写真1上段: 2枚の写真を単純合成した場合のイメージ。
写真1下段: 2枚の写真を合成するときに「ワイド補正」を指定したとき。
写真2: 単純合成でえられた画像
写真3: ワイド補正した画像
・ 2つの加工の違いはわずかですが、不思議なことに、補正をかけたほうが水平線のゆがみが少なくて自然に見えてしまいます。
・ 実際の物体や景色をカメラで平面に撮影すると、距離の遠い場所は小さく、反対に近い場所は大きく写ります。
( たとえば長方形の高層ビルを下からカメラで撮影すると、上のほうが細くゆがんで写ります。これを、ビルの形がまっすぐ平行な四角形として写すには、「あおり」機能を持った特殊なレンズで撮影します。すると、細くゆがんでいたビルの上のほうまで、まっすぐな形の写真にできます。)
・ おもしろいと思ったのは、ゆがんでいるのが自然に写したもので、まっすぐきれいに写っているのが、補正をかけてゆがめたものであることです。
・ このワイド補正機能をつかって、3Dマップの遠近で大きさが異なったり、場所で方角が変わったりするのを、全部を平行な空間として、まっすぐ見ることができると思っていろいろ画像を加工してみました。それが、前回の日記の、「なんちゃって3Dマップ」です。
( 結局3Dのままで、きれいな碁盤の目にあわせることはできませんでしたので、前述の2D地図を、X軸とY軸の平行四辺形の平面にはりつけることで、いかにも3Dッポイ地図にみせることしかできませんでした。 )
日記: 地図が面白い! 「なんちゃって3Dマップ」の、すゝめ。 2020.09.30
https://www.yamareco.com/modules/diary/173565-detail-220609
<追記>2020.10.02
注: 見本の写真は、各務原権現の二つ岩からの展望です。
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