受講者は定員40名のところ30名ほどでした。若い方や女性の受講者が多かったです。昨年も一緒だった茨城からの方が隣に座られ、私は忘れていましたが、声をかけられました。
講義は底角定理「2等辺3角形の底角は等しい」のいろんな証明の紹介と説明です。最初はユークリッド原論での証明、次に現在の中学校教科書での証明、その次にパッポスの証明でした。
ユークリッドの証明はまわりくどくわかりづらい感じで、パッポスの証明が一番簡潔明瞭でした。パッポスは三角形を裏返したものが合同だから底角は等しいと言う簡潔明瞭な証明です。
初日の午後はピタゴラスの定理(三平方の定理)の証明の紹介と説明です。久々にピタゴラスの定理の証明を見て懐かしかったです。証明は聞けばわかりますが、自分では昔も今も証明できません。
二日目はトポロジー(位相幾何学)の話です。丁寧な説明で内容はよく理解できた感じでしたが、イマイチイメージがつかめませんでした。
瀬山先生は昨年奥方を亡くしたり、自身の能力体力も衰えてきたとのことで、来年以降の面接授業は終わりにするつもりでいましたが、群馬学習センターからの強い依頼で4月にもう一回面接授業を行うとのことです。日程が合えば参加しようかと思っています。
群馬学習センターにはこの瀬山先生を担いだ数学同好会や吉岡教授を担いだ天文同好会があり羨ましい限りです。吉岡教授は私の卒業研究の指導教官で、今回久しぶりにお会いでき、少しお話をさせていただきました。
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