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2005年の生存曲線のデータから55歳まではほぼ100%近い人が生存していますが、85歳を過ぎると生存率が急激に下がって(つまり死亡率が急激に上がって)います。ですので85歳位が全体的に見ての寿命と言うことが出来ます。
生きていても寝たきり等では良くないので「健康寿命」という考えが導入されています。「健康寿命」とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できている状態」と定義されていて病気は持っていてもほぼ自立した生活が出来ている状態です。
この健康寿命の平均値は2019年の値で女性が約75歳、男性が約73歳と発表されていて平均寿命より男女差は少ないです。これから平均不健康生存期間は女性が12年、男性が8年となります。
私も運良く男性の平均健康寿命を超えて、いまのところ持病はあるものの水泳や登山、放送大学等での学びができ、自立して生きられていますが、平均寿命まではあと8年というカウントダウンに入っています。そして生存曲線からの全体的寿命の85歳までに12年となっています。
統計上ではなく個別の人では明日何が起きるが分からず、近い将来に鬼籍に入っているかもしれませんが、いままで幸せに生きてこられて良かったという実感はあります。85歳までは水泳、登山、放送大学等での学びが続けていられれば、なお一層充実した人生が送れたと思えるでしょう。
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