翻訳書簡 「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅

NHKのラジオ英会話のテキストに2年に渡って連載されていた「翻訳書簡　「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅」が1冊の本にまとめられ先月末に出版されました。税抜き1600円と安くはない本なので、書店で見てから買うかどうかを決めようと思い、書店に行きました。

ラジオ英会話テキストの近くにあるかと思って探しましたがありません。新刊書コーナーを見たら2冊置いてありました。ざっと中身を見たら、持っていて損はない本と判断し、購入しました。

この本は朗読音声がダウンロード出来るとありましたので、NHK出版のサイトからダウンロードしました。パソコンでダウンロードするにはNHK出版でメールアドレスで登録して、それからダウンロードになります。Zipファイルでのダウンロードで解凍するとMP3の音声ファイルが56個入っています。上白石萌音さんによる翻訳朗読、ネイティブによる英文朗読と、最初と最後の2ファイルずつ萌音さんの英文朗読が入っています。

「赤毛のアン」は数ヶ月前にナビつき洋書シリーズの古書を買って読み始めたのですが、ちょっと古い文学特有特有と思われる知らない単語が多すぎて、巻末の単語帳でも調べるのが大変で2分冊の1冊の半分くらいで挫折してました。

この「翻訳書簡　「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅」なら各回ごとに語注もあり、萌音さんの翻訳(変遷)、河野先生のお手本翻訳もあり、更に音声ファイルもあるので、読みきれそうな感じがしてます。