高血糖が血管や神経に悪影響を及ぼすのは、今までの糖尿病研究等から明らかで、出来れば薬は使わず糖質制限で血糖値を下げて安定させていくのがベストの選択だと考えています。糖質制限がしっかり出来れば血糖値が下がる以外にも色んな面で好影響が出てきますが、一つ気になっているのが血中ケトン体の上昇です。
糖質制限をしっかり出来ていると血中ケトン体が普通人より2桁近く多くなります。正常血糖値でケトン体高値は問題ないと江部医師は述べていて、私もそう思いますが、長期的(10年以上)にみて何か副作用は起きないのだろうかという心配があります。江部医師は縄文時代以前は実質、糖質制限になっていたので、長期的みても大丈夫との見解ですが、縄文以前の平均寿命の短さを考えると不安は残ります。
近代に入っての糖質制限による血中ケトン体高値の長期的な影響は江部医師本人やその患者さん、また釜池医師などの実績が最長期だと思いますのでせいぜい10年以下の実績しかありません。(江部医師も糖質制限8年とのこと。) 疫学報告もないので何とも言えませんが、10年は大丈夫そうです。ちなみに私の糖質制限歴は丸2年余です。
糖質制限を選んだのは自分の人生における、考えた上での決断です。ですので、それによって長期的に何か副作用が起きたにしても、致し方ないと考えています。明らかな高血糖の悪影響を逃れることの方が優先だとの結論です。20年も経つと平均寿命の年になりますし、その間に事故や癌で死ぬかもしれないことを考えると、「人事を尽くして天命を待つ」「人生万事塞翁が馬」でいくしかないですね。
縄文時代の平均年齢の低さは 新生児の死亡率が猛烈に高く
それが数字を押し下げていたことに起因していますし
そして40歳程度生きれば歯の欠損が原因で
ろくなものが食べられなくなって栄養失調で死亡ということなので
特に食物獲得プロセスが弥生時代ですら既に違う
縄文時代を引き合いに出すのは的外れだなあと思わざるをえませんが
それでも現代の冨栄養状態では糖質制限しても
まるで平気な気はします
たとえば糖質を制限しても糖類がOKとか・・・
q0u0pさん、こんにちは。
縄文時代以前は実質的に糖質制限食になっていた(採取狩猟生活)ので脂肪代謝が優先し血中ケトン体は高値になっていただろうとの推定から、江部医師は縄文時代以前を引き合いに出しています。真偽の程は誰にもわかりませんが。
現在の糖尿病治療はマッチポンプになっていて(薬を飲んで糖質を摂る)徐々に悪化して血管障害/腎障害/脳梗塞/失明等の重大な障害を来し亡くなっていく人が大多数です。
薬なしでHbA1cの値が5.0、空腹時血糖値が90以下に抑えられている現状から私にとっては糖質制限がベストの選択だと思っています。
糖質制限を始めて2年で体重8kg減、ウェスト8cm減、脂肪肝解消、肝臓指数正常化(アルコールは結構飲み続けています)などいいことずくめです。
食事も朝晩の1日2食、摂取糖質は1回10〜20g以下としています。穀類は基本的に食べません。山でも行動食はなしで8時間は歩けます。水と塩分は摂ります。非常食は以前はチョコレートでしたが、現在はマヨネーズです。
健康診断で糖尿病境界型に分類されたら是非糖質制限を試してみて下さい。現在の世の中では実行はかなり困難ではありますが。
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