山を30年以上もやってますと、色んな道具類の変遷を感じます。特に登山時の下着です。38年前は登山用下着はなかったので、普通生活用のものから探すしかありませんでした。特に冬場(夏でも同じですが)は綿系の下着は不可との常識は成立していましたので、薄手の毛のセーター等を下に着ましたが、痒いとか、汗で繊維がフェルト化するとかの副作用もありました。
その後、アクリル系のラクダ下着(肌色の下着、今もあるかは不明)が出始め、これが結構、山では暖かいし、繊維のフェルト化もないので、結構、長い期間愛用していました。その後色々なうたい文句の化繊の下着が出始め、何種類も試しながら今にいたっています。
つい最近は、MATSUさんご紹介の、パタゴニアのキャプリーンのレイヤー4を買って先日の太郎山で試して見ました。確かに暖かく、その性か結構汗もかきましたが、今までのモンベルの下着と比べると汗で濡れた冷たさを余分に感じました。割と早くは乾きますが、今までの下着の方が良い感じです。色々、実際使ってみないとその性能はわかりませんね。
wakaさん今晩は
いくら高価高性能の肌着を着ても特性を理解せず、
たっぷり汗をかいていたら猫に小判でしょうね。
普及品でも特性、自分の体質を理解して着こなせば、
極限の世界でなければ十分使用可能だと思います。
キャプリーンの一番良い点は汗の拡散スピードが他のポリエステル製品より速い点だと思います。
水をかけてみれば、その差は驚く程違います。
以前私も日記でも書きましたが、これを着て大汗をかいた後に稜線上で風に吹かれるとすごく寒いです。
一気に乾くということは、それだけ気化熱を一気に奪われることなので、こういう速乾製品は上着などで乾燥スピードを調整してやる工夫が必要なのだと思っています。
30年前、ウールのセーターを使っていました。
現在、下着はメリノウールのTシャツとシルクのパンツ。
着心地優先です。
ちなみに1月の燕岳は、合戦小屋までは
Tシャツにウールのシャツと化繊タイツにゴアのアウターパンツ
合戦から上はゴアのアウターをプラスして往復しています。
できるだけ汗をかかないようにしています。
kidekiさん、
私はかなりの汗かきで冬で汗をかかないようにしたつもりでも、結構汗をかいてしまいます。登山用下着も何種類も持っていますので、TPOに合わせ使っていきます。
MATSUさん、
ご紹介していただきありがとうございました。何でも試してみたい性格なので、買ってみました。いろんな山で試してみます。
shigeさん、
メリノウールの下着は私も持っていますが、あまり使いません。パンツ(ブリーフ)は10年前位まで下界用の綿混のを使っていました。今はフェニックスとモンベルのブリーフを使っています。
wakaさん、こんばんは。
この時期、ユニクロのヒートテックを普段使用していますが、登山用の下着にも使えますよ。
保温性、速乾性があり普段着ていても違和感が無く、これで980円!
性能的にはスポーツブランド品には叶わないと思いますが、コストパフォーマンスで考えれば日帰り登山などには十分かと思います。
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