現代物理学の論理と方法

このところ放送大学の通常勉強も中休みになっていて、読む小説や見る映画もあまりなく、時間に余裕がとれるようになっていますので、昔、購入してあった大学院科目の印刷教材「現代物理学の論理と方法」を録音しておいた放送授業を聴きながら読み進めていくことにし、第1章「物理科学の基礎概念と方法1−物理学の基礎」を読み終えました。

この科目の講師は理論物理学の論文も多く出されている米谷教授で難しいことを簡単には説明してくれない先生ですが、第1章はついていけました。放送授業はラジオですので、数式があまり出てきませんので、私にはわかりやすい感じです。印刷教材の数式理解にはあまりこだわらずに読み進めていきたいと思っています。

第1章からのエッセンス命題：どの慣性系から見ても、同じく因果律が成り立つと要請するなら、光速を超える信号伝達は存在できない。