槍ヶ岳 ~裏銀座縦走~
- GPS
- 21:54
- 距離
- 54.8km
- 登り
- 4,285m
- 下り
- 4,175m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 3:42
- 合計
- 7:34
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 8:01
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 8:24
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:32
横尾から上高地バスターミナル間は通常3時間程度掛かりますが、一本早いバスに乗るため一部走ったため、2時間以内のタイムとなっています。
天候 | 初日:雨のちくもり、2日目:くもり、3日目:晴れ、4日目:くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・JR 信濃大町駅まで自家用車で移動 ・タクシーで七倉山荘へ (所要時間40分ぐらい) ・七倉山荘前のゲート開門後、さらにタクシーへ高瀬ダムへ (所要時間15分ぐらい) ※アルピコタクシーを予約したところ、七倉山荘で乗合タクシー待ちの列に並びなおすことはありませんでした。 ※ゲートの開門時間は時期によって変わります。詳細は下記をご確認ください。 https://kanko-omachi.gr.jp/news/68004/ ■帰り ・上高地バスターミナルからバスでアルピコ交通 新島々駅へ ・新島々駅からアルピコ交通上高地線(電車)でJR松本駅へ ※上高地から松本駅まで電車の乗り継ぎ待ち時間も含めて今回は2時間程です。 ・松本駅からJR大糸線で信濃大町駅へ行き車を回収 ---------- ■料金 大町市営駅前駐車場:時間、日数にかかわらず上限 1.500円 タクシー:信濃大町駅 → 七倉山荘:7.040円 七倉山荘 → 高瀬ダム:2.340円 ※乗合の有無にかかわらず固定料金 ※PayPay等の各種QR決済が使えましたが、高瀬ダムは圏外の為、七倉山荘にいるうちに決済する必要があります。ドライバーさんに相談してください。 バス → 電車:上高地 → 新島々駅 → 松本駅:2.710円 電車:松本駅 → 信濃大町駅:680円 ※Suica使用不可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年の大雨等の影響で荒れている箇所、崩落個所はありませんでした。 西鎌尾根は左俣乗越-千丈乗越間は切れ落ちた鎖場を通過する箇所があります。 雨天時は注意が必要です。 南岳手前 氷河公園分岐から天狗原への下りは、稜線からの下り始めはやせ尾根の急な下りの為、通過の注意が必要です。 |
写真
感想
9月9日(木)の仕事終了後、急遽11日-15日で休みを取れることになり、予てより目標にしていた裏銀座からの槍ヶ岳へ挑戦することにした。
本当は初日のみ野口五郎小屋泊としたかったが、すでにいっぱいで予約が取れなかった為、全工程をテント泊に切り替える。
水2Lと4日分の食糧を含め15kgの荷物を背負って登山開始。
テント泊自体が今年初だった為、三大急登のブナ立て尾根はちょっと心配だったが、何とか3時間程度で登れた。(感覚的には合戦尾根よりちょっと辛い程度の難易度)
■初日
ブナ立て尾根三角点あたりから久々の雨の山行になった。
小屋到着後、急いでテントを設営し、午前中は雨で停滞。昼過ぎに雨が止んだのをみて烏帽子岳までピストンし本日の工程は終了。
■2日目
3時頃に起床し、朝食を取りながらゆっくり撤収。5時前にスタート。
気温は5℃ぐらいだったかなぁ。テントの結露がきつかった。
日が高くなると西側からの強風に晒され(基本的に西側の斜面を歩くルート)、天気も終日くもりで、長袖のジャケットが脱げない寒い山行となる。
水晶岳を軽装でピストンし、たまらず水晶小屋であったかい力汁をいただく。
※ヤマレコのGPSは水晶岳周辺で少し狂っているようです。山頂にいてもその少し手前のピークに位置判定され、山頂到達になっていませんでした。
(「みんなの足跡」でも手前のピークに位置判定が集中しており、同じ症状の人が多いように見受けられます)
寒さでヘトヘトになり、多めに休憩を取りながら、なんとか鷲羽岳を超える。
三俣山荘が見えたときはほっとした。
三俣山荘はテント泊でも小屋の夕食がいただける。
名物のジビエシチュー定食をいただく。(ごはんおかわり自由)
寒い山行で風邪っぽい症状になったので、缶酎ハイを飲んで早々に寝る。
■3日目
3時に起床。気温は5℃ぐらい。
朝起きて風邪の症状が快復しており安堵する。
早々に撤収し、日が昇る前に三俣蓮華岳に向かうが、ご来光の方向を見誤ったのか、見逃してしまう。(槍ヶ岳と被って見えなかったかも)
双六岳へ向かう稜線の最中に、いきなり目の前に5匹の雷鳥が現れる。
こんなに大量に大人の雷鳥の群れを見たのは初めてだった。
西鎌尾根に入り、樅沢岳の山頂に到達したころから気温が上がり始めて久しぶりに上着を脱ぐ。
そこからはこの山行で最初で最後のジリジリとした夏らしい日差しに晒されながらの山行となる。
槍ヶ岳山頂に到達したときには快晴で、今シーズン最大の山行が最高の天候となり、感無量だった。
およそ141km先の富士山もはっきり見えた。
生ビールが最高に美味しい登山となった。
※槍ヶ岳山荘の酒類販売は14:00〜18:00まで。室内での飲酒は禁止。
※水の補給も18:00まで。テント泊者も有料(500ml/100円)
■4日目
強風の中でのテント撤収となる。
体力もコースタイムも余裕があったため、槍沢へ直接下りず、天狗原経由にルートを切り替える。
天狗池からの逆さ槍がきれいだった。
横尾に到着したのが12:00頃だったが、まだ体力に余裕があったため、14:05のバスに乗るため、少し走る。
結果的に13:50にバスターミナルに到着できた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する