焼岳・槍穂縦走


- GPS
- 53:15
- 距離
- 40.7km
- 登り
- 3,366m
- 下り
- 3,355m
コースタイム
上高地西穂登山口分岐7:00−9:00焼岳9:26−西穂山荘12:05
中日
西穂山荘5:45−6:57西穂山頂7:08−9:27ジャンダルム9:37−10:18奥穂山頂10:37−12:43北穂山頂13:15−14:00頃長谷川ピーク14:15−15:20南岳小屋
最終日
南岳小屋5:35−7:25槍山頂−槍山荘7:58−12:15上高地
天候 | 初日:雨のち曇り 中日:曇りのち晴れ 最終日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
初日の焼岳は翌日の足慣らしに登りましたが、北アルプス唯一の活火山であり、その噴煙とガス噴出の轟音には迫力を感じた。
出発時の天気は雨だったけど、焼岳山頂では晴れ間も見えてきて、なんとも運の良い事。
その日は、焼岳小屋に戻って一休みをしてから西穂山荘へ移動。そのルートが前日の雨で荒れていて、西穂山荘に着いた頃には足元がグショグショになってしまった。
ちょうど正午頃の到着とあり、同時にお腹もすいてきて、西穂ラーメンを食す。これがまた美味く感じたわけです。
時間もたっぷりあり、暇だったので、西穂独標へのピストンを試みる。翌日への更なる足慣らしです。荷物無しでタイムを意識してみた。西穂山荘からの登りは35分で下りは20分。登りはちょっと足が重かった。焼岳から山荘までの悪路で消耗したのだろう。
中日は今回の縦走のメインです。
2度目の西穂・奥穂そして大キレット超えの槍着を目指した。
槍まで行こうと思ったのは特別な理由は無いのだけれど、西穂山荘から槍岳山荘までを1日で縦走出来たというステータスを得たかったから。
で、早朝、山荘を出発し、順調に西穂〜ジャンダルム〜奥穂へついた。
実は、もう1つの目的として、昨年、同じ時、同じ稜線を歩いて、事故死した人のご冥福をお祈りし手を合わせたかったということ。これは達成出来た。
奥穂でお弁当を食し、奥穂山荘では休まず、から沢〜北穂の岩稜を抜け、昼食後に大キレットに挑んだ。正直言うと、その頃、けっこう疲れていた。・・けど、気合で乗り越える。
途中、長谷川ピークで一休み。そこで会った人と話し込んでしまい、槍行きに暗雲。
とりあえず、南岳まで行った。そこで、大キレットの夕陽がとても綺麗だと教わり、迷いが生じる。…時間的には槍まで行けたんだけど、それを見たくなったのでこの日は南岳小屋に泊。南岳小屋は案外空いてると予想してたんだけど、蓋を明けてみたらとんでもなく混んでいて、畳1畳に3人という密着度100%、不快指数100%・・・結局寒いのを覚悟して、1人、寝袋に包まって廊下で寝た。・・・とはいえ、寒いし、痛いし1睡もできなかったけど。
最終日の南岳のご来光は素晴らしかった。ホントに素晴らしかった。
それを横目に槍を目指す。
槍岳山荘から槍山頂への鎖場、ハシゴ場は予想していたより渋滞はなく、槍穂縦走完遂!(前穂は行っていないが)
翌日の悪天による下山客が上高地に殺到してのバスターミナルでのバス待ち、そして道路の渋滞を避けようと、槍からはダッシュで下山。
で、なんとか待ちも渋滞もなくスムーズに帰宅できました。
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