人も無事到着して安心。こんなところにある小屋に感謝。
2015年08月09日 11:38撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/9 11:38
今日はトリプルパンチで精神力が底を尽いた。五色で同部屋だった女性2人も無事到着して安心。こんなところにある小屋に感謝。
午後には雲がもくもくしたが、夜は星がきれいで、隣人女性とテラスでしばしお話していたら、夜9時ころにトランスジャパンの練習だという人が現れてビックリ!
2015年08月09日 13:47撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/9 13:47
午後には雲がもくもくしたが、夜は星がきれいで、隣人女性とテラスでしばしお話していたら、夜9時ころにトランスジャパンの練習だという人が現れてビックリ!
3日目。今日も快晴!薬師岳で道に迷う心配はないない
2015年08月10日 05:41撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/10 5:41
3日目。今日も快晴!薬師岳で道に迷う心配はないない
間山の池に逆さ北薬師岳
2015年08月10日 06:41撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/10 6:41
間山の池に逆さ北薬師岳
富山平野から見る穏やかな稜線が、実はこんな岩場だったとは・・・
2015年08月10日 07:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/10 7:46
富山平野から見る穏やかな稜線が、実はこんな岩場だったとは・・・
結構細いし岩場な尾根道でドキドキハラハラ
2015年08月10日 08:25撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/10 8:25
結構細いし岩場な尾根道でドキドキハラハラ
薬師岳の裏側にはこんなきれいなカールがあったなんて知らなかった
2015年08月10日 08:30撮影 by  DSC-TF1, SONY
6
8/10 8:30
薬師岳の裏側にはこんなきれいなカールがあったなんて知らなかった
北薬師〜薬師の間はなかなかな岩稜で、三点支持で慎重にクリア
2015年08月10日 09:10撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/10 9:10
北薬師〜薬師の間はなかなかな岩稜で、三点支持で慎重にクリア
やっと着いた・・・山頂からは立山、槍穂高、などなどきれいに見えたが、10時半頃には立山方面は雲に隠れてしまった。
2015年08月10日 09:30撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/10 9:30
やっと着いた・・・山頂からは立山、槍穂高、などなどきれいに見えたが、10時半頃には立山方面は雲に隠れてしまった。
薬師岳からの下りは穏やか。花も多く、最盛期に来たいものです
2015年08月10日 11:27撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/10 11:27
薬師岳からの下りは穏やか。花も多く、最盛期に来たいものです
テン場は賑やかでした。ここに来るだけでも楽しいだろうな。
2015年08月10日 12:11撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/10 12:11
テン場は賑やかでした。ここに来るだけでも楽しいだろうな。
小屋は大賑わい。さすがに3日目で疲れたので、五色から同じ行程の女性2人とティータイム&お話。2人であちこち行っているようで、私も友人とこんなふうになりたいなあ。2人は明日折立に降りるとのことで、いよいよ寂しさMAX。
2015年08月10日 12:47撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/10 12:47
小屋は大賑わい。さすがに3日目で疲れたので、五色から同じ行程の女性2人とティータイム&お話。2人であちこち行っているようで、私も友人とこんなふうになりたいなあ。2人は明日折立に降りるとのことで、いよいよ寂しさMAX。
ガスがとれてきて、周りの山が夕日に照らされてきた。
2015年08月10日 18:44撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/10 18:44
ガスがとれてきて、周りの山が夕日に照らされてきた。
今日は西側に山がないので、雲の切れ間に落ちる夕日が見れたほか、星空もきれいに見えた。
2015年08月10日 18:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/10 18:46
今日は西側に山がないので、雲の切れ間に落ちる夕日が見れたほか、星空もきれいに見えた。
4日目。これまで四日以上山歩きをしたことがないので、本日は未知の領域。お茶した女性2人、ソロ男性、賑やかな家族(のうち小屋泊まり一人)に挨拶をして、出発。
2015年08月11日 06:18撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 6:18
4日目。これまで四日以上山歩きをしたことがないので、本日は未知の領域。お茶した女性2人、ソロ男性、賑やかな家族(のうち小屋泊まり一人)に挨拶をして、出発。
北ノ俣岳へのぼりにて、ライチョウ親子を見かける。君はまだ子供だね
2015年08月11日 07:17撮影 by  DSC-TF1, SONY
3
8/11 7:17
北ノ俣岳へのぼりにて、ライチョウ親子を見かける。君はまだ子供だね
きれいなカールにうっとり。
2015年08月11日 07:28撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 7:28
きれいなカールにうっとり。
昨日の薬師岳があんな向こうに。よく歩いてきたものだなあ
2015年08月11日 07:53撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/11 7:53
昨日の薬師岳があんな向こうに。よく歩いてきたものだなあ
緩やかな下り。黒部五郎岳の向こうに、笠、乗鞍、御嶽と見える
2015年08月11日 07:54撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/11 7:54
緩やかな下り。黒部五郎岳の向こうに、笠、乗鞍、御嶽と見える
黒部五郎岳の上り。ひえ〜
2015年08月11日 10:02撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 10:02
黒部五郎岳の上り。ひえ〜
5歩上っては休みを繰り返し、なんとか肩へ。
2015年08月11日 11:08撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 11:08
5歩上っては休みを繰り返し、なんとか肩へ。
北ノ俣も太郎も遠くなった
2015年08月11日 11:12撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/11 11:12
北ノ俣も太郎も遠くなった
山頂に着くころには雲がかかり、眺望はあまりなく、でも下る道が見える
2015年08月11日 11:26撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 11:26
山頂に着くころには雲がかかり、眺望はあまりなく、でも下る道が見える
カールの中は岩がゴロゴロ。別世界みたい・・・
2015年08月11日 12:32撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 12:32
カールの中は岩がゴロゴロ。別世界みたい・・・
カールから小屋までが暑くて長かった・・・堪らず今日は小屋カレー
2015年08月11日 13:41撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 13:41
カールから小屋までが暑くて長かった・・・堪らず今日は小屋カレー
同部屋の女性がグリーンパトロール(でも帽子と制服は赤)の方で、いろいろ話を聞くことができた。もう一人関西から来た女性ともいろいろ話をして、夕飯には富山在住の昼寝ソロ男性とも話をして、4日目も楽しく終えることができた。
2015年08月11日 16:36撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/11 16:36
同部屋の女性がグリーンパトロール(でも帽子と制服は赤)の方で、いろいろ話を聞くことができた。もう一人関西から来た女性ともいろいろ話をして、夕飯には富山在住の昼寝ソロ男性とも話をして、4日目も楽しく終えることができた。
5日目。キャンプの向こうは笠が見える
2015年08月12日 05:33撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/12 5:33
5日目。キャンプの向こうは笠が見える
三俣蓮華岳を上り始めて振り返ると、黒部五郎岳が朝日に照らされている・・・の向こうに白山がある!石川県民ルンルンですが、脚が重い
2015年08月12日 06:05撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/12 6:05
三俣蓮華岳を上り始めて振り返ると、黒部五郎岳が朝日に照らされている・・・の向こうに白山がある!石川県民ルンルンですが、脚が重い
三俣蓮華岳への道はこれまでと比べると格段に優しい。が、脚は重く、上りでは簡単に失速する
2015年08月12日 07:03撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/12 7:03
三俣蓮華岳への道はこれまでと比べると格段に優しい。が、脚は重く、上りでは簡単に失速する
頂上からは疲れも吹き飛ぶ大展望。初日には霞むほど遠かった槍穂高がすぐそこに・・・
2015年08月12日 07:35撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/12 7:35
頂上からは疲れも吹き飛ぶ大展望。初日には霞むほど遠かった槍穂高がすぐそこに・・・
双六までの道も明るく優しい。でも脚は重い
2015年08月12日 07:40撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/12 7:40
双六までの道も明るく優しい。でも脚は重い
イワギキョウがこれでもかと咲き誇る。
2015年08月12日 07:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/12 7:46
イワギキョウがこれでもかと咲き誇る。
黒部五郎岳が遠くなったなあ
2015年08月12日 07:50撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/12 7:50
黒部五郎岳が遠くなったなあ
双六への道をゆくにつれ、槍穂高が近くなる。
2015年08月12日 08:10撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/12 8:10
双六への道をゆくにつれ、槍穂高が近くなる。
これが双六岳頂上かあ・・・でももう疲れすぎて動けない。胃も痛くて、歩く振動が伝わるたびにウッと激痛が。
2015年08月12日 09:04撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/12 9:04
これが双六岳頂上かあ・・・でももう疲れすぎて動けない。胃も痛くて、歩く振動が伝わるたびにウッと激痛が。
穏やかな下りの道が見える、見えるけど身体が動かない、30分休憩
2015年08月12日 09:23撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/12 9:23
穏やかな下りの道が見える、見えるけど身体が動かない、30分休憩
えいやと身体を動かして、双六小屋へ下る。雄山の下りみたいだけど、足場は優しい
2015年08月12日 10:19撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/12 10:19
えいやと身体を動かして、双六小屋へ下る。雄山の下りみたいだけど、足場は優しい
双六で牛丼補給して、あとは鏡平まで下り
2015年08月12日 11:28撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
8/12 11:28
双六で牛丼補給して、あとは鏡平まで下り
と思いきや、なかなか上る。途中、砂場区間が現れて意外だった。一体どういう成り立ちなのだろう。
2015年08月12日 11:49撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/12 11:49
と思いきや、なかなか上る。途中、砂場区間が現れて意外だった。一体どういう成り立ちなのだろう。
山の合間から白山。これで見納め
2015年08月12日 11:50撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/12 11:50
山の合間から白山。これで見納め
鏡平への最後の下り手前の休憩場所。槍穂高を目の前にした贅沢な休憩
2015年08月12日 12:37撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/12 12:37
鏡平への最後の下り手前の休憩場所。槍穂高を目の前にした贅沢な休憩
意外にあっさり鏡平到着。昨日の黒部五郎の下りに比べたら楽ちん。夕飯後は同室の女性4人と山談義で1時間以上盛り上がり、最後にみんなでヤマネチを記念撮影。5日目の夜も楽しく終えることができた
2015年08月12日 13:34撮影 by  DSC-TF1, SONY
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8/12 13:34
意外にあっさり鏡平到着。昨日の黒部五郎の下りに比べたら楽ちん。夕飯後は同室の女性4人と山談義で1時間以上盛り上がり、最後にみんなでヤマネチを記念撮影。5日目の夜も楽しく終えることができた
6日目。昨日の4人は上の方に向かい、私は一人、雨の中を下る。岩がゴロゴロしているが、白山並みに整備されていて歩きやすい
2015年08月13日 07:11撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/13 7:11
6日目。昨日の4人は上の方に向かい、私は一人、雨の中を下る。岩がゴロゴロしているが、白山並みに整備されていて歩きやすい
マーキングもたくさん。こんなに要るのかな、というくらい。
2015年08月13日 07:55撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/13 7:55
マーキングもたくさん。こんなに要るのかな、というくらい。
あと少し
2015年08月13日 08:01撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/13 8:01
あと少し
この橋は槍と穂高を表しているのかな。手前を左に曲がると・・・
2015年08月13日 09:44撮影 by  DSC-TF1, SONY
8/13 9:44
この橋は槍と穂高を表しているのかな。手前を左に曲がると・・・
ロープウェイ!終わった〜(本当はまだバスと電車を乗り継いで自家用車を回収して無事帰るまで終わらないけれど)
2015年08月13日 09:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
2
8/13 9:46
ロープウェイ!終わった〜(本当はまだバスと電車を乗り継いで自家用車を回収して無事帰るまで終わらないけれど)

装備

備考 行動食としておやつをいろいろ持って行ったが結局食べず。ナッツやカロリーメイトで十分。
昼食として軽い即席麺をいろいろ持って行ったが3日目で飽きた。重いがレトルトごはんか、いっそ持っていかずに軽量化を図るという選択肢もありだった(小屋で摂る)。そうすればガスも小さくて済んだなあ。

感想

まとめて休みがとれたので、思い切って縦走にチャレンジ。途中にエスケープルートがなく、こういった機会でないとできない薬師岳縦走をメインに、天気が良ければ新穂高まで行こうと計画した。

幸い初日はいつもの山友達が五色ケ原まで同行することになり安心。噂のザラ峠を一人で越えるのは怖いし、ほかの登山者がどれだけいるか全く分からなかったので、本当に心強かった。彼女は2日目には無事黒部湖へ降りて帰って行った。

2日目以降はソロとなったが、室堂から薬師岳へ抜ける人は多いようで、同じ顔ぶれを太郎平まで見かけることとなった。そのうち何人かは顔見知りになり、道中や小屋で声を掛けてもらえたおかげで、一人の寂しさはほとんどなくなった。

ただ、ザラ峠以降もチキンな私にはハラハラドキドキの岩稜が続き、何度となくヘルメットを持ってくれば良かったと後悔した。
テント泊の方が多く(特に学生が多くて驚いた。白山は南竜山荘しかテン場がないので)、あちこちにテント場があることを見ると、私もテント泊してみたくなった。

幸い雨に降られたのは6日目だけ。ほか日は遠くも近くも見晴らしがよく、北アルプスらしい景色を堪能することができた。特に北ノ俣岳〜黒部五郎岳は雄大で穏やかで、また、双六岳からの槍穂高がスクリーンのように広がる様は感動的で、折立〜黒部五郎岳〜新穂高はまた歩きたいなと思う。

4日目以後は未体験ゾーンで体力がどこまで持つか不安だったが、何とか歩きとおせた。ただ、4日目以後、朝起きた時の顔の腫れがハンパなく、また胃痛がひどくて寝返りを打つのも苦しい状況だった。荷物の軽量化に努めて疲労を溜めないように歩く工夫の必要性を文字通り痛感した。

☆☆☆
今回の行程では本当にたくさんの方とお会いできて、そのすべての方々にお礼を申し上げられないのが残念ですが、思い出せる範囲で記します。
・五色ケ原山荘で同室となった埼玉と茨城の女性お二人、スゴの小屋で声を掛けて頂いて嬉しかったです。一人じゃないと思えました。
・同じく五色ケ原山荘で夕食が隣となった東京の男性、同じソロで、しかも出張ついでに来ちゃったという動機に心和みました。
・スゴ小屋で星とトレイルランナーを一緒に目撃した大阪のお姉さん、夜遅くまでありがとうございました。いつ来るかいつ来るかドキドキしましたね。
・東京&神奈川のニセ家族のみなさま、本当に家族かと思いました。末っ子さんは白山に来たことがないそうで、次は石川県に家族旅行&白山登山にお越しください。
・太郎平小屋の夕飯時に、黒部五郎までの道状況を教えて頂いたご夫婦、確かに道はハラハラドキドキでした。下山に使わなくて本当に良かったです。
・同じく津幡出身のおじさん、私は若いほうを自覚していますがバテバテでした。精進します。
・私と同じく新穂高まで歩いた男女お二人、太郎から三俣まで歩くなんてすごすぎです。雨に降られず新穂高まで下山されたのでしょうね、うらやましいです。
・黒部五郎小屋で同室となった大阪のお母さん、私は三俣蓮華〜双六を山頂経由で歩いたためか、熊に会えませんでした。雪で遊ぶ姿を見たかったです。
・同じく同室のグリーンパトロールのお姉さん、お勤めお疲れ様です、そろそろ下山できますね。今度赤い人を見かけたら尊敬と感謝をこめてあいさつします。
・同じく夕飯で一緒になった富山のお兄さん、山の昼寝は最高ですよね!またどこかのお山で会いましょう。
・鏡平山荘でヤマネチをした皆さん、無事それぞれの目的を果たしたでしょうか。東京、埼玉、千葉、松本。いろんなところから集まった人間が山の話で一つになる。これぞ山泊まりの良いところ、今回のソロ縦走登山のハイライトとなりました(盛り上がりすぎて同部屋の他の皆さんゴメンナサイ)。
☆☆☆

登っているときは「もう縦走なんてしたくない」とか思っていたのに、下るとまた行きたくなる。いろんな人に会える登山に感謝。また縦走にチャレンジしたいと思います。

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コメント

お疲れ様でした。
道中や小屋ではありがとうございました。4日目の太郎平小屋から三俣山荘まで10時間、最終日も三俣山荘から三俣蓮華と双六を山頂経由で行ったので新穂高まで10時間かかったものの夫婦二人とも無事下山できました。でも、あまりに疲れて車を運転して帰る気力もなく、新穂高の温泉宿に一泊してから翌日帰りました。また、どこかでお会いできるといいですね。
2015/8/15 17:13
Re: お疲れ様でした。
連日の10時間!!お二人とも健脚ですね!
薬師岳頂上で、同じコースの方がいると知って安心させてもらいました、ありがとうございました。
ご無事でなによりです、またお会いしたらよろしくお願いいたします。
2015/8/16 19:21
ニセ家族の末っ子です!
まさかのヤマレコのIDを持っていたという衝撃の事実にせっかくなのでコメント残させてもらいます〜
同じコースの薬師岳までのルートでしたが、暑さにぐったりでしたが、同じコースを歩かれている方がたくさんいて抜きつ抜かれつみたいで楽しかったです〜
にしても、新穂高までお疲れさまです!
五郎も見てるとそのまま歩きたいくらいでした〜
ぜひ、白山行く時に会えると嬉しいです〜♪
2015/8/17 11:37
Re: ニセ家族の末っ子です!
賑やかなご家族(?)に同行させていただきありがとうございました!
テント道具担いであのコースをあの明るさで・・・精神的にも体力的にも尊敬です、元気もらいました!
太郎から先も全く別世界で良かったですよ〜テント持ちならなお楽しそう♪
ぜひ白山来てください!クロユリがたくさん咲いてますし!北アルプスがずらーっと(遠くに)見えます!ぜひぜひ!
2015/8/17 21:41
すごい縦走ですね!
docodemo30uさん、はじめまして。

大縦走、お疲れ様でした!
絶景や多くの出会いで、充実した山行になり良かったですね。

もしかすると、赤木岳の手前を登っておられる時に、すれ違った方でしょうか。黒部五郎の上りを心配しておられていたので、登ったら向こうの絶景が見えますよと無責任に話した者です。山頂では曇っていたようで。m(_)m
間違えていたらすいません。
2015/8/22 11:26
Re: すごい縦走ですね!
赤木岳の標識「気を引き締めて・・・」を撮影していた方でしょうか?
あの日の私はピンクのシャツを着てヘロヘロになってた者です。

いやいや、お言葉どおり、登ったら絶景でした!肩に登りきったときにはまだガスは切れていたので、立山から穂高まで見えましたし、カールはキレイでした!

あそこでテンション上げてもらったおかげで、登りきることができました!ありがとうございました!
2015/8/24 21:41
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