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・ 中仙道柏原宿と昔話絵本のなかの地図に、地形図にもない小さな山の名前が全部載っていました。
写真1 柏原保育園編集の絵本 「ふるさとだいすき!柏原学区の昔ばなし」
写真2 絵本の中の 中仙道柏原宿と昔話の地図
写真3 国土地理院オンラインの3Dマップ
・ 3Dマップの山名を書いておきます、( 一応ヤマレコの日記とゆうことで。)
左から順に … 清滝山、丸山、向山(成菩提院の裏山)
右手前 … 野瀬山、その奥(北)は大峰山、
バック正面遠景 … 伊吹山、左は七尾山です
/ 数え歌とむかしばなし /
(一) 一番はじめは 一里塚 (こかわの関の一里塚)
(二) 二国の長比(たけくらべ)( 野瀬山の長比城跡 )
(三) 山門 龍の彫り ( 向山 成菩提院 )
(四) 幸せ 笠地蔵
(五) 石組み 乳地蔵 (東山道峠のお地蔵さんの話)
(六) 迎える 福助さん(伊吹もぐさの亀屋左京の話)
(七) 涙の具行さん(北畠具行と京極卿)
(八) 薬師の 如来像
(九) こかわ(小川)の関の跡
(十) 塔の特源院 (三重の塔)
/ 中仙道と東山道 /
・ 地図オタクのわたくしめとしいたしましては … 写真2の里の地図で、実線の中仙道と点線の東山道がわかれているところに興味を持ちました。
( 私は大垣生まれの大垣育ちで、ご幼少時代?のほとんどを大垣ですごしましたので、中仙道はよく耳にしていましたが、東山道はなじみがなく、柏原で初めて名前を聞きました。)
( 岐阜や大垣では、その2つの街道はほとんど重なっている為に、あえて東山道を区別してとりあげる感覚(必然性)がなかったのでしょうが、この(山東町)柏原ではルートが異なっていますし、大田のあたりも違うルートになっているところがあります。)
・ 2つの違いは、中仙道も東海道も江戸が起点ですが、東山道は東北までのスケールの大きいものです、そしてもっと大きな違いは2つの時代背景が異なっていることです。
東山道は7〜8世紀の時代に7街道として、それぞれ30里(16km)くらいの間隔で駅が設けられていて、乗り継ぎの馬が10頭ほど配置されていたようで、交通の拠点でかつ情報伝達の拠点でもあったようです。
比べて中仙道は16〜17世紀で、江戸を基点の5街道が整備され、中仙道は東山道をベースに関所と宿場が作られていて、こちらは、それぞれの流通にチェックポイントを設けるのが主体のように感じます。
( 私の勝手な解釈かも知れません … )
( お話の時代背景が異なっているところから、上記絵本の中の「寝物語の里」のにも、時代の異なる2つのお話が載せられていて、挿絵などの違いもそんな視点で見てみると、とても興味深いところがあります。)
link- wikipedia- 東山道 -
http://www.wikiwand.com/ja/%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E9%81%93
link- 岐阜県古代史事典 / 岐阜県古代の道路 --
http://www.tokyocactus.org/mino/minoroad.html
link- 東山道について(ふるさと栄会)--
http://www.sakaekai.net/pageR3.html
link- 柏原の3dMap --
http://maps.gsi.go.jp/index_3d.html?z=13&lat=35.373794523721&lon=136.40264511108398&pxsize=1024&ls=std%7Crelief_free%2C0.71%7Cslopemap%2C0.43&blend=10&relief=00G2DB4B4G36G37ACA8G6BG40A39CGA1G4A9B8FGD6G549283G10CG5D8A77G141G67816BG177G71795FG1ADG7A7052G1E2G846846G218G8D5F3AG24DG97572EG283GA14E21G2B8GAA4615G2EEGB43D09GGB43D09#&cpx=0.000&cpy=-100.000&cpz=100.000&cux=0.000&cuy=0.000&cuz=1.000&ctx=0.000&cty=0.000&ctz=0.000&a=1&b=0&dd=0
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( 長くなってしまいましたので、2つの「寝物語の里」のお話は、次回に ・・・ )
makobeさん、こんにちは。
柏原の里山地図、興味深く拝見しました。私は清滝山と北畠さんの墓所しか歩いたことはありませんが、頂にはちゃんと名があるんですね。当たり前かもしれませんが、それを保育園が絵本の中に、それも昔話や歴史的なことも含めてまとめている、ということに驚きます。中山道の宿場として歴史ある町ならではだと思います。
YAjinomoto さん こんにちは
いつもコメントありがとうございます。
次回は2つの「寝物語の里」のお話について書いていこうと思いますが、YAjinomoto さんの行かれた、北畠具行さんと京極氏の話も、いいお話で大好きなんで、機会があれば紹介してみたいです。
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