ビブリア古書堂の事件手帖 全巻読了

ビブリア古書堂の事件手帖の第1巻を読んでみて面白かったので、第2巻以降も古書等で買って第7巻までと最新刊の8冊目の後日譚を読み終えました。7冊を1週間ほどで読み終えました。久々の連作読破です。

ラブストーリーとして読むにはちょっと冗長な作品ですが、古書に関するミステリー小説としてはよくできていて面白かったです。また今回、この小説を読んで、いろんな有名古書に関する知識が得られましたが、そこに引用された原典を読もうという気は起きませんでした。

この作者の古書に関する見識はたいへん広いと感心しました。作者の見識が小説の主人公、栞子さんの見識になるわけです。