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映画のメイン舞台は雨の新宿御苑の東屋です。雨の日の午前にはいつも学校をサボってここに絵を書きにきている主人公はある日、朝からここでチョコレートをツマミにビールを飲んでいる若い女性に出会います。
「どこかでお会いしましたか」と尋ねると女性はそれを否定し、万葉集の短歌 「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」 を言い残して去っていきます。
その後、何度も雨の東屋で出会い、お互いに惹かれていきますが、この女性が自分の学校の古典の元先生だったことが判明し別れがやってきます。最後の東屋での出会いの際に主人公は上の短歌の返歌「雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも 我は留らむ 妹し留めば」を彼女に返します。
映像がとても綺麗でたいへん素晴らしい映画でした。46分という短編なのでまだBDには落としていませんが、他の何かと合わせBDに保存して永久保存版にします。
http://www.kotonohanoniwa.jp/
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