槍ヶ岳・奥穂高岳

2016年07月22日(金) 〜 2016年07月24日(日)

• GPS: 55:27
• 距離: 31.9km
• 登り: 3,697m
• 下り: 3,698m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 1:07
• 合計: 11:12

4:47 スタート地点
4:56 5:00 新穂高温泉バス停
5:00 5:01 新穂高登山指導センター
5:06 5:06 新穂高温泉駅
5:23 5:23 小鍋谷ゲート
5:53 5:53 穂高平小屋
6:55 6:55 白出小屋
8:21 8:21 滝谷避難小屋
8:25 8:31 藤木レリーフ
12:02 12:02 飛騨沢千丈乗越分岐
14:10 15:06 槍ヶ岳山荘
15:26 15:26 槍ヶ岳
15:59 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:43
• 合計: 9:18

5:16 槍ヶ岳山荘
5:28 5:28 飛騨乗越
5:46 5:58 大喰岳
7:45 8:22 南岳
9:42 9:42 長谷川ピーク
11:25 11:55 北穂高小屋
11:58 12:00 北穂高岳(北峰)
12:59 13:03 涸沢のコル
14:00 14:18 涸沢岳
14:34 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 2:23
• 合計: 8:13

3:47 穂高岳山荘
4:25 5:06 穂高岳
5:38 7:05 穂高岳山荘
8:49 8:49 荷継小屋跡
9:31 9:46 重太郎橋
11:44 11:44 鍋平高原駅
12:00 ゴール地点

天候

3日間とも晴れ(時々曇り)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉駐車場に駐車。平日ながらも結構な車だったがなんとか最上段へ駐車

コース状況／危険箇所等

大キレット・北穂高〜奥穂高の縦走＆白出のコル直下のガレ場はヘルメット必須

写真

7/22 4:47

出発！

7/22 4:59

指導センターで登山届を提出

7/22 5:33

林道から夏山近道を行く

7/22 5:56

近道を抜けると穂高平小屋到着

7/22 6:50

白出沢の渡渉。
昨年は鉄橋＆長い階段だったがきれいに整備されていた

7/22 6:52

白出沢から笠ヶ岳＆抜戸岳

7/22 7:08

白出沢から西穂方面

7/22 6:56

西穂方面にズーム

7/22 7:40

ヒカリゴケ

7/22 8:15

滝谷到着

7/22 8:11

渡れてよかった

7/22 8:17

豪快な流れ

7/22 8:21

滝谷から去年は見られなかった西穂方面の眺め

7/22 8:21

雄滝

7/22 8:21

ジャンダルムも見えた

7/22 8:32

藤木レリーフ通過

7/22 8:57

青空に向け急登を行く

7/22 9:17

トリカブト

7/22 9:20

穂高平小屋到着

7/22 9:50

クルマユリ

7/22 10:51

最終水場で水分補給

7/22 12:07

飛騨沢を分かれ千丈乗越を目指す

7/22 12:14

高山植物に囲まれた急登を行く

7/22 12:35

すでにヘロヘロ

7/22 12:42

急登は続く

7/22 12:43

ようやく千丈乗越に到着

7/22 12:43

千丈乗越から西鎌尾根方面

7/22 12:44

バリエーションの北鎌尾根

7/22 12:46

飛騨沢

7/22 12:44

そしてこれから目指す槍ヶ岳方面

7/22 12:57

槍をバックに

7/22 13:06

槍＆小槍＆孫槍を眺めながら足を進める

7/22 13:24

孫槍通過

7/22 13:25

孫槍を見上げる

7/22 13:34

小屋が見えた

7/22 13:49

槍を目指して急登は続く

7/22 14:01

槍が目の前に現れた

7/22 14:02

槍と小槍

7/22 14:06

槍の肩到着

7/22 14:07

結構な人が取り付いている

7/22 14:10

槍ヶ岳山荘到着

7/22 14:42

まずはチェックイン

7/22 15:06

小休止の後槍ヶ岳の頂上を目指す

7/22 15:10

去年の悪天候下の中のアタックとは違い、今年はルートがよくわかる

7/22 15:10

高度間満載

7/22 15:11

よじ登る

7/22 15:14

急斜面にへばりつきながら登る

7/22 15:18

か細い梯子もクリア

7/22 15:21

ここは下りとの交差地点。譲りながらタイミングを見計らって登る

7/22 15:24

長い二段階段を上ると頂上

7/22 15:20

槍ヶ岳頂上到着

7/22 15:26

見下ろすとこんな感じ

7/22 15:27

3,180m槍ヶ岳頂上でツーショット

7/22 15:35

三角点にタッチ

7/22 15:32

頂上から、未知の世界の北鎌尾根をのぞき込む

7/22 15:32

♪アルプス一万尺♪で有名な小槍

7/22 15:34

下山開始

7/22 15:35

余裕のピース

7/22 15:46

下りはより慎重に

7/22 15:46

山荘が迫ってきた

7/22 15:54

最後まで気が抜けない

7/22 15:59

無事肩に到着

7/22 16:10

無事下山し槍のポーズ

7/22 16:13

それにしても、ここのテント場はすごいところにあるなぁ

7/22 17:06

三千メートルを超える山小屋でこんな贅沢なものが頂けるとは

7/22 20:56

21時頃、外に出ると星空に浮かぶ槍が見れた

7/23 4:44

2日目、今日も好天！

7/23 4:44

何度見ても飽きないこの容姿

7/23 4:44

大喰岳もほんのり紅く染まってきた
その奥には北穂前尾根

7/23 4:47

山荘裏に槍発見！
ということで、槍と槍＆小槍の共演

7/23 4:49

大喰岳のモルゲンロート

7/23 4:51

槍をバックに

7/23 4:53

西鎌尾根に雲が迫ってきた

7/23 5:16

2日目、奥穂へ向け縦走開始

7/23 5:18

雲海に映る影槍

7/23 5:20

テント場を抜けて大喰岳を目指す

7/23 5:22

常念山脈に降り注ぐ朝日

7/23 5:24

大喰岳目指し一旦下り登り返す

7/23 5:36

荒々しい急登を行く

7/23 5:48

大喰岳到着

7/23 5:50

大喰岳から、これから目指す穂高方面

7/23 6:01

雪渓脇を通過

7/23 6:04

気持ちのいい稜線歩き

7/23 6:14

中岳に向け登り返す

7/23 6:19

ライチョウの親子発見！

7/23 6:23

岩場の急登を行く

7/23 6:24

急登は続く

7/23 6:27

二段ハシゴ

7/23 6:22

上から見下ろすとこんな感じ

7/23 6:34

中岳到着！

7/23 6:35

穂高方面が近づいてきた

7/23 6:40

雲海に浮かぶ富士山が望めた

7/23 6:40

右手にはウンカに浮かぶ笠ヶ岳

7/23 6:40

神秘的だ

7/23 6:41

乗鞍岳＆御嶽山も雲海に浮かんでいた

7/23 6:59

振り返ると、槍ヶ岳とそこへ続く東鎌尾根

7/23 7:00

そして、いつかは歩きたい表銀座コース

7/23 7:08

槍＆大喰＆中岳の共演

7/23 7:10

南岳へ向け、気持ちのいい稜線歩き

7/23 7:20

チングルマ発見

7/23 7:20

アップ

7/23 7:26

天狗原分岐を通過。南岳はすぐそこ

7/23 7:35

右手下には槍平小屋が見えた

7/23 7:45

南岳到着

7/23 7:45

三角点にタッチ

7/23 7:46

南岳小屋を目指す

7/23 7:58

南岳小屋で南岳と大キレットのバッチを購入

7/23 8:00

女性スタッフが楽しそうに布団を干していた

7/23 8:03

南岳小屋で朝食。
槍ヶ岳山荘で作ってもらった弁当を頬張る

7/23 8:22

エネルギーを充填し、今山行のメインイベントの大キレットを目指す

7/23 8:25

展望台から北穂＆大キレットを眺める

7/23 8:26

核心部の飛騨泣き

7/23 8:40

大キレットスタート

7/23 8:39

獅子鼻の大下りを慎重に下る

7/23 8:47

ハシゴを下り終えると獅子鼻の大下りは無事終了

7/23 8:49

獅子鼻の大下りを振り返る

7/23 8:57

これから向かう難所

7/23 9:01

そしてここまで下ってきた難所

7/23 9:05

イワギキョウに励まされる

7/23 9:23

シャクナゲにも励まされる

7/23 9:33

一息つく

7/23 9:37

長谷川ピークに取り付く

7/23 9:40

岩場の急登を行く

7/23 9:42

山岳救助隊に見守られながら、長谷川ピーク到着

7/23 9:44

ナイフリッジの馬の背を慎重に通過

7/23 9:50

高度感満載

7/23 9:52

振り返る

7/23 9:53

北穂高小屋が見えた

7/23 10:04

まだ先は長い

7/23 10:06

A沢のコル到着

7/23 10:08

来た道を振り返る

7/23 10:08

飛騨泣きに取り付く

7/23 10:17

急登が続く

7/23 10:21

これまた高度感満載

7/23 10:31

右側はスッパリと切れ落ちている

7/23 10:33

直角によじ登る

7/23 10:37

ステップがなければどうなることやら

7/23 10:38

こんな感じ

7/23 10:32

余裕をかます

7/23 10:40

急登をよじ登り

7/23 10:55

ようやく滝谷展望台到着

7/23 10:58

一面ガスに包まれ滝谷の展望もないので、自分が展望台の上に乗ってみた

7/23 11:03

小屋が見えた

7/23 11:05

あと200メートル！

7/23 11:06

しかし、急登は続く

7/23 11:24

滝谷に近付いた。こんな絶壁本当にクライマーは登れるのだろうか・・・

7/23 11:25

無事、北穂高小屋到着！

7/23 11:27

来た道を振り返るが、ガスに包まれ全くわからない・・・

7/23 11:58

小屋で小休止の後、北穂高岳頂上到着！

7/23 12:00

北穂から下りだしてすぐ、登山道上にライチョウが！

7/23 12:07

奥穂を目指す

7/23 12:14

出だしの急斜面の下りを振り返る

7/23 12:21

三点支持で確実に下る

7/23 12:26

確実に下る

7/23 12:29

振り返る

7/23 12:30

トラバースも多い

7/23 12:43

右側は切れ落ちており、慎重にトラバース

7/23 12:48

きれいな花に勇気をもらう

7/23 12:51

ガスがはれ涸沢も見えてきた

7/23 13:16

穂高縦走の核心部、涸沢岳への登りスタート

7/23 13:20

ハシゴの先がけっこうビビった

7/23 13:16

そんな気持ちを押し隠し、余裕のガッツポーズ！

7/23 13:25

長いクサリ場

7/23 13:29

涸沢槍が見えた

7/23 13:30

その前にいやらしい岩場

7/23 13:33

涸沢槍をトラバース

7/23 13:53

クサリ場を抜けると

7/23 13:55

涸沢岳が見えた！

7/23 14:00

涸沢岳頂上到着!!

7/23 14:18

穂高岳山荘へ向け下る

7/23 14:30

ガスが晴れ、奥穂＆ジャンダアルムも見えた

7/23 14:33

テント場を抜け

7/23 14:36

穂高岳山荘到着

7/23 17:47

豪華な夕食に感謝!!

7/24 3:51

3日目、3時半に起床し奥穂高岳頂上を目指す

7/24 4:05

振り返ると、空は白みだしてきていた

7/24 4:10

ヘッデンを頼りに頂上を目指す

7/24 4:31

ご来光前に頂上到着。先行者は1人ということで、ベストポジションをキープ

7/24 4:36

雲海に浮かぶ富士山も望めた！

7/24 4:38

何とも言えない

7/24 4:38

夜明け前の槍＆北穂

7/24 4:47

常念岳の肩からご来光!!

7/24 4:48

槍にも火があたり始めた

7/24 4:52

雲海に浮かぶ乗鞍岳＆御嶽山

7/24 4:51

西穂へと続くジャンダルム
その先には雲海に映された影乗鞍も見えた

7/24 4:52

笠ヶ岳＆抜戸岳

7/24 5:03

頂上祠でツーショット

7/24 5:04

いつかは行きたいジャンダルム
結構な人が取り付いていた

7/24 5:12

ここまでの行程を無事過ごしたということで、ガッツポーズ！

7/24 5:31

慎重に下山

7/24 5:32

最後のハシゴも慎重に

7/24 5:36

山荘に到着して振り返る。渋滞中・・・

7/24 5:43

山荘に戻り朝食。生卵付きということで、ごはんをおかわりして卵かけごはんにした(^^)

7/24 7:10

白出沢へ向け下山開始

7/24 7:10

ガレ場の急斜面を下る

7/24 7:29

先行者に追いつく手前でヘルメットを装着し落石に備えた

7/24 7:53

「アビナイヨ」？

7/24 8:12

ながいガレ場・・・

7/24 8:31

雲海に浮かぶ笠ヶ岳を見ながら下った

7/24 8:42

荷継沢が見えた

7/24 9:19

白出大滝

7/24 9:26

白出岩切道を慎重に下る

7/24 9:27

高度感抜群

7/24 9:28

ハシゴを下ると重太郎橋に到着

7/24 9:31

3日間の汗を流す

7/24 9:32

冷たくて気持ちがいい！

7/24 9:46

重太郎橋を渡る

7/24 9:48

重太郎橋と白出岩切道を振り返る

7/24 11:58

無事下山

撮影機器：

EOS Kiss X5 CANON

EOS Kiss X6i CANON

PowerShot A3500 IS CANON

PENTAX WG-3 ペンタックス

感想

nor1-0

天気予報は曇り。「てんきとくらす」の登山指数もB〜Cという予報のなかスタートしたが、出だし直後こそ雲があったものの時間が経つにつれ青空が広がり、標高を上げるにつれ日差しも強くなるといったうれしいようなつらいような天気で幕をあけた今回の山行。

1日目は新穂高から槍までのロングラン。前日夜から車を走らせてきたおかげで寝不足＆強い日差しも加わったせいか、槍平小屋を過ぎたあたりで足がつりはじめた…
まだまだ先は長いし、この先急登が続くと思うとゾッとしたが、なんとかだましだまし槍ヶ岳山荘にたどり着くことができた。
小休止の後、槍ヶ岳頂上を往復してきたが、いよいよ疲労もピーク。夕食のハンバーグは2口食べるのが精一杯で、すぐに布団にもぐりこんだ。
それでも、1時間ほど寝たら体調も回復し、星空を楽しむことができた。

2日目も最高の天気。念願の大キレットを歩く。
前日の体調不良も回復し、大キレット〜穂高の縦走を満喫できた。

3日目もこれまた最高の天気。
ご来光を拝みに、日の出前から奥穂の頂上を目指した。
奥穂からのご来光、朝日を浴びる槍ヶ岳やモルゲンロートの奥穂、そして雲海に浮かぶ富士山・乗鞍岳・御嶽山などなど、贅沢な時間を過ごした。
穂高岳山荘へ戻り、朝食を済ませた後、白出沢で下山。
白出沢はガレ場の急斜面で、落石を起こさない・合わないことに注意を払いながら、慎重に下った。
途中、重太郎橋で休憩。白出沢の水で3日間の汗を流した。

天候に恵まれた3日間、初日はバテバテでどうなることかと思ったが、絶景に次ぐ絶景でそんなことも忘れさせてくれた山行だった。