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半月には上弦と下弦がありますが、これの区別は半月が沈む時の弦(直線部)が上にあるか下にあるかで決められています。上弦の月は太っていく月、下弦の月は痩せていく月です。
普通半月を見ている時はたいてい上弦の月です。何故かと言うと、上弦の月は夕方に南中、深夜0時に月の入りで、下弦の月は明方に南中、正午に月の入りなので普通の生活では上弦の月を見ることになるからです。
古代ギリシャのアリスタルコスはこの半月を使って月と地球の距離と地球と太陽との距離の比を測定しました。半月の時は月−地球−太陽を結ぶ3角形は月を直角とする直角3角形になり、この時の太陽の離角を測定できれば上記の比が求まります。
アリスタルコスはこの角度を87°と測定し太陽までの距離は月までの距離の20倍と計算しました。実際は離角は89°50′で390倍になり、値とすればだいぶ違いますが、発想は素晴らしいです。半月を見るとアリスタルコスを思い出します。
wakaさんおはようございます。
アリスタルコスの話は面白いですね。天動説の時代でもそういう考え方ができた訳ですね。素晴らしいですね。
私の日記やヤマノートでも書きましたが上弦や下弦の上と下は上旬や下旬という意味らしいですね。弦というのは弓の弦ではなくて半月そのものを意味するらしいですね。つまり、上弦の月というのは上旬の半月という意味らしいです。日にちとしては7日とか8日になるんでしょうね。
どちらにしても下弦の月が上ってくるときは弦は上を向いていますので間違えやすいですね。私は0系新幹線が空を走る前後の形で覚えるようにしたらバッチリになりました。上弦の月は先頭ですので右が丸くなる訳です。
古代ギリシャでは必ずしも天動説が主流ではなかったようです。天動説全盛は中世ヨーロッパですね。
上弦の月は上旬の半月ですか。太陰暦だとピッタシになりますね。
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