裏銀座百名山4座（薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳）＋笠ヶ岳の計5座・73.5km。しかもオール晴天！

2025年07月30日(水) 〜 2025年08月03日(日)

• GPS: 100:27
• 距離: 73.1km
• 登り: 5,438m
• 下り: 5,713m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:56

距離 13.7km 登り 1,690m 下り 354m

7:00 十三重之塔
7:01 十三重之塔 慰霊碑
7:47 7:48 太郎坂
7:50 アラレちゃん
8:23 8:24 1869m 青淵ベンチ
8:25 8:31 三等三角点「青淵」ベンチ
8:45 積雪深計測ポール
9:12 9:17 ベンチ
9:51 10:02 五光岩ベンチ
10:20 太郎兵衛平
10:44 11:08 太郎平小屋
11:24 11:27 薬師峠
12:04 薬師平
12:50 13:11 薬師岳山荘
13:39 13:47 薬師岳避難小屋跡
14:01 14:07 薬師岳
14:21 14:36 薬師岳避難小屋跡
14:56 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:49

距離 16.3km 登り 970m 下り 1,322m

5:28 薬師岳山荘
5:53 5:58 薬師平
6:20 6:21 薬師峠
6:42 6:50 太郎平小屋
6:58 7:03 太郎山
8:39 神岡新道分岐
8:47 8:57 北ノ俣岳
9:24 9:27 赤木岳
9:30 9:34 赤木岳南峰
10:05 10:20 中俣乗越
11:47 11:53 黒部五郎の肩
12:03 12:30 黒部五郎岳
12:36 12:43 黒部五郎の肩
14:17 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 2:08
• 合計: 8:56

距離 15.2km 登り 1,306m 下り 1,105m

5:24 黒部五郎小舎
6:35 6:38 三俣蓮華岳巻道分岐
7:34 7:43 三俣山荘
8:46 9:13 鷲羽岳
9:37 9:46 ワリモ岳
9:57 10:00 ワリモ北分岐
10:30 10:32 赤岳
10:32 10:40 水晶小屋
10:41 10:42 赤岳
11:16 11:42 水晶岳
12:02 12:06 赤岳
12:07 12:29 水晶小屋
12:30 赤岳
12:55 13:01 ワリモ北分岐
13:02 13:06 岩苔乗越
13:09 13:12 ワリモ水場
13:52 13:53 黒部川水源地標
14:20 三俣山荘

4日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 8:08
• 合計: 14:09

距離 14.6km 登り 1,097m 下り 841m

5:20 三俣山荘
5:56 6:03 三俣峠
7:08 7:09 双六岳中道分岐
7:20 7:27 双六小屋
7:29 双六池
7:55 8:00 くろゆりベンチ
8:11 8:12 花見平
8:22 8:28 弓折乗越
8:34 弓折岳
8:37 8:40 弓折岳(分岐)
8:54 16:04 大ノマ乗越
9:35 9:39 大ノマ岳
9:43 9:47 大ノマ岳の肩
10:18 10:25 秩父平
10:42 10:55 秩父平下降点
11:46 抜戸岳分岐
11:50 笠新道抜戸岳分岐
12:26 抜戸岩
12:49 笠ヶ岳テント場
13:00 笠ヶ岳山荘

5日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 2:09
• 合計: 7:02

距離 13.2km 登り 359m 下り 2,088m

4:21 笠ヶ岳山荘
4:29 5:05 笠ヶ岳
5:12 5:28 笠ヶ岳山荘
5:34 笠ヶ岳テント場
5:51 5:52 抜戸岩
6:30 6:32 笠新道分岐
6:34 6:39 笠新道抜戸岳分岐
7:31 7:43 杓子平
8:22 8:33 天然クーラー(岩間)
8:38 8:56 天然クーラー(木の根)
9:11 9:14 ブリキベンチ
10:10 10:31 笠新道登山口
10:40 中崎橋
10:53 お助け風穴
11:07 11:11 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:18 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:23 新穂高登山指導センター

天候

5日間とも快晴（一部夕立ありも、山小屋到着済みで問題なし）

アクセス

利用交通機関：

バス

29日夜・・・毎日あるぺん号で新宿都庁から折立まで（立山あるぺん村で、別のバスに乗り換えて折立登山口に6時30分頃到着）
3日・・・毎日あるぺん号で新穂高ロープウェイから新宿西口まで（新穂高ロープウェイから都内まで唯一の直通バスとのこと）

コース状況／危険箇所等

太郎平小屋から北ノ俣岳に向かう途中に熊に会ったようです（私の後ろ10mくらいを走り去っていった、とすれ違ったハイカーの方に指摘いただきました笑）。
また、三俣山荘から双六小屋に行く途中に熊が横切ったとハイカーさんから情報いただきました。
この山域の熊はビックリさせなければ問題ないのでは？とのアドバイスをいただき、熊鈴を常時鳴らしていました。

薬師岳山荘（1日目）　素晴らしいホスピタリティ！多くの登山客の名前を覚えて、可能な限り名字で呼んでおられました。雨水に頼るため、手洗い等の水もごく僅かでした。太郎平小屋で可能な限り水を詰め込んでおかれると良いと思います。乾燥室ではストーブは焚かれませんでした。

黒部五郎小舎（2日目）　最もバランスの良い宿。爽やかに広がる高原を目の前に、生ビールが飲め、ラーメンも美味しかった。夕食はとんかつで山で食べられるレベルじゃない！弁当も具だくさんで美味しかった
受付近くコンセントは数が少ないので、早いもの勝ちになるので、小舎の電気が付くタイミング（16時頃）の後、充電には急いだ方が良いです。4人部屋もゆったりしており、ご一緒したハイカーも素敵な方でした。

三俣山荘（3日目）　飲食に使える500円クーポンを登山道整備に寄付できたり、夜には低体温症対策の講義があったり、企画が沢山のお宿。ジビエを使ったシチューはもちろん朝食がパンだったのもビックリ（腹持ち心配な方のために白米も用意してくれている気遣いっぷり）。コンセントは各部屋にあり助かります。サイフォンコーヒーの時間に間に合わず残念（LO15時です）。

笠ヶ岳山荘（4日目）　オーナーの接客が素晴らしい！こちらの飲用水場はテン場にしかなく、しかも朝は出ない（雪渓が溶けてないから）ということで、下山用の水は前日に汲んでおく必要があります。ただ、テン場と山小屋の距離・高低差が結構あるので、山小屋に行く前に水場で汲んでから山小屋に行くのがおすすめです。笠新道で降りる方が多いと思いますが、笠ヶ岳山荘を出発すると、次の水場は登山口までありませんので、しっかり汲んでおきましょう（秩父平の水場は枯れていましたので鏡平、双六方面の方も次の水場は山小屋です）。ハンバーグカレーは優しくて美味しい。朝食も酢飯でこの季節にはとても安心です。コンセントは各部屋にあり、こちらも助かりました。

その他周辺情報

登山後は新穂高ロープウェイ駅近くの中崎山荘・奥飛騨の湯へ。硫黄臭のする温泉で蒲田川沿いのそよ風がとても気持ち良い露天風呂があります

写真

7/29 22:55

新宿都庁23時発の毎日あるぺん号で折立へ

7/30 5:23

立山あるぺん村にて室堂行きと折立行きに分かれます

7/30 6:41

6時40分に折立登山口に到着。折立登山口には水場はありますが、飲用に適さないといった文言があります（たぶん、大丈夫だとおもうんだけどなあ）。

7/30 7:49

最初は太郎坂。急坂とありましたが、さほど急登ではなかったかな。アラレちゃんマークも

7/30 7:51

とにかく暑かった。登り始めは太陽に直接照らされる訳じゃないんですが、それでも玉の汗が出てきます

7/30 8:36

樹林帯を抜けると一気に草原へ

7/30 9:54

正面に薬師岳が見えます。ややガス気味。
木道が何気にしんどかった。

7/30 10:47

太郎平小屋に到着。陽射しがとても強いので、炭酸が染みます笑

7/30 10:55

11時から太郎ラーメンが食べれるそうで、並んでましたが笑、先を急ぎます

7/30 12:16

雲は多いものの、遠くには槍もしっかり見えます

7/30 12:16

太郎平小屋から少し平坦な道を歩いた後、太郎平キャンプ場まで少し下ります

7/30 12:19

花があちこちで咲いていて、とても気持ち良い

7/30 12:26

沢沿いの急登を抜けるとガレ場に出ます。炎天下で厳しい。

7/30 12:30

薬師岳のカールも素晴らしい

7/30 13:43

いったん薬師岳小屋で荷物をデポして、アタックザックで山頂を目指します。

7/30 13:49

なんと、ここでコンデジを落としたことに気づきます。ちょっと雨が降ってきた時にレインウェアを出そうとした時だろうと思って、くまなく探したのですが・・・涙

7/30 14:01

気を取り直して、山頂へ
周囲はガスガスでしたが、到着が14時なのでしゃあなしです。

7/30 14:05

新しくなった祠。

7/30 17:51

山小屋まで戻ってきた後の薬師岳

7/30 18:00

薬師岳の肩とも呼べる場所に立地してくれているので、とても助かります。ここが予約できなければ太郎平小屋まで戻らないといけなかった

7/30 18:00

受付の男性（息子さん？）はとても丁寧で、可能な限り名前でお客さんを呼んでおられるようでした。水不足で大変そうでしたが、素晴らしいお宿です

7/31 4:33

5時朝食なので4時起床。槍様がキレイに見えていました

7/31 5:32

朝食後、次の目標である黒部五郎岳に向かいます。快晴！

7/31 5:41

素晴らしいカール

7/31 6:07

沢沿いの急登の様子。下りもそこそこ大変でした

7/31 6:50

太郎平小屋の水場。チップ制です。ここから黒部五郎小舎まで水場が無いので、3lのハイドレーションを満タンにし、ボトルも含めて4l装備しました

7/31 6:51

太郎平小屋のトイレ

7/31 6:52

雲ノ平に向かう分岐。次回は雲ノ平にも行ってみたい

7/31 7:00

登山道を少し外れると太郎山の山頂があります。飛騨側の景色を見る機会はこの後なくなるので、立ち寄りをオススメします

7/31 7:05

遠くに見えるのは御嶽山かな。

7/31 7:14

北ノ俣岳に向けた気持ちの良い稜線。

7/31 8:09

北ノ俣岳手前で薬師岳を眺めながら休憩。今回はコーヒーポーションを大量に持ち込み、沢水でのアイスコーヒーを楽しみました

7/31 8:29

花だけでなく蝶もたくさん飛んでいました

7/31 8:42

ここで北ノ俣岳から降りてきた方に「あなたの後ろ、50mくらいを熊が走って行ったよ」と指摘されました笑。この雪渓の下から熊が走ってきて、登山道を歩く私の後ろを抜けて上まで走って行ったそうです笑

7/31 8:49

北ノ俣岳では、私の後から来た女性の方から「あなたの後、20mくらいだった」と言われ笑「ここから標柱くらいまでの距離」と示されたのは10m以内笑。怖さというより、熊と至近距離で遭遇しながら「熊を見た」と言えない悔しさ笑
まぁ知らぬが仏です笑

7/31 9:03

北ノ俣岳から黒部五郎岳までは今回の山行屈指の気持ちの良い稜線歩きでした

7/31 9:22

赤木岳の山頂標柱が見当たらなかった

7/31 10:05

中俣乗越に行く途中で、当社のキャラクターをリュックに付けている方がいたので、「あ！」って反応したら、何と元社員笑
ご挨拶させてもらいました笑

7/31 10:07

中俣乗越で弁当をいただきます。今回、基本的に朝メシは山小屋でいただき、弁当も追加でいただくことで荷物を減らしました

7/31 10:43

黒部五郎岳はややガスが出てきましたが、陽射しが強いので、登っている間はガスがある方が良いです

7/31 11:14

黒部五郎岳への最後の急登。かなりの急登が続き、体力が削られます

7/31 11:51

黒部五郎の肩に到着。空身になって、山頂を目指します。

7/31 12:04

黒部五郎岳に登頂！登頂時にはガスも抜けてくれており、鷲羽岳・水晶岳がくっきり見えました

7/31 12:12

山頂コーヒー！

7/31 12:44

黒部五郎小舎目指して下山開始。稜線ルートは上級者向けなので、カールルートを使います。

7/31 12:57

北ノ俣岳側から見る黒部五郎岳とは全く異なる険しいカール。格好良いです。

7/31 13:01

花もたくさん

7/31 13:18

反対側から見ると山の表情が一変しますね。ゴツゴツした岩山です

7/31 13:23

雪解け水も澄んでいて、顔を洗ったり、多少飲んだり笑

7/31 13:32

山頂が見えないところまで降りてきました。相当飛ばして降りてきたにもかかわらず、山と高原マップの標準CTどおり。山小屋で話してましたが、この界隈の標準CTは相当速めに設定されているようなので、プランニングにおいては要注意です（私は普段0.7〜0.8くらいですが、それが標準CTくらいです）

7/31 14:13

広がる高原の中にぽつんと一軒家！笑

7/31 14:16

黒部五郎小舎に到着！

7/31 14:27

生ビールがいただけたので、さっそくがっつりと！

7/31 14:39

濃い味付けの醤油ラーメンが染みます。めちゃくちゃ美味かった笑（前日太郎ラーメン食べれなかったのを少し後悔していた笑）

7/31 17:01

夕食はとんかつ。キャベツもしっかりあって、山小屋とは思えないレベルです。

8/1 5:12

受付で二座目のバッジをゲット

8/1 5:12

行動食を沢山売ってますが、お湯が無料なのも嬉しい

8/1 4:56

朝食！珍しく、イスではなく座敷に座るタイプの食堂ということもあり、我が家のような居心地の良さがありました。

8/1 5:17

明日目指す笠ヶ岳の稜線。この時は平坦な稜線だと勘違いしていました笑

8/1 5:30

三俣山荘に向かいます。3日目ですが体調はばっちり。いきなりの登りも問題なく足が進みます。

8/1 5:50

振り返ると黒部五郎小舎の周囲にはこんなに池塘があったんだと気づきました。ゆっくり滞在したい良い小舎です。

8/1 5:57

笠ヶ岳はこちらから見ると、まさに笠のような美しいピラミダルな形です

8/1 6:16

開けた場所に出ました。6時にして既に陽射しが強い

8/1 6:38

本日は、鷲羽岳・水晶岳の二座に登るので、三俣蓮華岳には立ち寄らず、巻き道で三俣山荘を目指します。三俣蓮華岳は明日寄れば良いかと。

8/1 6:45

巻き道も気持ち良い。途中、背丈ほどの松の廊下？があり、整備されているものの、時々出っ張った枝がみぞおちに刺さりました笑

8/1 6:51

雪渓も抜けて行きます

8/1 7:11

三俣山荘発見！なんて素敵なところに立地しているんでしょうか。

8/1 7:34

7時半に到着。荷物をデポさせてもらい、身軽になったところで鷲羽岳に向かいます

8/1 7:46

小屋のすぐ裏が鷲羽岳です。こんな急登を登るのか、と愕然笑
鷲羽岳って間ノ岳から見た北岳にも似ていてて、格好良いなぁと思います。

8/1 7:58

今日は過去最高の天気で、雲一つなし！
今朝も槍様が格好良い！

8/1 8:15

急登を振り返ると小屋があんなに小さく！三俣蓮華岳と双六岳も地味ながら2,850m以上あるんですよね笑

8/1 8:36

鷲羽岳の良い所は、だまし頂上がないこと笑。登り切ったところが山頂です！

8/1 8:48

3座目に登頂！百名山78座目！

8/1 9:01

山頂コーヒー！次なるターゲットの水晶岳が見えています。
感覚的には北岳と間ノ岳の距離感に近いかな。

8/1 9:16

水晶岳に行く前に、ワリモ岳が控えています。

8/1 9:17

野口五郎岳もはっきり見えます。ほんとにキレイ

8/1 9:35

鷲羽岳からワリモ岳へ下ります

8/1 9:37

ロープ場もありますが、使わなくても大丈夫です

8/1 9:40

いったん通り過ぎた後、団体さんが急に写真を撮り始めたので良く見ると・・・

8/1 9:41

山頂の標柱やないか！笑
全然、山頂よりも下にあります（というか、山頂は岩岩過ぎて行けない）

8/1 9:45

ついに水晶岳までの全貌が見えました

8/1 9:58

ワリモ北分岐まで来ました。ここでデポして鷲羽岳ピストンする人も多いようです（雲ノ平に抜けるのかな？）

8/1 10:04

雲ノ平山荘が見えました。山小屋でご一緒になった方、みんな雲ノ平山荘の予約ができないと嘆いておられました。いつかは行ってみたい。

8/1 10:36

気持ちの良い稜線歩きをしていたら、いつの間にか水晶小屋に到着。この山小屋もすごいところに建っています。

8/1 10:49

ここから水晶岳までの道のりは意外に長い笑

8/1 10:51

散歩道といった感じの稜線歩きでしたが・・・

8/1 11:03

山頂直前は険しい！ハシゴ階段もありました。さすがは百名山。

8/1 11:12

山頂手前にキラキラ光る石があると思ったら、名前の由来のとおり、水晶がありました！

8/1 11:25

ついに登頂！今まで、北アルプスの山頂では、どこかがガスっていたりしたのですが、今回は初めて360°どこを見てもガスなく最高の天気となりました

8/1 11:33

山頂コーヒー！

8/1 11:59

水晶小屋に戻ります。水晶岳は過去登った中でも1位、2位を争う素敵な山でした

8/1 12:18

黒部五郎小舎で作ってもらった弁当を、水晶小屋名物の力汁と一緒に。力汁ってニンニクが利いている味噌汁で、餅が二つも入っていて、これだけで十分腹一杯になります笑

8/1 12:36

水晶小屋から鷲羽岳方面に戻る道。ほんと素敵です。

8/1 13:05

岩苔乗越まで戻ってきました。ここから黒部源流目指して、下ります。

8/1 13:05

歩いてる人がいません！貸し切り状態！

8/1 13:15

秘境への道といった感じで気持ち良いんですが、人の気配がなさ過ぎて熊リスクが高い気がしてきました笑

8/1 13:33

こんな奥まった場所でも木道が整備されているのは、さすが北アルプスといった感じ

8/1 13:51

黒部源流！

8/1 13:52

雲ノ平にはこちらから向かいます。

8/1 14:37

三俣山荘に戻ってきました

8/1 15:25

カフェのLO時間には間に合わず（宿に到着してすぐ行ってたら、間に合ってた！悔しい！）

8/1 15:26

コーヒー飲みたかったなぁ

8/1 15:26

なんといってもこの景色を眺めながら飲んでみたかった

8/1 15:26

素敵な小屋です（2階の食堂）

8/1 15:31

あまりにも晴天だったので、追加でビールもいただきました

8/1 16:57

夕食はジビエのビーフシチュー。美味かった

8/1 17:19

1階の談話室では消灯ギリギリまで皆さん盛り上がっていました

8/2 4:32

4日目も晴天。今朝は妖艶な槍様笑

8/2 4:57

朝食は何とパン。ジビエのソーセージを挟んでホットドッグ風に食べるのがオススメだそうです。正直、一日の活動に足りるかな？と思ったんですが、別にご飯とご飯のお供をご用意いただいていました！素晴らしい気遣い。ちなみにパンもめっちゃ美味かったです。

8/2 5:41

4日目は笠ヶ岳まで。朝は快晴でしたが、午後から雨の予報でしたので先を急ぎます

8/2 5:51

三俣蓮華岳と双六岳にも立ち寄りたかったのですが、できるだけ早く笠ヶ岳に到着したかったので、巻き道を使ってスキップします

8/2 5:57

巻き道を使って双六小屋へ。ここから双六小屋に向かう巻き道でも熊が出たと、向こうから来たハイカーさんに教えてもらいました。

8/2 6:56

振り返って鷲羽岳。格好良い山でした。

8/2 6:59

天気予報通り、早い時間からガスが出てきました

8/2 7:10

巻き道分岐。周囲はだいぶガスガス

8/2 7:14

双六小屋が見えてきました。

8/2 7:24

山と高原マップには水場マークはありませんでしたが、入口に水場がありました

8/2 7:24

双六小屋に到着。ちょうど、宿泊者が全員去った後といった感じで静かでした

8/2 7:27

双六小屋のテン場。気持ちよさそう

8/2 7:29

双六池

8/2 7:29

双六から見る、笠ヶ岳方面。思ったより凸凹？笑

8/2 8:07

焼岳があんなに小ぶりで可愛く見えるとは！笑

8/2 8:18

憧れの笠ヶ岳への縦走路がついに見えた

8/2 8:23

弓折岳の分岐。多くのハイカーさんは鏡平山荘の方へ向かいますが、弓折岳に向かいます

8/2 8:38

弓折岳の山頂は少しだけメインの登山道から外れたところにあります

8/2 8:41

ずっとこんな稜線歩きだと思っていた訳ですよ・・・

8/2 8:55

大ノマ乗越から急登が始まります

8/2 9:39

晴天は嬉しいものの、陽射しが強すぎて辛い

8/2 10:10

危険箇所もあり、ロープで示してくれていました

8/2 10:48

大ノマ岳はクリア

8/2 10:49

秩父平水場は枯れていて、そこからまた急登が始まります。
急登の途中で振り返ったところ。

8/2 10:49

急登を登り切ったと思ったら、90°回ってさらに急登が！3回目の急登登場に心折れそうになりました。平坦な稜線ちゃうんかい！

8/2 11:26

抜戸岳の手前で小休止。三俣山荘のお弁当らしく個性的。酸味が利いてたので、この炎天下でも安心して食べられました

8/2 11:34

このあたりからガスが濃くなってきました

8/2 11:46

抜戸岳に登っておられた方に聞いたところ眺望ゼロ、とのことで、立ち寄らずにまっすぐ笠ヶ岳へ向かいます。

8/2 12:24

抜戸岩はなかなかの迫力でした

8/2 12:38

そしてついに笠ヶ岳が眼前に

8/2 12:50

笠ヶ岳山荘のテン場は山荘からかなり下にあるので、往復は大変そう

8/2 12:54

あと一息とありますが、一息ではないです、かなりあります笑

8/2 14:44

ようやく山荘に到着。
長い道のりだった。特に予想以上にアップダウンが多く、かつ登り返しがキツいものばかりだったのが堪えた

8/2 14:33

山荘はとてもキレイで居心地良し。宿の方もとても丁寧で感じが良いです

8/2 13:34

山荘に着いたら水場はテン場にしかないとのこと！じゃ明日の朝、帰りに立ち寄ると伝えると、朝は水が出ていないとのこと！笑　ハイドレーションを持って、またテン場まで戻りました笑

8/2 16:18

夜はハンバーグカレー。意外にもこの山行でカレーが出たのは初めて。

8/2 16:52

山荘到着直後に雨が降り始めたので、本日中の登頂は断念したのですが、夕立だけだったようで、その後快晴。本日中に登頂すべきかずっと迷いましたが、着替えてしまったので明日にしました

8/2 19:11

夜には少しガスも出て心配でしたが、翌朝の天気予報を信じて早めに寝ます

8/3 3:52

3時半に起床して空を見ると満天の星。5日間天気に恵まれるという最高のコンディションです

8/3 3:56

御来光を山頂で見ることにしたので、朝食は弁当に変更。これだけが惜しまれる（全山小屋の朝食をいただきたかった）。
想定より、行動食を食べずに来たので、最終日は弁当を申し込みませんでした。

8/3 4:04

夜が明ける前のキレイな空を小屋からも。

8/3 4:21

さて、山頂へ。緩やかな斜面を15分ほど登れば登頂可能です。

8/3 4:33

祠で今までの安全登山に感謝しました

8/3 4:36

そしてついに登頂！5日間で百名山5座登頂の目標達成です。これで80座目。

8/3 4:50

笠ヶ岳からの槍様。小槍がはっきり見えます笑

8/3 4:52

昨日はガスガスで見えなかった縦走路。
やっぱり格好良いな

8/3 4:59

そして御来光。槍様の横から出てくるんですね。

8/3 5:43

下山開始。太陽に向かって歩く形になるので、めっちゃまぶしい。5日間、サングラスは常にかけていました

8/3 5:46

振り返っての稜線。ガスで全貌が見えなかったけど、もし全貌が見えていたら、しんどさも変わっていたかもしれないです

8/3 5:51

笠ヶ岳の西側の斜面。ここに来ないと見れない景色

8/3 6:13

笠ヶ岳から真っ直ぐ向かうクリヤ谷方面は通行禁止となっていました（元々バリエーションルート）

8/3 6:30

笠新道の分岐に到着。

8/3 6:27

いよいよ、この稜線から見る笠ヶ岳も見納め

8/3 7:26

笠新道に入ります。ここから見る笠ヶ岳も格好良い

8/3 7:32

杓子平までは岩稜帯に加えて稜線歩きも楽しめます。結構飛ばしたつもりでも標準CTよりちょっと早い程度。相変わらず厳しい標準CT

8/3 7:28

杓子平にはビバークの後かな？テント泊禁止！って林野庁の看板がそばにありました笑

8/3 8:03

杓子平を抜けると急登の葛折りの道が続きます。

8/3 8:13

登山道に飛び出た枝に何度頭をぶつけたことやら・・・笑

8/3 8:14

ハシゴなどもあり、とにかく長くしんどい。

8/3 9:11

休めそうで休めないスポット。休憩を取る場所を見つけるのも一苦労です。

8/3 9:22

岩が落ちてきて木で止まったのかな。岩・急登・陽射し・枝など苦労が耐えない登山道です

8/3 10:14

ようやく笠新道入口まで戻ってきました。ここでようやく水場に対面。3lのハイドレーションの残量僅かとなっており、強い陽射しのため、5時間で底をつきかけていました

8/3 10:15

何とも言えない達成感。わさび平方面から来る方に、笠新道を降りてきたんだぞアピールがしたくなります笑

8/3 10:15

水はキンキンに冷えてる訳じゃなかったけど、十分冷たく、甘くて美味しかった

8/3 10:24

下山のコーヒータイム。最後の行動食を食い切ります。

8/3 10:40

新穂高ロープウェイ向かって林道を歩きます

8/3 10:40

中崎橋のガードレールの破壊っぷり！増水したらここまで岩が登ってくるってことでしょうか笑

8/3 10:40

他のハイカーさんもびっくりしてました笑

8/3 10:51

温泉に向かってますが、それより川に入りたい

8/3 11:10

そして、登山口に到着！

8/3 11:10

ゲートはこんな感じでした

8/3 11:20

最後に観光案内所の手前の蒲田川でパチリ。

8/3 11:22

観光案内所ではトイレと自販機をお借りしました

8/3 11:43

観光案内所から少しロープウェイに向かった先に日帰り入浴施設！5日ぶりの風呂！
身体と頭と顔を2回ずつ洗ってから露天風呂にザブン！笑

8/3 12:49

同じ施設で食事もできますので、助かります。
冷房が効いた部屋で飲むビールってうまいな笑

8/3 12:53

飛騨ラーメンをいただきました。汗たっぷりかいた後の塩分は最高笑

8/3 13:13

今度は新穂高ロープウェイで冬の西穂高に挑戦したい！

8/3 13:48

14時新穂高ロープウェイ発の毎日あるぺん号で新宿まで。中央道の安定の渋滞のせいで帰宅は21時半になりましたが、往復を高速バスで乗換無し、というのは助かりました！

撮影機器：

Galaxy Z Fold5 samsung

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） 計画書 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

5日間の山行だったので、いくつか工夫が必要でした。
・ボディシートは大きめのものを1日5枚使う前提で持参。シャンプーはスプレータイプよりも拭き取り型の方がすっきりするという経験があったので、そちらも1日2枚使う前提で持参。最終日まで身体からの匂いは全く気になりませんでした。ただ、これも水分たっぷりなパックなので、実はめちゃくちゃ重かったです笑
・山小屋の乾燥室に期待して、登山ウェアは3日着てから着替え、残り2日着ることにして着替え荷物軽減（下着は毎日交換）。一部の山小屋は雨の日じゃないとストーブは焚かないといったところもありましたが、基本的にストープのおかげでよく乾きました。タオル系は沢ですすいで乾燥室に持ち込み、さらに小さなリセッシュを持ち込んだこともあり、こちらも問題なしでした。下山後のTシャツは山小屋で現地調達しても良かったかも。
・普段ウォシュレットに慣れているので、お尻の清潔維持も重要なテーマ笑。どの山小屋もトイレットペーパーは流さないタイプ（焼却される）でしたので、赤ちゃんのお尻ふきを持参（水洗にも流せるタイプ）。５日間快適に過ごせましたので、オススメです。
・充電は薬師岳山荘のみスマホを預ける形でしたが（有料２００円）、残りの3つの山小屋はコンセントの提供がありましたので、高速充電可能なアダプターがあれば、モバイルバッテリーは1つで十分でした。モバイルバッテリーでGarminウォッチやInsta360などの機器を充電しました。
・行動食は無印良品のバームクーヘン。日持ちがして、腹持ちも良いので購入したものの、しっとりしている分5つも持ち込むと結構重かったです笑。
・auのStarLink Directが大活躍。三俣山荘など携帯だけでなく山小屋Wifiも仕えないといった場合に、SMSで安否を伝えられてとても助かりました。なお、各山小屋の案内で「携帯が通じる」とあっても、夕方から夜は山小屋泊の人のアクセスが増えることで反応速度は遅いです（早朝に使うとサクサク動いたので、電波というより集中の問題と気づいた）。auの山小屋wifiはとても便利ですが、周囲のau以外のキャリアの方が２時間３００円プランを申し込もうとしたら、クレカが必要（クレカ持参せず）ということで断念されていました。

感想

kikuppu

今年の百名山計画を立てていると、裏銀座の2泊3日でしか行けない山々の日程調整が大変だったので、いっそのことまとめてしまったら？と思ったのが、このプランのきっかけです。
YouTubeなどを見ても、5座を一気に登っている動画が見つけられず、体力的に無理があるのかな？と思ってましたが、今シーズンは空木岳日帰りなどハードな山行で鍛えてきたので、何とかなるかなと。実際に、技術的にはハードルは低く、体力的にも山小屋で熟睡でき、毎回疲労回復していたので何とかなりました。まぁ、直前に2泊3日で剱岳に登ってますが、それでも全く筋肉痛にはなってない、というそこそこの体力自慢であることは、難易度を測る上で割り引いていただく必要がありますが笑

何より一番大変だったのが、この順番通りに山小屋を予約すること！最初三俣山荘は予約できず、水晶岳から一気に双六小屋まで向かうルートを余儀なくされていたのですが、運良くキャンセルが出たタイミングでサイトを再訪し、三俣山荘も予約できました。また、帰りのバスも当初は平湯温泉での乗換プランでしたが、新穂高ロープウェイからの東京直通バスが一週間前にキャンセル待ちが出たので、助かりました。

初日の薬師岳山頂付近でカメラを落としてしまい、どよーんとした気持ちになったものの、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれる眺望の素晴らしさのおかげで、楽しい行程になりました。5日間なので一定の雨を覚悟していましたが、一切降られず。4日目の雨の予報も、泣く泣く三俣蓮華岳と双六岳を諦めた結果、笠ヶ岳山荘に到着した途端に雨が降り始めたので、プランニングの勝利かと笑

北アルプスの山小屋はどこも素晴らしく、こんな山奥でこんな素晴らしい食事を出していただいてくださり、本当に頭の下がる思いです。
今回は百名山ハントの一環でこのルートを選びましたが、百名山完登後は薬師沢山荘や雲ノ平、高天原なども回ってみたいですし、野口五郎岳・烏帽子岳、五色ヶ原あたりにも足を伸ばしたいと思いました。