南ア縦走〜畑薙から北沢峠への夏ロング9日間

2016年08月31日(水) 〜 2016年09月08日(木)

• GPS: 101:50
• 距離: 111km
• 登り: 11,923m
• 下り: 10,834m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:42
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:45

13:55 畑薙ダムゲート前
14:38 14:39 畑薙大吊橋
15:10 15:12 ヤレヤレ峠
16:40 ウソッコ沢避難小屋

2日目

• 山行: 12:13
• 休憩: 1:02
• 合計: 13:15

4:54 ウソッコ沢避難小屋
6:37 7:01 横窪沢小屋
9:48 10:11 茶臼小屋
11:02 11:14 茶臼岳
12:07 12:07 希望峰
14:34 14:34 易老岳
16:30 16:33 三吉平
18:09 県営光岳小屋

3日目

• 山行: 9:56
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:46

5:02 県営光岳小屋
5:14 5:23 光岳
5:34 6:49 県営光岳小屋
7:47 7:48 三吉平
9:13 9:17 易老岳
11:01 11:04 希望峰
12:07 12:08 茶臼岳
14:28 14:33 上河内岳
15:14 15:22 南岳
16:33 16:34 聖平小屋分岐
16:44 16:47 聖平小屋
16:48 聖平小屋分岐

4日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:52
• 合計: 11:23

5:23 聖平小屋分岐
5:53 5:53 薊畑分岐
6:58 6:59 小聖岳
8:22 8:35 聖岳
11:15 11:15 兎岳
12:24 12:25 小兎岳
13:29 13:44 中盛丸山
14:05 14:06 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
14:59 16:20 百間洞山の家
16:46 宿泊地

5日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:14
• 合計: 9:12

5:20 宿泊地
6:47 6:47 百間平
8:40 8:47 赤石岳避難小屋
9:03 9:05 赤石岳
9:24 9:24 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:43 9:48 小赤石岳
10:49 10:49 大聖寺平
11:25 12:24 荒川小屋
13:49 13:50 お花畑（荒川前岳南東斜面）
14:21 14:21 中岳
14:32 荒川中岳避難小屋

6日目

• 山行: 11:41
• 休憩: 0:19
• 合計: 12:00

5:10 荒川中岳避難小屋
6:10 6:19 悪沢岳
7:12 7:15 荒川中岳避難小屋
7:21 7:21 中岳
7:41 7:41 前岳
9:59 10:00 高山裏避難小屋
11:18 11:21 板屋岳
14:13 14:13 小河内岳
14:16 14:16 小河内岳避難小屋
15:06 15:09 前小河内岳
16:07 16:07 烏帽子岳
17:10 三伏峠小屋

7日目

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:32
• 合計: 11:52

4:54 三伏峠小屋
5:44 5:45 三伏山
7:07 7:08 本谷山
9:14 9:29 塩見小屋
10:56 10:56 塩見岳
11:08 11:08 塩見岳東峰
11:43 11:53 北俣岳分岐
13:34 13:35 北荒川岳キャンプ場跡地
13:41 13:43 北荒川岳
14:56 14:57 新蛇抜山
15:15 15:16 竜尾見晴
16:13 16:13 安倍荒倉岳
16:46 熊の平小屋

8日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:14

5:59 熊の平小屋
7:12 7:16 三国平
8:16 8:16 三峰岳
11:28 11:32 野呂川越
12:13 両俣小屋

9日目

• 山行: 8:51
• 休憩: 0:17
• 合計: 9:08

5:05 両俣小屋
6:09 6:10 野呂川越
6:54 6:54 横川岳
7:31 7:34 2499m独標
8:02 8:02 高望池
8:18 8:21 伊那荒倉岳
8:48 8:50 苳ノ平
11:03 11:04 大仙丈ヶ岳
11:35 11:37 仙丈ヶ岳
12:20 12:24 小仙丈ヶ岳
12:58 12:58 薮沢大滝ノ頭
14:05 14:05 北沢峠
14:08 14:09 北沢峠 こもれび山荘
14:13 ゴール地点

・2日目の希望峰〜光岳小屋、6日目の中岳〜三伏峠小屋の区間はGPS拾えず、ルートは手書きです

天候

1日目　晴れ
2日目　晴れ
3日目　晴れ時々曇り
4日目　曇りのち晴れ
5日目　曇りのち雨
6日目　曇り時々雨
7日目　雨時々曇り
8日目　晴れのち曇り
9日目　曇りのち雨
※台風の影響を受けて後半はくもり
※荒川岳以南は南風(台風12号影響)、以北は東風(13号影響)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路8/31：JR静岡ST−畑薙第一ダムBS
　※しずてつジャストライン南アルプス登山線
■復路9/8-9：北沢峠BS−仙流荘BS(泊)−高遠BT−JR伊那市ST
　※南アルプス林道バス→長谷循環バス→ジェイアールバス関東高遠線
■JR往復は青春18きっぷ利用

コース状況／危険箇所等

全工程通して道標・テープ・ペイント・踏み跡をたどれます
(危)マーク以外で気になった箇所を列挙します
■畑薙大吊橋しっかりした作りで安心も渡るのに2分30秒、ヤレヤレ峠まで細い急登で片側切れ落ち注意
■聖岳下の赤色チャート露岩の降下は雨天時滑りやすい
■百間洞山の家から赤石へ向かう道はテン場上の展望場まで登り切ってしまわないこと、展望場からは下りの廃道が延びています(行き過ぎて暫く迷う)
■塩見岳から北俣岳分岐の直前に谷下側奈落に続くトレースあり、下りないように
■北荒川岳下のキャンプ場跡の幕営禁止道標からは尾根筋に上がります
■三峰岳からの下り灌木帯と、野呂川越から両俣への下りは滑りやすい
■下山時に前日からの雨のため南アルプス林道（広河原−芦安、北沢峠−広河原）で通行止めで伊那市側の仙流荘に下りた

その他周辺情報

■下山後「仙流荘」にて入浴・宿泊

写真

8/31 8:39

■1日目■

始発に乗って東京から静岡まで青春18切符での旅
4時間かけてやっと着きました〜

8/31 8:39

そして朝食は富士見そば

8/31 8:39

「桜エビあられ揚げそば」あと、おにぎり1ケ
カツオのお出汁の濃い目のおつゆが沁みます

静岡駅構内で見かけると、荷物が重たくなるけど迷わず購入

さあ、駅前から「しずてつジャストライン」の登山バスに
この日8月31日がこの年の運行最終日です
もう引き返せません！！

8/31 13:24

そして畑薙第一ダムに到着〜
良い天気です
井川の休憩ではさらにミニトマトを買い込みました

8/31 14:09

しばらく林道を進みます
過ぎ去った台風の影響か、この日は心地よく風が吹いていました

8/31 14:12

畑薙山を横に見て
空が青い

8/31 14:17

シナノナデシコ
初めて見ました！林道脇に咲いていました

8/31 14:20

そして見えてきました〜畑薙大吊橋

8/31 14:32

大吊橋よこには東屋のような避難小屋（休憩所？）

8/31 14:34

さあ、山に入ります

8/31 14:35

長い！！
渡り切るまでに2分30秒以上かかりました

8/31 15:09

大吊橋からヤレヤレ峠までは最初の核心部
片側が大きく切れている細い道
ほんとう「ヤレヤレ」といった感じです

8/31 15:45

そのあとも沢沿いに何本かの吊り橋を渡ります

8/31 16:14

1日目はこちらに泊まります
ウソッコ沢小屋
信大登山部・現役の学生さんと同宿
いろいろと面白い話を聞かせてもらいました

9/1 4:52

■2日目■

さあ、1000m以上の登りの始まり！
ウソッコ沢から茶臼小屋まで、きつかった〜

9/1 6:38

横窪沢小屋は8月31日で営業終了でした
工事が始まっていました

9/1 6:53

今日も晴れです

9/1 8:23

水吞場
しっかり出ていました

9/1 10:11

標準タイム4時間のところ約1時間超過
背中の荷物がずっしりと重い！
重いのにリンゴ1個購入〜

9/1 10:36

さあ、やっと尾根筋に出ました
茶臼岳を経て光岳を目指します

9/1 11:10

まずは茶臼岳ゲット！

9/1 11:29

ハクサンフウロ
このほかにも沢山の高山植物が励ましてくれました

9/1 11:34

仁田池付近の木道
ホッとします

9/1 13:59

易老岳山頂です

9/1 14:52

植生が変わってきます
シラビソにシダ

9/1 15:34

ここまですでに11時間経過
まだ光岳小屋は遠い・・・

9/1 16:12

ゴーロの登り
足がつり始めています

9/1 16:50

静高平
ここで水を汲んでいきます
さらに重い荷物でフラフラ

9/1 17:10

あとすこし
このあとテントを張ると暗くなってきました

9/2 5:02

■3日目■

早く目覚めました
光岳小屋から山頂まで15分
キレイなご来光の予感

9/2 5:13

立派な山頂標識
南アルプスですね〜

9/2 5:13

さあ、ショウタイム

9/2 5:14

美しい！

9/2 5:15

輪郭がクッキリ

9/2 5:17

濃い青のなか陽が差してきます

9/2 5:17

いやあ、良かった
合掌します

9/2 5:20

光石は山頂から見るだけ

9/2 5:21

そして南ア深南部の山並み

9/2 6:47

テント撤収

9/2 6:47

光岳小屋の前もこの風景です
みなさん、小屋の前から御来光を拝んでました

9/2 6:55

まだ荷物は重たいですが、晴れ間の縦走に心が軽くなってきます

9/2 7:07

これから進む稜線がキレイに
聖から上河内

9/2 7:51

茶臼小屋で買ったリンゴ
美味しかった〜

9/2 8:29

途中の水たまりも輝く

9/2 10:07

この日が一番いい天気でした

9/2 10:59

希望峰
名前良いですね

9/2 11:36

歩いてきた道を振り返ります

9/2 11:51

茶臼に戻ってきた〜

9/2 12:16

これから行く道
上河内岳から聖、そして赤石までクッキリ

9/2 13:12

上河内手前の草原

9/2 13:27

上河内岳は良い山容でした
女王然としたたたずまいに惚れました

9/2 13:30

竹内門

9/2 14:28

上河内岳ゲット！

9/2 14:28

そして次は聖が招きます

9/2 14:41

行くぜ！

9/2 14:56

ナナカマドの実が色づく
もう少ししたら紅葉ですね

9/2 15:13

ここから聖平へ下降
重い荷物に下りはキツイ

9/2 15:21

上河内岳
南ア南部の女王様と、名づけます

9/2 15:26

聖が間近に
圧力・迫力に感動です

9/2 16:32

やっと来ました聖平

9/2 16:40

やった〜
聖平名物「ウエルカム・フルーツ蜜豆」
ものすごく美味しい

9/2 17:09

そしてご褒美のルービー

9/3 5:08

■4日目■

今日も長い道のり

9/3 6:45

奥茶臼方面

9/3 6:54

小聖

9/3 8:16

そして聖
正確には前聖岳
奥聖岳はパスしました

9/3 8:31

一瞬青空が開けます

9/3 9:43

赤色チャート盤岩露出地
このあたりの下りはきつかった

9/3 10:48

兎岳避難小屋
古い感じですが中は改装されていました
でもドアは閉じない様子

9/3 10:57

この山行
前半は良く晴れてくれました

9/3 11:10

兎岳！

9/3 11:48

兎を振り返る

9/3 12:23

そして小兎
小兎だけあって可愛いお山です

9/3 12:33

中盛丸山
晴れているので気持ちも乗ってきて元気よく登ります

9/3 13:29

山頂は好展望でした

9/3 13:30

聖、赤石そして中岳

9/3 13:31

来た道、聖から兎

9/3 13:32

赤石アップ

9/3 13:32

中岳アップ

9/3 13:32

そして鉄兜
塩見まで見えてきました〜
待ってろよ！！

9/3 13:47

いやあ、イイ空です
台風の影響かクリアな空色が多かった

9/3 14:03

百間洞へ下降

9/3 17:46

百間洞山の家

9/4 5:15

■5日目■

だんだん日の出が遅くなってきています

9/4 5:37

赤石への登り
肩のあたりから中央アルプス

9/4 6:14

その向こうに御嶽山

9/4 6:15

そして穂高・槍

9/4 6:42

ここまではまだ晴れていました

9/4 6:42

塩見もかなり近くに見えます

9/4 6:43

百間平の気持ちのイイ尾根歩き

9/4 7:25

そして見えてきました
赤石、斜面のトラバース道

9/4 8:03

段々と・・・

9/4 8:33

赤石避難小屋に着くころにはすっかりガスって来ました

9/4 9:02

赤石岳

9/4 9:12

チシマギキョウ
美しく大きな一輪でした

9/4 9:41

小赤石岳

9/4 10:45

大聖寺平のケルン

9/4 12:31

大聖寺平から暫くトラバース下降で荒川小屋

少し雨に降られて体温も下がってきました
ここで大判焼きをいただきました
「荒川小屋」の印、それに煎茶！
なんとも優雅でホッコリするひととき

9/4 12:31

小屋を出るころ晴れてきました

9/4 12:33

このあたりのコゴメグサはピンクが強い

9/4 12:59

荒川小屋を後にしました
当初予定ではここにテント泊のつもりでしたがもう少し足を延ばして中岳避難小屋に泊まることにしました

9/4 13:14

ガスったり

9/4 13:39

晴れたり

9/4 14:20

そして雨に降られたりしながら中岳到着
このころ雷鳴が遠くで鳴っていました

9/4 14:22

やっとたどり着いた中岳避難小屋
この日の宿泊は私1名
小屋番さんと色んな話をして過ごしました

9/4 16:20

夕方、また晴れてきました
雨上がりの空はクリアで美しい

9/4 16:21

3000m

9/4 16:25

雲上からの眺め

9/4 16:33

そして悪沢岳が夕陽に染まってきます

9/4 17:55

これから行く先もくっきり
左から仙丈、塩見
右から農鳥、間ノ岳、三峰
そして真ん中の奥の奥、貴公子甲斐駒
白い山肌を夕陽が赤く染めて気高い美しさ

9/4 17:56

悪沢と富士

9/4 17:57

悪沢アップ

9/4 18:01

積乱雲に沈む夕陽

9/4 18:01

地獄の門のような、それでいて美しい雲の造形

9/4 18:05

静かに暮れ行く雲海の富士
なんとも贅沢な時間でした
荒川での絶景の夕刻は心に残りました
しかも、それは翌朝も続きました〜

9/5 5:07

■6日目■

まずは空身で悪沢岳へ
暗い時間に起き始めるときれいな星空が広がっていました

9/5 5:18

赤く染める雲、そして富士山

9/5 5:26

岩肌には段々と秋の色が広がっています

9/5 5:34

塩見への道にも陽が届く
今日はこの尾根を歩きます

9/5 5:46

イワベンケイ
受粉すると赤くなる、と今年初めて知りました

9/5 5:49

このお花、初めて見ました
イワツメクサとは違う

9/5 6:03

台風の影響でしょう
雲の動きが早くどんどん変化します

9/5 6:04

そして荒川東岳、悪沢岳です

9/5 6:06

帽子のような雲

9/5 6:07

富士山に雲がかかっています
美しいですが、これは天候が悪くなる雲
・・・のはずです

9/5 6:07

いまはものすごくクリアな空
宇宙の青さとはこんな青なんでしょうか

9/5 6:13

カッコつけてみました！

9/5 6:14

ベルーガ雲

9/5 6:20

中岳への戻りに初めての体験

9/5 6:24

ブロッケン出現！

9/5 6:25

しかも虹色ブロッケン！！！
昨日の夕刻から奇跡が続いています
・・・雨男の私にとっては

9/5 6:34

中岳もなかなかいい山容です

9/5 6:53

目指す塩見〜仙丈ケ岳もクッキリ見えています

9/5 8:35

前岳
これで荒川三山完了！

9/5 8:41

前岳からの下りは崩落の縁を渡る道
注意しながら進みます

9/5 8:48

なかなか雰囲気がありますね

9/5 8:53

そしてまたブロッケン〜

9/5 9:19

小広場への下りのガレ場

9/5 9:47

烏帽子が見えてきました

9/5 10:11

オオシラビソの美しい森の中を進む

9/5 10:41

高山裏へ向かう途中の水場
よく出ていました

9/5 11:01

高山裏避難小屋も営業終了
でも開放されています

9/5 12:24

板屋岳

9/5 13:53

クロマメノキ
何回か味見しましたが、まだ酸っぱいです

9/5 15:09

小河内岳

9/5 15:09

当初の予定ではここで一泊でしたが先に進みます
周りに何もなく朝陽がキレイに拝めそうな小屋
いつかここには泊まりたい

9/5 16:17

烏帽子まで来ました

9/5 17:35

そして三伏峠到着〜

9/6 4:50

■7日目■

今日は暗いうちから出発
水場でしっかり給水してから塩見に向かいます
三伏峠から水場へは結構時間がかかります

9/6 5:41

三伏山

9/6 7:30

この日は雨

9/6 9:20

塩見小屋に着くころ風が強くなってきました
体が甘いものを求めていました
アンパンと砂糖をしっかり入れたコーヒーをいただきます

9/6 10:12

ガッスガス＆ブローのなか塩見へ
でも不思議と不安はありません
大好きな山だからでしょうか？

9/6 10:19

もう少しです

9/6 10:54

西峰

9/6 10:59

そして塩見岳・東峰

9/6 11:02

やったー！

9/6 11:06

さきへ進みます
振り返って東峰

9/6 11:14

こんなペイント助かります
よ〜く分かります

9/6 11:51

北俣岳分岐
蝙蝠方面もいつか行ってみたい

9/6 12:55

横目で白河内、黒河内を見ながら

9/6 13:00

ダケカンバの畑のよう

9/6 13:07

疲れてくるとこの花・葉を撫でて匂いを嗅いでリフレッシュ！
イブキジャコウソウ

9/6 13:11

北荒川岳のキャンプ場跡
崩落して埋まった感じがよく分かりました

9/6 13:27

オオビランジ
でしょうか？初めて見ました

9/6 13:39

熊ノ平の文字も見えてきました

9/6 15:14

クマです

9/6 15:36

出た〜
はぐれメタル！！

9/6 16:42

熊ノ平小屋
テン場も雰囲気が良かったです
残念ながらいっぱい降られましたが

9/7 5:40

■8日目■

この日はゆったりペースの日
両俣まで

9/7 6:12

朝一は曇っていましたが

9/7 7:05

徐々に青空が広がる

9/7 7:06

三国平からの道はとってもクリア

9/7 7:06

見えてきました農鳥岳
カッコイイ！！
大好きな山です

9/7 7:08

さあ、三峰へ

9/7 7:31

この先2年前に仙丈からの仙塩をやった際にあきらめた道
さあ、リベンジです！

9/7 7:37

三峰から間ノ岳への尾根もイイですね

9/7 7:51

農鳥、男前です

9/7 8:11

岩稜の道は楽しく登れました
三峰岳！

9/7 8:11

これもやってみたかった〜

9/7 8:16

中白根の向こうに盟主・北岳

9/7 8:23

両俣へ下降します

9/7 8:27

三峰
晴れていると楽しい山でした

9/7 9:38

両俣の道標が出てきました

9/7 9:40

出たーマジックマッシュルーム？？

9/7 10:22

倒木ゾーンの始まりです
この尾根は本当に人に会いません
この日も、翌日の仙丈ケ岳まで誰にも逢いませんでした
静かな道を楽しめます
南アルプスらしい静けさ、好きです

9/7 11:28

いよいよ野呂川越！

9/7 12:58

両俣の我が家

9/8 5:00

■9日目■

いよいよ最終日
しっかり登り、しっかり下ります
食糧も少なくなってザックも軽くなるにつれ楽に動けるようになってきました

9/8 5:41

天気はあまり良くなさそうです

9/8 6:06

両俣から野呂川越までの急登も標準タイムでクリア
調子いいです

9/8 6:49

横川岳

9/8 7:14

一瞬の陽の光も

9/8 7:29

見えてきましたよ〜
女王・仙丈ケ岳
馬鹿尾根とも言われる尾根ですが結構楽しく登れました

9/8 7:33

独標

9/8 8:16

伊那荒倉通過〜

9/8 9:07

2年前経験不足でビバークした場所
今回の山行ではしっかり営業小屋テン場・避難小屋までたどり着く計画を実行できました

9/8 9:18

台風の影響で雲が近づいてきています

9/8 9:20

大仙丈への登りが見えてきました

9/8 9:22

仙丈ケ岳から大仙丈カール

9/8 9:49

振り返るとアップダウンの尾根

9/8 9:54

天気が悪いと出会えますね
雷鳥さん

9/8 9:55

ファミリーで5羽いました
現象が言われますが安心します

9/8 10:27

一瞬の青空
この日はこの瞬間だけ

9/8 11:00

大仙丈ケ岳

9/8 11:15

さあ、あとは仙丈ケ岳だけです
何だか終わりが近づいています

9/8 11:34

仙丈ケ岳
残念ながらガス＆ブローです

9/8 11:35

ここでもイワヒバリの幼鳥が出てきてピヨピヨと遊んでいました

9/8 11:50

北沢峠の文字が

9/8 12:18

小仙丈

9/8 12:57

五合目

9/8 13:37

どんどん下って二合目

9/8 14:02

そして到着しました
9日の道程
長くもありで、でもあっけなく終わった感じもしています

9/8 14:15

なんと！
台風13号の影響で広河原から甲府方面通行止め
そのため北沢峠から広河原も運休です
伊那市側はバス運行していました

結局、仙流荘に下りて宿泊
久しぶりのお布団は気持ちよかった〜

9/9 7:24

もう秋です

9/9 8:51

バスを乗りついて伊那市駅へ
帰りも青春18切符！

9/9 8:53

ローカル線の旅

9/9 11:12

長野色211系
小淵沢で乗り換え〜

9/9 11:12

アルクマのラッピングでした
JR帽のアルクマ、可愛いです

9/9 11:17

丸政の鳥弁当
これ大好きです
鳥づくしでつまみにもなりますよ

9/9 11:17

そして井筒ワイン
たまりませんね〜〜

9/11 13:58

この夏大活躍した「青春18切符」
7月から9月までよ〜く使いました！
雨飾山、巻機山、白馬からの栂海新道
そして今回の南ア縦走
旅の思い出です

撮影機器：

TORQUE G01 au 京セラ

Optio WG-2 ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツx3 Tシャツx2 ズボンx2 靴下x3 下着x2 グローブ ダウン上下 雨具上下 ゲイター 日よけ帽子 下山後着替え（ズボン・長袖シャツ・Tシャツ・下着） 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 ガスカートリッジx2 コンロ シェラカップ ライターx2 地図（25000分の1地形図・山と高原地図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ AMラジオ 予備電池（単3ｘ2・単4ｘ6） 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 虫除けスプレー ハッカ油 ロールペーパー 保険証 スマホ（GPS記録・電子地図アプリ） スマホ充電池（合計30000mAh） 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント（ステラリッジ#1） テントマット シェラフ（ダウンハガー#3） シェラフカバー ナルゲン水筒（1.5Lx2・0.8Lx1）

備考

・中間着(ソフトシェル、フリース等)があった方が良かった。保温性ではダウンジャケットやレインウェアでも足りるが、乾燥しやすさなどの気楽さでは中間着の方が上
・着替え持参も途中で洗濯できたため替えたのは１回。もう少しコンパクトにできる
・食糧の詳細
<http://www.yamareco.com/modules/diary/33306-detail-127846>

感想

ちょっこうさん

2年前の7月、海の日の連休
仙丈ケ岳からの仙塩尾根縦走を計画しました

「海の日の頃の山は荒れる」ことを知らず
また少し無理な計画とオーバースペックの装備
体力も消耗し撤退
いつかはまた来たい、と思っていました

＞
この春の東京転勤を機に頑張って山に入り続け、徐々に体力・脚力が回復
GW明けに行った国師で出会った現役登山部の学生が言っていた
「今年の夏は南ア全山やります」という言葉が頭に残っていて
いいなあ、とだけ思っていました

そのあと霞沢、谷川主脈、北岳池山吊尾根と長い距離を
歩いて段々と自分も「南ア縦走」のロングをやってみたくなってきました
仙塩を含む長い道を目標に準備してきましたが、盛夏の栂海新道完歩で
いよいよ決行する決意をしました

＞
目標は北沢峠〜畑薙
問題は畑薙のアクセス
休みの取れた9月上旬では、公共交通機関は営業を終了するため
ぎりぎり8月31日の静岡駅発で畑薙第一ダム行きのバスを予約
そこから北沢峠を目指すことにしました

装備も食糧だけで5kg
水もフル給水で約4L
初日の登りでは25kg以上

2日目の光岳小屋までは本当に辛かった
茶臼までの登りと光岳までの長い道
そして重たい装備
2年前の苦い思い出が頭をよぎりますが
今回は体が頑張ってくれました

＞
1日毎に約400gづつ減っていく計算
3日目からは少しづつザック重量も減っていき
段々と楽しい道行きとなっていました

とくに晴天の青い空に映える大きな山々
聖・赤石・荒川・塩見・仙丈と次々に現れます
そして台風の影響でガスやブローに閉口しながらも
逆に晴れた時の雲上の雲の造形やブロッケンなどの自然現象など
想定外の絶景に心が奪われました
※詳しくは写真のキャプションをご参考ください

＞
擦り傷や打ち身など小さいものはありましたが
ずっと体調もよく無事に山行を終えることができ
一つの夢が叶いました

このあと、こんなに長い山行をすることはないと思いますが
計画・準備・実施という山行の全てのプロセスで少しは知恵が
ついたのではと思っています

＞
あと「青春18きっぷ」
7月下旬から9月上旬まで今年の夏山行に大活躍してくれました
鈍行のローカル線
不便ですがゆっくりと時間を使う旅の贅沢さも実感しました
これだけは来年もやってみたい

苦しくも楽しいロング縦走
心・体を開放した自由な9日間でした

コメント

today

拍手です！！
naoyk さん　　こんばんは
スゴイですね・・・。拍手です！！
気持ちだけではとてもできないロング縦走！！
かと言って、気持ちがなければ続かない！！
そんな思いにさせられました。
写真を見ながらワクワクさせてもらいました。
ありがとうございます。
そして、お疲れさまでした！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　.

ちょっこうさん

Re: 拍手です！！
TODAYさん
おはようございます〜

コメントありがとうございます！！
今年は長い夏休みがとれて
天候にも(？)ある意味恵まれて
とても思い出深い山行となりました

ご指摘のとおり
気持ちもからだも両方必要でした
でも最初は荷物も重く
高度も稼がなきゃいけない
「行けるのか？オレ？？」
という感じでした

でも
畑薙・椹島に降りても
交通機関は今シーズン営業終了
ある意味腰を据えて
と、いうより腹をくくって
先に進めました

レコにも書きましたが
荷が軽くなってくると
楽しさも増してきて
最後は降りたくないような
そんな気持ちに

いつかまた
心に残った山々に戻ってきたいと
思っています

それでは！

Mt221

素晴らしすぎる〜！
naoykさん、こんばんは。
待ってました〜！！！といいつつ、とんでもなく遅コメ失礼します。
チラ見ではなく、じっくり、ゆっくり堪能したい！と思っていたら、こんな遅くになってしまいました(^^;

やっぱり南ア、最高ですね〜。
いつか見た景色も、いつか見たい景色も、存分に堪能させていただきました。
今更ですが、本当にお疲れ様でした！＆素敵なレコ、ありがとうございました！！

きっといつか私も♪

ちょっこうさん

Re: 素晴らしすぎる〜！
Mt221さん
こんばんは〜

コメントありがとうございます！
ホント、南ア最高でしたよ

いろんな感覚を感じました
山のスケールの大きさ
森の深さ静けさ
台風の影響
自然の造形や現象
全部南アなんですよね〜〜

Mt221さんも
いつかこの稜線歩き
行ってみてくださいね
とても幸せな気持ちになれますよ〜〜！

それでは(^^)