脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす 増補版

「脳・心・人工知能　数理で脳を解き明かす　増補版」の著者　甘利俊一がユーチューブでインタビュー受けている動画を見て、面白そうな本だと思い、書店に行って買ってきてざっと読み終えました。

この本は全部で10章の構成になっていて、7章まではこの本の前身と同じ内容で、増補版で8章9章10章が付け加えられた形です。話はビッグバンから始まり、地球の誕生、生命の発生・進化を経て人間の脳の話に入ります。近年の生成AIの急速発展に伴い8章9章10章が加えられています。

たいへんわかりやすくて面白い本です。AIが意識を持つかどうかについてはたいへん興味深い話です。私の現在の感覚では、私以外の他人が意識を持つと認められるのと同等程度にAIも意識を持つのではと思っています。

生成AIに関連して深く学ぶために、放送大学でこの関係の科目「自然言語処理」を来期に履修予定です。生成AIの仕組みの研究が進むことで、人間の脳の仕組みが解明されていけば良いと思っています。