この7月末で旧ウォッちずの閲覧が終了し新ウォッちずのみの閲覧になりますが、この新ウォッちずには山屋にとっていくつか問題点があります。地図データの取得基準が変わり今まで表示されていたいくつかのものが表示されなくなっています。
例えば、送電線が表示されなくなっています。これは地図読みには重要なポイントだったのですが。その他になくなるものとして、記念碑/塀/採石地/1平方km以下の湖沼/高さ15m以下のダム/1000kw以下の風車/60m以下の煙突/等です。目視で地図読みをするための多くの目印が地図から消えて無くなっています。
また登山道も定期的に下刈等が実施されているものに限定されているとのことです。紙地図の販売の行方も不透明ですが、紙地図が継続販売されたとしても、その元になるデーターはこの新電子国土基本図ですので、上記のポイントはなくなることになります。
既に決定事項でどうにもなりませんが、今後はコンパスではなくGPSでの山歩きが基本になるのでしょうか。詳しい変更点については以下の国土地理院の資料をご覧ください。
http://www.gsi.go.jp/common/000054729.pdf
こんばんは、多くの位置情報がなくなるのは困りますね〜といいつつ、数十年前の地図をそのまま使っております
私も2万5千図とかはここ20年以上、買っていません。エアリアマップもたまに買い替えのレベルです。2万5千図が必要なエリアに行く時にはウォッちず経由のプリントアウトになりますが、その時の情報不足となります。ま、致し方ありませんか。
wakaさんこんばんは
確かに、印刷物としての地形図を購入することがほとんどなくなりましたが、やはり成果品としての完成された地形図は作り続けてほしい気もします。
国土地理院の資料はじめてみましたが、職人芸的な地図作成スキルが継承できないことも理由に盛り込まれてましたね。ただ、数値化することを最優先にし、視覚化された地図の情報が少なくなってしまうのは、地図読みとしては寂しい感じがします。
wakaさんが言われるとおり、送電線が消えてしまうのは、山行利用にはかなり痛手ですね。
もっとも私の地元では、原発・火力ともに止まってしまい、「通電あり・なし」で送電線の線種を変えたらなんて思っていたのですが、余計な心配でしたね。
ただ、送電線表示の廃止理由が
「資料収集等の問題もあり,完全なる送電線ネットワークの整備が困難であるため.」
というのが意味ありげで・・・、原発の場所をあいまいにするためとか?
実際問題として、情報の取得が後手後手になり、図葉が変わると突然送電線が現れたりすることもあるので、正確を期すためには致し方ないのかなとも思います。
marunaさん、こんにちは。
私の地元、上田市の市民の山、太郎山の周辺の地図を見ると、今まで何本も表示されていた送電線がきれいに無くなっています。登山道も表示が無くなっているのがあります。実際はしっかりした登山道がありますが。
目で見てあれだけ目立ち、かつ沢山ある送電線や鉄塔の地図表示が全くないのはいただけません。marunaさんも手持ちの2万5千図と新ウォッちずとを見比べてみて下さい。
wakaさん こんにちは。
そうなんですよ。電子国土になって、道路などは見やすくなりましたが、送電線が消えてるのは、誤植と思った位でした。位置確認には、重要なポイントだったのに、なんで省略したんでしょうね。
miccyanさん、こんにちは。
地図を使う人の立場でものを考えていないことが明らかですね。お役所仕事です。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する